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田中角榮元首相は、物を所有することに一切こだわらなかった。だが娘の田中眞紀子氏によれば、唯一、腕... 田中角榮元首相は、物を所有することに一切こだわらなかった。だが娘の田中眞紀子氏によれば、唯一、腕時計だけは大切にしていたという。なぜなのか。5月4日の誕生日にちなんで、「角さん」と親しまれた角榮氏のエピソードを紹介しよう――。 ※本稿は、田中眞紀子『角さんとじゃじゃ馬』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 アメリカ留学する娘に“お守り”の腕時計 「人の一生は誰にとっても一度しかない。その人生をいかに充実して生きるかは、ひとえに時間の使い方にかかっている」 これが父の口癖であった。 時を大切にするとは、とりもなおさず、時間を気にする習慣を身に付けることであり、そのためには時計自体が正確に時を刻むことが、肝心である。以下に記すのは、現代のようにデジタル時計が発達していなかった、一九六〇年代の出来事である。 私が十代でアメリカへ留学すると決まった時、父は銀座四丁目にある天賞堂という時