【メディア解説】大阪で立ちんぼ61人逮捕！売春防止法についてアトム法律事務所の弁護士が解説

【メディア解説】大阪で立ちんぼ61人逮捕！売春防止法についてアトム法律事務所の弁護士が解説

大阪の待ち合わせスポットとして親しまれてきた梅田地下街にある「泉の広場」で、令和元年から2年にかけ...概要を表示 大阪の待ち合わせスポットとして親しまれてきた梅田地下街にある「泉の広場」で、令和元年から2年にかけ「立ちんぼ」と呼ばれる女性計61人が売春防止法違反で現行犯逮捕されていたことがわかりました。 女性たちは釈放された後、同容疑で書類送検され、罰金刑を受けるなどしたとのことです。 売春防止法は売春の防止を図ることを目的としています。売春行為自体を処罰する規定は設けられていませんが、売春を助長する行為等への処罰や、売春を行うおそれのある女子に対する補導処分及び保護更生の措置について定められています（売春防止法第1条）。 今回、「立ちんぼ」と呼ばれる女性たちが行っていたのは、公衆の場で売春相手を探して立ち続けるという客待ち行為であり、この行為は同法第5条第3号で禁止されています。 法定刑は、6ヶ月以下の懲役又は1万円以下の罰金（同法第5条）と定められています。