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チベット高原には、世界最大規模の野生のヤク(学名:Bos mutus)の個体群が生息している。長い角を持つ... チベット高原には、世界最大規模の野生のヤク(学名:Bos mutus)の個体群が生息している。長い角を持つこの黒いウシ科の動物は、これまで100年以上、密猟や生息地の消失、家畜や人との競合に追いやられてきた。 国際自然保護連合(IUCN)の正式な推計によると、現在野生のヤクは世界中で1万頭ほどしかおらず、絶滅危惧種に指定されている。 ところが今、さらに追い打ちをかける事態が発生している。気候変動だ。チベット高原では、世界のほかの地域のおよそ2倍ものスピードで気温が上昇しており、同時に降水パターンが変化し、ヤクが水分補給するのに欠かせない雪の量が減少している。研究者らは、2006年と2012年の冬に標高1万5千フィート(4800メートル)の高地で、ヤクのオスとメスがどのように気候変動の影響に対処しているかを調査、先週『Scientific Reports』誌に報告した。 「気候変動を研究する
2015/03/10 リンク