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小河の墓地で発掘されたミイラ。チーズのネックレスを身に着けていた。(PHOTOGRAPH COURTESY WENYING L... 小河の墓地で発掘されたミイラ。チーズのネックレスを身に着けていた。(PHOTOGRAPH COURTESY WENYING LI, XINJIANG CULTURAL RELICS AND ARCHAEOLOGY INSTITUTE) 中国タリム盆地の小河にある青銅器時代の墓地で、ミイラの首を飾っていた小石ほどのチーズのDNAを分析した結果、どのように製造され、どのように広がったかが見えてきた。定説を覆すこの研究成果は9月25日付けで学術誌「Cell」に発表された。 複数のミイラの首の周りで見つかった3500年前の小さなサンプルについて、タンパク質を分析した過去の研究で、ケフィアチーズの製造に使われる乳酸菌Lactobacillus kefiranofaciensの存在はすでに明らかにされていた。「本当に素晴らしい」発見だったと、中国北京にある中国科学院の古遺伝学者である付功妹氏は当時を振
2024/10/03 リンク