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近年、高齢化に伴い、匂いを感じる機能が低下する「嗅覚障害」の患者数が増加傾向にある。鼻の病気や風... 近年、高齢化に伴い、匂いを感じる機能が低下する「嗅覚障害」の患者数が増加傾向にある。鼻の病気や風邪が直接の原因になる場合が多いが、認知症の前兆として表れることもあり、決して侮れない。「匂いがしない」と感じたら、耳鼻咽喉科を早めに受診してほしい。 ▽蓄膿症、風邪などが原因に 鼻の奥には、匂いを感じ取る細胞が密集した「嗅上皮」という粘膜がある。空気中の匂いの分子は鼻の穴から入って、嗅上皮に到達する。その刺激が電気信号に変換され、「嗅神経」を通って脳に伝わり、匂いとして感じられる。この経路のどこかに異常が生じると、匂いを感じにくくなる嗅覚障害になる。食べ物の匂いが分からず、腐ったものを食べてしまう、ガス漏れや煙に気付かないなど、健康や命に関わる危険性もある。 東京大学医学部付属病院(東京都文京区)耳鼻咽喉科の菊田周特任講師によると、嗅覚障害は人口の1~3%に見られる。嗅覚は60歳ころから顕著に低