弔いのカタチ：海洋散骨で収入30倍に　神社が脱「正月依存」へフランチャイズ展開 | 毎日新聞

弔いのカタチ：海洋散骨で収入30倍に　神社が脱「正月依存」へフランチャイズ展開 | 毎日新聞

神社が海に遺灰をまく海洋散骨を新たに取り入れ、収入が約30倍に。そして、散骨などを柱とする葬儀を「...概要を表示 神社が海に遺灰をまく海洋散骨を新たに取り入れ、収入が約30倍に。そして、散骨などを柱とする葬儀を「神前葬」と銘打ち、全国にフランチャイズ（FC）展開――。 北九州市門司区の和布刈（めかり）神社は、そんな「サクセスストーリー」を歩んでいる。 極めて異例の取り組みは、ある若い神職が昼食を抜いてためた20万円から始まった。【岡田英】 ＜主なポイント＞ ・専業では生活できない ・リブランディングで右肩上がり ・神職が社長に ▽関連記事があります 「従来のお墓は現代に合わない」“海洋葬”を提唱するお寺 専業では生活できない 2012年、高瀬和信さん（39）は人生の岐路に立っていた。 「神社の仕事を続けるか、いっそ辞めて引っ越してしまおうか……」 関門海峡に面する和布刈神社は、約1800年前の弥生時代後期に創建されたと伝えられる。潮の満ち引きをつかさどる月の神「瀬織津姫（せおりつひめ）」を祭る。関門海