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総務省は2018年度、大規模災害発生時に、被災自治体と支援する都道府県・政令指定都市をペアにする... 総務省は2018年度、大規模災害発生時に、被災自治体と支援する都道府県・政令指定都市をペアにする「対口(たいこう)支援(カウンターパート)」方式を制度化する方針を固めた。東日本大震災の被災地などでも対口支援の実施例はあるが、今後は支援の偏りがないよう効果的なペアを迅速に決定し、早期に職員を派遣、被災地の復旧・復興につなげていく。今年度内に要綱を策定し、18年度にシミュレーション(図上訓練)を重ね、災害対策基本法の改正なども検討する。阪神大震災から17日で23年。当時はなかった自治体間の応援の枠組みが出来つつある。 災害発生時には現場の自治体職員も被災する一方で、避難所運営や家屋の被害調査、罹災(りさい)証明書の発行など業務が膨れあがり、行政職員の数が不足する。災害規模が大きく、特に被災地が複数県にまたがる場合、より効率的に応援職員を配置する必要がある。
2018/07/12 リンク