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小川信(おがわまこと)著「山名宗全と細川勝元」吉川弘文館刊を読み終えた。 この二人の人名を聞いてピン... 小川信(おがわまこと)著「山名宗全と細川勝元」吉川弘文館刊を読み終えた。 この二人の人名を聞いてピンとこなくても「応仁の乱」の対立した東西両軍の総大将と言えば歴史の教科書には必ず出てくるので思い出す人もいるはずである。 この本はその総大将二人を中心に追跡することで分かりにくいことで定評のある「応仁の乱」を分かろうとアプローチしたものだと云えるかも知れない。 足利幕府の職制に三管領・四職(さんかんれい・ししき)があり、将軍を補佐する幕府の最高職・管領を出す家柄三家とこれに次ぐとされる侍所(さむらいどころ・軍事警察等を所管)の長官・頭人(とうにん)を出す家柄四家を出す守護家を言う。 細川家は三管領のひとつ、山名家は四職のひとつで応仁の乱当時細川家一門は九ヶ国、山名家は十ヶ国の守護を兼ねており両家が幕政を主導する立場にあった。 宗全、勝元は舅と婿の関係から当初は協調関係にあったが以下のような要因