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瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島にある高見島は、かつて操船に長けた島民による「塩飽水軍」が活躍し、源平合... 瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島にある高見島は、かつて操船に長けた島民による「塩飽水軍」が活躍し、源平合戦における屋島の戦い、建武の新政から離反し九州に逃れた足利尊氏の再上洛の戦い、倭寇などで活動したとされている歴史上の舞台となった島。 戦後は漁業を中心として暮らしていた人々も、過疎化には逆らえず、現在ではほぼ半数の民家が無人状態となり廃墟化しているという。かつては活気に満ち溢れ、軍事的中心地として栄えていたである高見島が、江戸時代より存在する格式のある家屋や乱積みの石垣などのたたずまいを残しながら、寂れていくその風景は、まさに平家物語の諸行無常の響きが伝わってくるようだ。
2011/08/27 リンク