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アメリカの弱体化は、オバマ政権が法律面を重視しすぎることも一因だという意見がある。ホワイトハウス... アメリカの弱体化は、オバマ政権が法律面を重視しすぎることも一因だという意見がある。ホワイトハウスで演説するオバマ大統領(2015年10月15日撮影)。(c)AFP/BRENDAN SMIALOWSKI〔AFPBB News〕 そのような中で、経済史・金融史の権威であるハーバード大学教授、ニーアル・ファーガソンが発表したオバマ政権批判の論説は好例です。この論説は、オバマ政権の「法律論偏重」と「リスク回避の追求」を痛烈に批判するものですが、実は日本の安全保障論議にもこの批判は相当当てはまります。日本としても大いに注目すべき内容と言えるでしょう。 リスクを回避したがる法律家ばかりのオバマ政権 まずはファーガソンが先週公開した指摘を簡単にご紹介しましょう。 * * * * キッシンジャーはニクソン大統領のアドバイザーになる以前から、ワシントンで外交政策を策定することの難しさをよく分かっていた
2015/11/03 リンク