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ロシアの外貨獲得能力を低下させる原油安と通貨安 1月10日、大手格付機関のフィッチは、ロシアの長期信... ロシアの外貨獲得能力を低下させる原油安と通貨安 1月10日、大手格付機関のフィッチは、ロシアの長期信用格付けを投資適格としては最低の「トリプルBマイナス」とした。さらに、今後の経済状況についても「ネガティブウォッチ」とし、悲観的な見通しを示した。もし、ロシアが次に格下げされた場合、ロシア国債は「ジャンク債(投資不適格)」となり、事実上、国際債券市場での(つまり海外投資家からの)資金調達が不可能となる。 また、今後、ロシア国債の格付けの低下の影響は、ロシアの民間企業が発行する社債の格下げにも波及していくことは想像に難くない。そうすると、ロシア向け債権は債券だけではなく融資も含めて評価替えをする必要が出てくるため、場合によってはロシアに対するエクスポージャーの高い金融機関(特に欧州金融機関)で不良債権が拡大する懸念がある。最悪の場合、これは欧州の金融危機に波及する懸念もある。 ところで、今回の
2015/01/16 リンク