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―アイスランド、パキスタン、ウクライナ、ハンガリーなど国際通貨基金(IMF)に駆け込む新興国が続出... ―アイスランド、パキスタン、ウクライナ、ハンガリーなど国際通貨基金(IMF)に駆け込む新興国が続出し、世界経済情勢はさながらアジア通貨危機を彷彿させる様相を呈してきた。事態をどう受け止めているか。 世界経済の好不況の分水嶺は成長率3%と言われるが、私の見立てでは、2009年は1%にまで落ちる(IMFの見通しは2.2%)。 1%といえば、第二次石油危機後に世界経済が大幅に減速した1981年と1982年以来の低水準だ。その意味で、事態はアジア通貨危機時よりも深刻と見ている。先進国、新興国の別なく実態経済に深刻な影響が出始めていることを考えると、金融危機という表現でも、もはや言い足りない。文字どおり世界不況と呼んでいいありさまだと思う。 ―中国など巨大新興国の成長が世界経済の急減速を防ぐ可能性はまったく残されていないと見ているのか。 そんな甘い期待は捨てたほうがいい。統計データに正確性を欠く国の
2008/12/15 リンク