データドリブンの意思決定は4つの問いから始まる 数字を額面通りに受け取ってはいけない | 意思決定｜DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

データドリブンの意思決定は4つの問いから始まる 数字を額面通りに受け取ってはいけない | 意思決定｜DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

ビジネスの意思決定をデータ主導で行おうとする動きが、至る所で見られる。各社莫大な投資を行っている...概要を表示 ビジネスの意思決定をデータ主導で行おうとする動きが、至る所で見られる。各社莫大な投資を行っているが、データを賢く活用している企業は非常に少ない。実際にはデータの取得や分析法に問題があるにもかかわらず、そうした基本的なことを検証しないまま利用しているからだ。本稿では、データの力を最大限活用するうえで欠かせない4つの質問を紹介する。 データは、現代の企業経営の中核を占めるようになった。ＩＴ専門調査会社のインターナショナルデーターコーポレイション（IDC）によると、データとアナリティクスへの投資額は、2022年までに2743億ドルに達する見込みだ。 だが、その多くは賢く使われていない。調査会社ガートナーのアナリストであるニック・ヒューデッカーは、ビッグデータ・プロジェクトの85％は失敗すると予測している。 なぜか。問題の一因は、コンピュータの画面に表示される数字が、特別な権威をまとって見えること