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断片的な声に流されず、主体的に情報に向き合うために 全国の学校や自治体、美術館などで哲学対話を続け... 断片的な声に流されず、主体的に情報に向き合うために 全国の学校や自治体、美術館などで哲学対話を続けるかたわら、エッセイの執筆やラジオ番組への出演、さらには市民メディア「Choose Life Project」の運営にも携わるなど、時代のオピニオンリーダーとしても活動の幅を広げている永井玲衣さん。以前から、本やWEBメディア、SNSなど幅広いツールを使って日々情報を得てきた中で、特に意識的に新聞というメディアに触れるようになったのはここ数年のことだという。 「時事的な目線が必要な仕事が増えたことも理由の一つですが、SNSが席巻する中で、もう少し主体的にメディアや情報と向き合いたいと思うようになったことも影響しています。 例えばTwitterでは、ウクライナの凄惨な写真の次に、猫の可愛い動画が流れてきたり、美味しそうなラーメンの写真と政治的な発言とが隣り合っていたりしますよね。“個人の声を拾う
2023/01/29 リンク