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訓読 >>> たらちねの母が養(か)ふ蚕(こ)の繭隠(まゆごも)りいぶせくもあるか妹(いも)に逢は... 訓読 >>> たらちねの母が養(か)ふ蚕(こ)の繭隠(まゆごも)りいぶせくもあるか妹(いも)に逢はずして 要旨 >>> 母親が飼っている蚕(かいこ)が繭にこもっているように、あの子を閉じ込めているから、気持ちが晴れない、あの子に逢えないので。 鑑賞 >>> 「寄物陳思(物に寄せて思いを述べた歌)」で、繭(まゆ)に寄せての歌。「たらちねの」は「母」の枕詞。「いぶせし」は、気が晴れない、鬱陶しい。この時代の母親の地位は高く、とくに娘の結婚に母親が口出しし、婿選びをするなど、結婚決定権は父親ではなく母親にあったようです。この歌のほかにも、母親が娘の交際相手を管理し、時には恋の障害となる歌が数多く見られます。ここでは、愛しい恋人に逢うことができない腹立たしい気持ちを、蚕が繭に籠る様子に喩えています。養蚕は古くから日本で行われており、『魏志倭人伝』にもその記述がみられます。古代中国の養蚕は皇后が務め