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あとがきは、本当に必要なのだろうか? (特に)人文系学術書の、長くて、情緒纏綿で、多分に私事に渉る... あとがきは、本当に必要なのだろうか? (特に)人文系学術書の、長くて、情緒纏綿で、多分に私事に渉るあとがきは、たとえば理系の人士の目にはいかに映るのだろうか。 小熊英二が最初の単著に書いたあとがきは、それへのアンチテーゼであったのだろう。 (…)紙面は著者だけのものではなく、編集・校正・装幀・営業・印刷製本など多くの人びとの労力と資源をついやすことで読者に提供される公共の場である。それゆえ、読者に関係のない、私の個人的謝意に使用することは控えさせていただいた。ただ、そうした方がたのご厚意がなければ本書がありえなかったことだけは、とくに記しておきたい。 ―小熊英二『単一民族神話の起源』(新曜社、1995年) 単一民族神話の起源―「日本人」の自画像の系譜 作者: 小熊英二 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 1995/07 メディア: ハードカバー 購入: 9人 クリック: 103回 この商
2017/04/25 リンク