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文部科学省宇宙開発委員会の専門部会は5日、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機(はやぶさ2)について... 文部科学省宇宙開発委員会の専門部会は5日、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機(はやぶさ2)について、科学的・社会的意義が大きいとして開発を認める報告書をまとめた。11日の同委で正式決定し、文科省が来年度予算の概算要求に盛り込む。 はやぶさは、小惑星イトカワへ表面の試料採取に挑んだ。はやぶさ2は、有機物があると推定される別タイプの小惑星で地下物質を採取、生命誕生の謎に迫る。計画では15年までに打ち上げ、20年に地球に帰還。開発主体の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、開発費148億円、運用費16億円と試算。ほかにH2Aロケットでの打ち上げ費用は約100億円。 また、06年に廃止した小型ロケット「M5ロケット」に代わる次期ロケット「イプシロン」についても、実機製造に向けた開発着手を認めた。【山田大輔】
2010/08/06 リンク