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市場は7月1日、中国から伝わってきた暗い経済指標に安堵のため息をついた。確かに、HSBCが発表した6月の... 市場は7月1日、中国から伝わってきた暗い経済指標に安堵のため息をついた。確かに、HSBCが発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2まで低下し、9カ月ぶりの低水準となった。ただ、銀行間取引金利が2ケタに跳ね上がった先月の資金逼迫の後だけに、投資家はもっと暗いニュースを覚悟していた。このため上海株式相場は動じず、0.8%上昇してこの日の取引を終えた。 だが、中国の成長鈍化は今後、悪化する一方だ。中国人民銀行の介入のおかげで銀行間取引市場は再び機能しているものの、当局は、今年に入って極端に伸びた信用を抑制する決意を変えていない。企業の借り入れコストの指標はまだ、1カ月前の水準を上回っている。 一部のアナリストは、中国が自ら定めた2013年の国内総生産(GDP)成長率目標(現在は7.5%)を達成できないかもしれないと懸念している。 新たな景気刺激策は講じるべきではない 成長の減速
2013/07/03 リンク