【木古内】今年度、道内で開かれた乳牛や肉牛の共進会で町内の生産者2人がそれぞれ、優秀な成績を収めた。町鶴岡の酪農業、岸智美さん（55）、町建川の畜産業、岡山徹さん（61）でそれぞれ15日に木古内町役場を訪れ、鈴木慎也町長に受賞を報告した。 岸さん「何とか結果を」 ○…岸さんは9月に胆振管内安平町で開かれた乳牛のできを競う「2024北海道ホルスタインナショナルショウ」（北海道ホルスタイン農業協同組合主催）のミドル2歳クラス（28カ月以上32カ月未満）で生産した牛が1等賞5席に入賞した。 道内外からの参加があり、体型や骨格、乳房の張りなど牛の美しさを審査。同部門には29頭が出場し、岸さんの「キシファーム　ブレンチ　デルタラムダ」など8頭が1等賞を受賞した。岸さんは「何とか結果を出すことができた。慣れていない環境で、会場では餌を食べず、乳房の張りなど、どういい状態にするか悩んだ」などと話した。鈴

函館高専（函館市戸倉町）2年の成田美碧（みお）さん（16）が、生まれ育った函館市南茅部地区特産のコンブを使った商品の開発に取り組んでいる。欧州をターゲットに、廃棄されることの多い部分を加工した商品を販売し、後継者不足に悩む故郷の漁業を活気づけたいと意気込む。...

【森】町内で昨秋、1カ月間滞在し、地域を学ぶ実習を行った武蔵野美術大（東京）の3年生松浦侑生さん（21）=埼玉県出身=が、道南スギでマージャンパイ全136個を制作した。パイは道南スギの端材を使い、パイの形に切った4枚の薄い板を重ね合わせて作り、1個ずつやすりがけした労作だ。昨年、森町で作り始め、大学に戻ってからも継続。今月、再び森町を訪れて完成させた。...

【江差】江差町出身で函館水産高（北斗市）3年の藤谷琉生（るい）さん（18）が卒業を前に、父の正幸さん（41）が営む漁業を本格的に手伝い始めた。ひやま漁協の組合員となる手続きを経て、4月に正式に就業する予定だ。ひやま漁協江差支所によると、町内で漁業に後継者が就くのは10年ぶり。「今の漁模様は厳しいけど、父と2人でいっぱい稼ぎたい」と意気込む。...

函館の酒蔵「五稜乃蔵（ごりょうのくら）」で日本酒の製造を行う蔵人として働く。同蔵初の菜の花由来の酵母を利用した日本酒づくりにも携わった。...

知内町の中の川漁港でカキやホタテを養殖する漁師。渡島地区漁協青年部連絡協議会の会長を２年前から務める。...

【北斗】農林水産業に貢献した生産者を表彰する、本年度の農林水産祭（農林水産省など主催）の林産部門で、造林用の苗木を生産する谷口精光園（市本町）の谷口淳一社長（４２）が、最高賞の天皇杯に輝いた。トドマツやカラマツなどのコンテナ苗を安定的に供給していることや、技術改良を進めて労働負荷を軽減していることなどが評価された。谷口さんは「こんな賞をもらえるなんてありがたい」と喜ぶ。...

農林水産省は、農林水産業に貢献した生産者を表彰する２０２３年度の農林水産祭（同省など主催）の林産部門で、北斗市の谷口淳一さん（４２）を最高賞の天皇杯に選んだ。...

渡島管内福島町で、特産品開発に取り組む一般社団法人の代表理事。エゾシカの角を加工した高級アウトドア用品を７月から販売している。ブランド名は「Ｔｈｅ　Ｄｅæｒｓ（ザ　ディアーズ）」。「親愛なる」と「鹿」を意味する二つの英単語を掛け合わせた造語だ。「自然と調和した商品が、食害などシカの増加による問題を考えるきっかけになれば」と話す。...

【八雲】渡島、檜山管内の乳牛の品評会「第６７回道南畜産共進会」が町畜産共進会場で開かれた。道南各地の酪農家が手塩にかけた３１頭を出品し、体形や歩く姿など、乳牛の総合的な美しさを競った。...

函館市本町の路地裏に、市内では珍しい地場産ハチミツの直売所「折内（おりうち）養蜂園」がある。経営するのは養蜂家の折内涼さん（４６）。戦後間もなく祖父母が始めた家業を守り続ける。...

前回の記事（「地材地消」と木育で、地域を元気にする。(株)ハルキ）では、株式会社ハルキの道産材への思い・木育への取り組みについてご紹介しました。 お話を聞かせてくださったのは取締役 企画・開発部部長の鈴木正樹さん。楽しそうに語る笑顔に惹かれた取材班は、鈴木さんご自身のお話も聞かせていただくことにしました。 鈴木さんはなぜ森町に住み、木育活動に関わることになったのでしょうか。そのストーリーと思いに耳を傾けてみましょう。 「カナダと似ている」北海道・森町に惹かれ、関東から移住 鈴木さんは埼玉県富士見市のご出身。就職率100％の建築系の専門学校を卒業したものの、あえて就職の道は選ばず、当時大好きだったスノーボードをするためにワーキングホリデービザでカナダへ渡りました。そこで2年間働きながら、カナダ中を遊び回る楽しい日々を過ごしたそうです。 「1000ドル（カナダドル）くらいで車を買って、アメリカ

坂本　藤吉さん（さかもと・とうきち＝前砂原漁協組合長）１０日午前１時５４分、胆管がんのため死去、９１歳。旧砂原町（森町）出身。自宅は森町砂原西４の７。通夜は１３日午後３時３０分～５時（随時）、告別式は１４日午前１０時、いずれも同町砂原西４の２３４の４、さわやかセンター・砂原で。喪主は妻宏子（ひろこ）さん。葬儀委員長はひらた葬祭社会長、平田恒彦さん。...

今金町の謎の男性「ミスターK」。地元の農業を思って、ある活動をしている人物です！ 酪農業の合間を縫って…。 ミスターKの正体は、町で3代続く酪農家。およそ80頭の牛を飼っています。 小さな頃から牛が大好きで、過去には乳牛の良さを競うコンテストで賞を取ったこともあります。 そんな仕事の合間を縫ってしている活動が、今金町の農業の魅力を発信すること！ 動画サイトで、今金町の農業をPR！ ミスターKは動画サイトで、おすすめの料理方法や他の食材との食べ比べなど、様々な動画をアップロードしています。今金町の特産品や農業の良さをPRするために、農家や農協の仲間たちと撮影しているんです。 黒い服にサングラスをかけた、「ミスターK」の恰好にも理由があります。 ミスターK 農家って、大変だよとかきついよってイメージがあるので。その農家たちが、丹精込めて作った物を面白おかしく、楽しく発信しているのを見てもらえる

【奥尻】町地域おこし協力隊員の仲川明夢（ひろむ）さん（２０）が、漁業就業を目指して奮闘している。仲川さんは島外から奥尻高に進学する「島留学生」として島に渡り、卒業後も島に残った初のケース。漁協組合員になるため、今月には履歴書などの書類をひやま漁協奥尻支所に提出しており、４月にも「漁師」として独り立ちする予定だ。...