2024-12-15

大統領制二大政党制、危なすぎませんか?

タイトルで「ん? 民主主義否定か?」とおもった皆さんには申し訳ない。

ただしこの記事民主主義否定ではなく「大統領制二大政党制は本当に民主主義なのか」というところを問うたものである

まず、大統領制大統領1人の権力が大きすぎる。つまり大統領1人の決定で国が動いているというのとほぼ同じともみることができるのである

これにより一歩間違えると独裁政権になってしまうのである。先日の韓国の厳戒令の件もその一例と言える。

そう、とにかく大統領制は危なすぎるのだ。

大統領制をやめて議院内閣制にしたほうがよっぽどいい。

次に、二大政党制国民に与えられた選択肢が少なすぎる。

基本的に1党で問題が起こった際には票は政策の近い他の党に行くのが多いパターンではあるが、二大政党制国家では、片方で問題が起こったときに票はもう片方に動く。政策自分政治思想と全く違っていてももう片方に動かざるを得ないのだ。

かに大きな包括政党選挙に強いが、党内対立が広がってしまう。また、支持者の中でも対立が広がってしまう。

よくある2大政党制/2大ブロック制のパターンとしては保守革新である保守政党は中道右派から極右までを包括し、革新政党は中道左派から極左までを包括する。そしてそれが先鋭化していくとだんだんそれぞれが両極に寄っていく。これはあまりにも危なすぎる。

とはいえ分極化しすぎても問題が起きてしまう。例えばヴァイマルドイツもそのパターンである。初期の主体ヴァイマル連合といった穏健勢力であったものの、右にはナチ党、左には共産党が控えており、結果的与党ナチ党になってしまった。

これより、穏健多党制に移行したほうがいいかもしれない(とはいえ自分も穏健型分極的多党制(中道与党/両極勢力小/3〜5ブロック)支持者なので人のことを言えないが)。

結論は上に書いたのでここには書かない。

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