ある北の街の老舗和洋菓子屋を非常に愛していて買い続けていたけれどもその和洋菓子屋は昨今の経営不振のためにそこよりもっともっとでかい世界で売りまくってる洋菓子屋と業務提携をしたのだったが、
その後どんどん市内の店舗が閉店につぐ閉店になってしまって寂しい限り
近所の店の閉店は寝耳に水すぎてしばらく没頭した仕事を終えたときにはすべてが終わったあとでなにも残っていなかった
昨今その和洋菓子屋の目玉(を一点集中主義的に作ろうとする感じも嫌い)商品は業務提携した洋菓子屋の何にでも生クリームないし乳脂肪入れとけば売れるだろと言わんばかりのものばかりになり、
まっとうにおいしかったその老舗和洋菓子屋のストレートな味は店舗と共に失われつつある
業務提携先の洋菓子屋がなければ現在はすでにその会社の存在ごととうになかったかもしれないから痛し痒しだが、それでもその洋菓子屋の方針には正直そうじゃないだろと思わざるを得ない
趣味が甘味巡りなのであれこれ食べたが、今でも市内で一番おいしい桜餅を作る和洋菓子店だったと確信している