お昼はクリエイティブ職ということもあり、
もちろん、社内に食堂はない。
昔からおじいさんとおばあさんのふたりでやっている食堂がある。
私をはじめ多くの社員が通っていた。
そのうちに「洋食のモリタ」は我々の中で「社員食堂」と呼ばれるようになった。
さっき、最後のランチを食べに行った時に「閉店の理由」を聞くと、
おじいさんとおばあさんが高齢ということもあるが、
おじいさんとおばあさんが働いている間は息子が働かないのだそうだ。
息子さんがいるという話は初めて聞いたので驚いた。
なんでも、40歳を過ぎてはじめてできた息子だったので溺愛していたが、
食堂も忙しくなり、思春期にはあまりかまってあげれなかったらしい。
それを30歳を過ぎた息子が恨んでいるそうだ。
「ボクが働かないのは親への復讐なんだ」
その言葉がおばあさんの胸に突き刺さったらしい。
「食堂をやめたら、あいつも観念して働くかなーと思ってさ、はは、ははは」
おじいさんがコロッケを揚げながら教えてくれた。
「うちで良かったら面倒みますよ」と隣に座っていた社長が思いがけず答えていた。
「ありがたいんだけどね。プライドだけはいっちょ前でね、自分で探すといってきかないんだよ」
ご主人が悲しそうに笑っていた。
社長は「それはたくましいですね、それならきっと大丈夫ですよ」と答えていた。
我々は知っている。
社員食堂へ毎日毎日社員がやってきては社長の文句を言っているので、
おじいさんにとっては「あそこはブラック」と分かっていたのだろう。
「寂しくなりますねぇ」
そのことが分かっていない社長は、泣きそうになりながら社員食堂の思い出に浸っていた。
それを見て老夫婦は微笑んでいた。
話の持って行く方向が途中からおかしくなっている
構成が下手だなあ・・
この話の主題は「どうしようもない息子」だろ。 ブラックとか、お前個人の悪口を挟むなよ。 話の主題がボヤける。 ブラックとか関係なく、 「どうせその会社に入れてもらっても使...
父親もまだまだ親バカが過ぎるってこったな・・・ せっかくの就職口だというのに、結局自分たちがずっと面倒見るんじゃん
「ボクが働かないのは親への復讐なんだ」 のところが下手すぎる なんでこう、創作増田はこういうありえないセリフを我慢できないのか