- Date: Tue 01 11 2022
- Category: 北海道旅行記
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北海道(道南)旅行記 (5)5日目、驚きの昭和新山
遊覧船というと小学生かと言われそうですが、湖に行くと必ず遊覧船に乗ることにしています。湖岸から見る景色と船から見る景色は全然違っているし、何と言っても、船に揺られてぼーっと景色を見るのが楽しいから。
朝10時発の最初の遊覧船に乗る。8月なのに観光客は少なく大きな船に20人程度。
さすがに紅葉にはまだ早く、あと1月位か。洞爺湖は、真ん中に中島という島がある。島をトレッキングして、その日の適当な船で戻るというのが面白そうでしたが、さすがにそこまでの時間は無し。
遊覧船の回りにカモメが群がってくるのは、乗船客が餌付けをしているからでしょう。
ちなみに「洞爺」とは、アイヌ語で湖を表す to と、岸を表す ya が合わさったものとのこと、へー。
2022.8 パッと餌を巻くと、スッーとカモメが低空飛行で近づいてくる
湖に接して有珠山と昭和新山があるので、ロープウェイで有珠山に登ってみる。
どちらも昭和時代に大爆発した、火山の中では一番新しい山。
昭和新山は、もちろん教科書で知っていましたが実物を見てびっくりしました。普通、富士山にしても阿蘇山にしても「あれが〇〇山だね」と遠くから眺めるのが普通。近づくと、山自体が大きくて山そのものは認知できない。
昭和新山は、駐車場の向かい側がいきなりボコンと盛り上がって、そのまま山になっている。頂上に人がいれば、大声を出せば届くのでは?と思う位、目の前に山がある。
(火山性ガスが噴出して、もちろん登れませんが。)
先日、ブラタモリの再放送で、タモリが昭和新山の途中まで登ってました。なんとタモリが生まれた年に、昭和新山も生まれたとのことで「同級生だ!」と感激していました。
ロープウェイ駅から10分登った火口原展望台からの眺めも雄大でしたが昭和新山には勝てなかったよ。
2022.8 昭和新山、右下に見える駐車場と比べて下さい
ロープウェイで下に戻ってくるやいなや大雨となる。身を隠すところの無い火口原展望台で、この雨に降られたら大変なことになっていたよ。傘なんかなんの役にも立たないから。
洞爺湖から、雨の中、道央自動車で函館に向かう。北海道は、どこでも信号無しで走れるので余り高速道路を意識しませんが、高速道路は3本あります。道東には高速道路はないので、昨年はほとんど高速道路を走らなかったのですが、道南は各都市が高速で結ばれているので、今年は高速道路を走ることが多い。
2022.8 昭和52年に大爆発した有珠山
ただ、高速道路を走るのは、一般道を走るのより面白くなかったです。
まず、高速道路は長いトンネルも多く、景色のいい区間が予想以上に少ない。例えば、海を見ながら走れるところはかなり少ないです。もちろん、高速道路を使わなければ、峠道のようなところで時間がかかってしまうので止むを得ないですが。
また、本州と違って、2車線の高速道路が大部分で片側は自分の車線だけ。最近は余りスピードを出さないので、暫く走っていると必ず後ろに車の列が出来てしまう。所々に整備されている追い越し路で追い越してもらうのですが、何度も何度もこれを繰り返すのは軽いストレスになります。
今回の旅行では、不思議と高速道路の移動中が雨で、到着すると雨が上がっていました。
雨の高速道路は楽しく無いですが、タイミングは良かったか。
(Tips 14) 道南は走行距離が短い、なんてことはありません。道東以上に走りっぱなしの時間が多い。
2022.8 静かな大沼国定公園
函館の手前のICで降りて、大沼国定公園に寄る。
駒ヶ岳火山活動で出来た湖沼の中に島が数多くあり、内陸の松島のようなところ。散策するのは気持ち良かったですが、1時間歩いて2,3人しか人に会わなかった。いいところなのに、今は余り人気がないのかな。北海道では、夏休みでも人が多い観光地というのはほとんど見かけませんね。こういうところも、北海道が日本離れしていると感じる理由だと思います。
2022.8 三角矢印が、ラビスタ函館ベイ
17時、函館到着。
北海道には仕事も含め10回以上来たことがあるのに、函館は初めての地。大学時代の北海道一周旅行でも、青函連絡船を下船してすぐに車で出発してしまったので、街中を見たことない。ということで、函館に連泊する計画としました。
函館は「ラビスタ函館ベイ」に宿泊。ラビスタは、ドーミーイン系列のやや上級版ホテルです。確かにロビーにしても、ビジネスホテルというよりリゾートホテル的な感じです。何と言っても最上階にある屋上展望風呂からの函館山と函館湾の眺めは絶景。一方、お約束の夜泣きそばが無いとか、コインランドリーが無いとか、いつものドーミーインと少し異なっています。また、部屋は結構狭いので、そこは期待しない方がいいと思います。
函館の観光地は、半島の先端にある函館山とその周辺の洋館の街並み付近に集中しているので、ホテルの立地は最高。函館のホテルとしては間違いなくお勧めです。
2022.8 よく見るとクルーズ船の手前に、かつての青函連絡船が停泊
いつも通り、到着後、すぐに大浴場で汗を流す。
宿泊した11階から函館湾を眺める。この時は気が付かなかったのですが、クルーズ船の横にかつての青函連絡船が停泊展示されています。横浜山下公園の氷川丸のように、といえばお分かりでしょうか。
若い時に乗った青函連絡船の中を見学してみたかったなぁ。ホテルのすぐ近くだったのに、どこにも載っていなかったので帰路の車の中で初めて気が付いたよ。
2022.8 赤レンガ倉庫
夜は赤レンガ倉庫にふらっと行って夕食をとる。昔の海運倉庫のリニューアルで、当然といえば当然ですが、横浜と共通するところが多い。昔の日本の玄関口、大港湾都市でしたから、どちらも。
海のすぐ脇の赤レンガ倉庫は、いかにも函館という雰囲気で良かったな。
昨年の道東からぐるっと回って、ついに北海道玄関口の大都市、函館まで来たぞ‥‥‥
5日目 累積 896km
朝10時発の最初の遊覧船に乗る。8月なのに観光客は少なく大きな船に20人程度。
さすがに紅葉にはまだ早く、あと1月位か。洞爺湖は、真ん中に中島という島がある。島をトレッキングして、その日の適当な船で戻るというのが面白そうでしたが、さすがにそこまでの時間は無し。
遊覧船の回りにカモメが群がってくるのは、乗船客が餌付けをしているからでしょう。
ちなみに「洞爺」とは、アイヌ語で湖を表す to と、岸を表す ya が合わさったものとのこと、へー。
2022.8 パッと餌を巻くと、スッーとカモメが低空飛行で近づいてくる
湖に接して有珠山と昭和新山があるので、ロープウェイで有珠山に登ってみる。
どちらも昭和時代に大爆発した、火山の中では一番新しい山。
昭和新山は、もちろん教科書で知っていましたが実物を見てびっくりしました。普通、富士山にしても阿蘇山にしても「あれが〇〇山だね」と遠くから眺めるのが普通。近づくと、山自体が大きくて山そのものは認知できない。
昭和新山は、駐車場の向かい側がいきなりボコンと盛り上がって、そのまま山になっている。頂上に人がいれば、大声を出せば届くのでは?と思う位、目の前に山がある。
(火山性ガスが噴出して、もちろん登れませんが。)
先日、ブラタモリの再放送で、タモリが昭和新山の途中まで登ってました。なんとタモリが生まれた年に、昭和新山も生まれたとのことで「同級生だ!」と感激していました。
ロープウェイ駅から10分登った火口原展望台からの眺めも雄大でしたが昭和新山には勝てなかったよ。
2022.8 昭和新山、右下に見える駐車場と比べて下さい
ロープウェイで下に戻ってくるやいなや大雨となる。身を隠すところの無い火口原展望台で、この雨に降られたら大変なことになっていたよ。傘なんかなんの役にも立たないから。
洞爺湖から、雨の中、道央自動車で函館に向かう。北海道は、どこでも信号無しで走れるので余り高速道路を意識しませんが、高速道路は3本あります。道東には高速道路はないので、昨年はほとんど高速道路を走らなかったのですが、道南は各都市が高速で結ばれているので、今年は高速道路を走ることが多い。
2022.8 昭和52年に大爆発した有珠山
ただ、高速道路を走るのは、一般道を走るのより面白くなかったです。
まず、高速道路は長いトンネルも多く、景色のいい区間が予想以上に少ない。例えば、海を見ながら走れるところはかなり少ないです。もちろん、高速道路を使わなければ、峠道のようなところで時間がかかってしまうので止むを得ないですが。
また、本州と違って、2車線の高速道路が大部分で片側は自分の車線だけ。最近は余りスピードを出さないので、暫く走っていると必ず後ろに車の列が出来てしまう。所々に整備されている追い越し路で追い越してもらうのですが、何度も何度もこれを繰り返すのは軽いストレスになります。
今回の旅行では、不思議と高速道路の移動中が雨で、到着すると雨が上がっていました。
雨の高速道路は楽しく無いですが、タイミングは良かったか。
(Tips 14) 道南は走行距離が短い、なんてことはありません。道東以上に走りっぱなしの時間が多い。
2022.8 静かな大沼国定公園
函館の手前のICで降りて、大沼国定公園に寄る。
駒ヶ岳火山活動で出来た湖沼の中に島が数多くあり、内陸の松島のようなところ。散策するのは気持ち良かったですが、1時間歩いて2,3人しか人に会わなかった。いいところなのに、今は余り人気がないのかな。北海道では、夏休みでも人が多い観光地というのはほとんど見かけませんね。こういうところも、北海道が日本離れしていると感じる理由だと思います。
2022.8 三角矢印が、ラビスタ函館ベイ
17時、函館到着。
北海道には仕事も含め10回以上来たことがあるのに、函館は初めての地。大学時代の北海道一周旅行でも、青函連絡船を下船してすぐに車で出発してしまったので、街中を見たことない。ということで、函館に連泊する計画としました。
函館は「ラビスタ函館ベイ」に宿泊。ラビスタは、ドーミーイン系列のやや上級版ホテルです。確かにロビーにしても、ビジネスホテルというよりリゾートホテル的な感じです。何と言っても最上階にある屋上展望風呂からの函館山と函館湾の眺めは絶景。一方、お約束の夜泣きそばが無いとか、コインランドリーが無いとか、いつものドーミーインと少し異なっています。また、部屋は結構狭いので、そこは期待しない方がいいと思います。
函館の観光地は、半島の先端にある函館山とその周辺の洋館の街並み付近に集中しているので、ホテルの立地は最高。函館のホテルとしては間違いなくお勧めです。
2022.8 よく見るとクルーズ船の手前に、かつての青函連絡船が停泊
いつも通り、到着後、すぐに大浴場で汗を流す。
宿泊した11階から函館湾を眺める。この時は気が付かなかったのですが、クルーズ船の横にかつての青函連絡船が停泊展示されています。横浜山下公園の氷川丸のように、といえばお分かりでしょうか。
若い時に乗った青函連絡船の中を見学してみたかったなぁ。ホテルのすぐ近くだったのに、どこにも載っていなかったので帰路の車の中で初めて気が付いたよ。
2022.8 赤レンガ倉庫
夜は赤レンガ倉庫にふらっと行って夕食をとる。昔の海運倉庫のリニューアルで、当然といえば当然ですが、横浜と共通するところが多い。昔の日本の玄関口、大港湾都市でしたから、どちらも。
海のすぐ脇の赤レンガ倉庫は、いかにも函館という雰囲気で良かったな。
昨年の道東からぐるっと回って、ついに北海道玄関口の大都市、函館まで来たぞ‥‥‥
5日目 累積 896km