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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして海外に

 

ジャムセッションの歩き方 (17) 初心者向け、セッションのタブー

今回のテーマは最初から思いついていたのですが、書くのを止めようと決めていたものです。
理由は、セッションの敷居を高くして、結果的にセッション離れを起こしたら嫌だから。
そんな影響力が本ブログにある訳無いのですが。
気が変わったのは、セッションで出会った方たちと話す中で、気にしなくていいところを気にして、気にすべきところを気にしてないのかなと感じたので。

わかりやすく読めるように、下の2つに分けて、初心者の方を前提として書いてみます。
ジャズセッション念頭ですが、ロック、ブルースセッションもほぼ同じだと思います。

【レッドカード】絶対に止めた方がいいこと。厳しいお店だと注意されます。
【イエローカード】これで注意されることはないでしょうが、心得ておいた方がいいこと。

セッション初心者の方の心配事の99%は「演奏が下手で怒られたらどうしよう。(大恥かくのでは?)」でしょう。大丈夫です「下手な演奏が原因で、注意されることはありません」
では心配することは何も無い? いえいえ、注意しないといけないことが別にあるのです。

セッションで一番注意すべき点は何でしょう?「時間を無駄にしないこと」これに尽きます。

★セッションは普通3時間です。参加者が演奏している時間以外は、①休憩時間、②ホストのみの演奏時間の2つで、2つ合わせて30分位。つまり残りの150分が参加者の演奏時間になります。
普通は5人位で演奏して1曲8分位。これにステージでの奏者入れ替わりが2分として1曲10分。
つまり150分間で 150÷10=15曲。ただし全部に参加出来るわけでは無く、参加人数と楽器構成によりますが4回に1回順番が回ってくるとして 15曲÷4=4曲。これが1人が演奏できる曲数です。★

何を細かいこと言っているんだではなく、★から★の5行が最大のポイントです。
30人集まるセッションなど見たことないので、どこでもこのくらいになります。
4曲と聞くと少なそうに感じますが、40分ステージに立っていると考えるとかなりの時間です。

こう考えてみて下さい。セッション参加費は大体2000円~3000円。
仮に2000円とした場合、2000円÷4曲=500円/曲
つまり集まった人たちは、1曲演奏するために500円払っているようなものです。
時間を浪費してしまうと、やれる曲数が減ってしまうのです。3曲しか出来なければ1曲700円。
ここまで計算していないにしても、体感的にこういうことになります。

「下手な演奏が原因で注意されることはありません」の理由が分かったと思います。
演奏が下手でも、やれる曲数に変わりはないので他人に迷惑がかからないからです。
初心者が気が付かずにやってしまう、時間を無駄にすることってどんなことでしょうか。

Session20220111_2水彩2-2-2
2022.1 今晩は、ピアノでセッションに参加しました

【イエローカード; 選曲に時間がかかる】
指名されステージに上がった後、選曲に時間がかかってしまうことは一番良く見る失敗です。
初心者にとても多いのは「やりたい曲を言って下さい」と聞かれているのに何も言わないでいる姿。
見かねた他の奏者が選曲した後で、
【レッドカード; 選曲されて決まった曲を、出来ませんという】
これは、セッションで一番良く見るレッドカードでしょう。絶対やってはいけません。

でも、現実に出来ない時はどうするの?
 ⇒だから「やりたい曲を言って下さい」と最初に聞かれているのです。
  これは、貴方を尊重して最初に意見を聞いているのではなく、初心者は出来る曲が少ないだろうから最初に出来る曲を言って下さい、他のメンバーはそれに合わせるから、ということなのです。
  選曲時に黙っているのは「どんな曲がコールされても出来ます」というサインです。

ベースとドラムは選曲権がないので、コールされた曲をやることになります。テーマを演奏しないので最低限のコード演奏技術があれば出来るはずです。そういう役割の楽器だということです。

【レッドカード; ステージに上がってからチューニングをする】
これも時々見かける回りをイライラさせる風景です。ギターなら席に座っている時に終わらせておきましょう。ギターでも管でも、基本は家を出る時にチューニングを完了させることです。冬や雨の日は、家でチューニングしてもお店で楽器を出すと狂っていることがありますが、その時は選曲の間にさっと微調整しましょう。

【レッドカード; ドラムのセッティングを変更する】
ドラムは、シンバルや椅子の調整が気になるかも知れませんが、普通、これらのセッティングを触ることは禁じられています。

【イエローカード; イントロから1発で曲に入れない】
ボーカルさんに良くみますが、初心者のフロントの方も時々あります。
8小節(バラード系は4小節)のイントロがお約束ですが、頭を見失って、皆がもう曲に入っているのに、テーマを演奏でき(歌え)ない。やり直しになり時間の無駄になるので嫌われます。

イントロが下手な場合もあり得ますが、普通はテーマ演奏者の注意不足が原因です。
では始めますよ1~2~ 1,2,3,4というカウントは、普通は入りません。

一番良くあるのは、自分が聞き慣れたイントロ(例えば、ケツ8小節とか)と全然違うイントロ(例えば、ドミナントペダルとか)を弾かれて分からなくなる場合。少し経験が必要かも知れませんが、ステージに上がったら、いつイントロが鳴っても対応出来るようにする、と心得ておきましょう。

【イエローカード; スタンダードのインスト曲のキーを毎回確認する】
嘘のようですが、たま~にみかけます。
覚えておきましょう、枯葉をFmでやったり、酒バラをCでやったりすることは絶対にありません。
もちろんボーカル曲のキー確認はやって下さい。

【イエローカード; 指名されステージに上がった後に、自分は下手だとしゃべる】
冗談のようですが、これもたまに見かける光景です。
多分、本人は下手なので迷惑をかけたらいけないと保険をかけているのでしょうが、心配は無用です。
何も言わなくても、曲が始まって30秒経たないうちに、どの程度の腕かは全員が分かりますから。
万一、貴方が上手で、ほめてもらいたいがために謙遜しているのであれば、全員の反感を買ってお店に来れなくなるだけですから、止めた方が良いです。

演奏上でイエローカードといえば、ロストしないように気を付ける位でしょう。
音を外したなんて気にしない気にしない。しょっちゅうあることです。

Session20220111鉛筆
2022.1

ステージ上での注意はこんな感じでしょうか。折角なのでステージ外での注意も書いておきます。

【レッドカード; 他人の演奏に注文を付ける】(初心者は心配無用)
少し弾けるようになってくると、他人の演奏が気になると思います。が絶対に〇〇した方がいいよ、という発言はしない方がいいです。貴方がプロで無い限り。(でもプロは絶対こんな発言しません。)
万一、君は下手過ぎる、もっと練習してから来た方がいいよ。と言われたなら、そんな非常識な人が来るお店には2度と行かない方がいいです。それ程のことです。
自分のセッション歴で、2,3回トラッブった現場に遭遇したことがあります。

音の大小が気になる場合があります。生ベの音が聞こえないとか、ギターの音がやたらうるさいとか。これは自分の立ち位置を変える等でなんとか工夫しましょう。セッションにならない位音の大小が問題であれば、ホスト、マスターが注意するはずです。

【イエローカード; 演奏後、共演した人と言葉を交わさない】
これは人間としての常識ですが、経験上、ボーカルの人に時々見かけます。
演奏者は自分のバックバンドではありません。特に、ジャズはポピュラーと違って、ボーカルと楽器は対等の関係にあります。毎回やっていると、カラオケ気分だねと言われかねません。共演した人とは、ステージを降りてから必ず一言話しましょう。

何を話していいか分からなければ、担当楽器について誰が好きなのですか?とか、このお店に良くくるのですか?とか。初対面の楽器仲間と楽しい時間を過ごすのが、セッションの目的ですから。

えっ結構面倒だな?いえいえ、ステージ上ではテキパキと、ステージ外では朗らかに、これだけです。
経験が少ないと、どうしてもおどおど挙動不審になりがちですが、隠さず「セッションは今日が3回目なんです」と話せば、皆、やさしく対応してくれるはずです。
自宅で1人で弾くよりずっと楽しいし、音楽の友人も出来るのだから、迷ってる位ならGO !です。

一緒に楽器を演奏できるということが、人生の中でどれ位貴重なことなのかは、歳をとればとるほど身に染みて来ますから‥‥‥



オンラインセッションのはじめ方(下)

今回も、オンラインセッションの作品を聞きながらお読み下さい。


Vocal : Marie
Bass : Mako.K
Guitar :Aki
Flute : Aki (Korg Triton Le)
Drum :BIAB (Aki Made)
Photo : San Francisco 2016
Mix Down : Aki
Arranged : Aki
Composed : Stevie Wonder

【作成メモ】
・Summer Timeのメンバーと同じ3人で。
・アレンジは普通のボサノバ。半音上に転調するところの2小節にわたるピボット・コードは、いつか使ってみようと温めていたものです。
・アコギとエレキGの音色、音量のバランスに気を使いました。
・ボーカルさんはこの曲は初めてとのことで、多少割り引いて聞いてあげて下さい。
・オンラインセッション限定ですが、歌伴は、ボーカルが入る前にバッキングを演奏しなくてはならないのが難しい。リアルで一緒にやったことが無いとボーカルの癖がわからないので、尚更でしょう。
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前回の【実際にオンラインセッションをやってみて】 の続き

(4)オンラインセッションの特徴の理解

最後に、「一緒にやるなら、演奏以外の手間を理解してもらえる人と」というのが実感です。

(上)で書いたとおり、音源録音、送付やメールのやり取りに、演奏をするのと同じくらいの手間がかかります。この点を理解してもらわないと、「演奏がしたいだけなのに、なんで演奏以外のことに手間をかけなくてはならないの。」ということになります。
また、音源のやりとりでは、演奏自体は上出来でも、音が歪んでいたりバックの音漏れが大きいと没になることがあるので、このあたりも理解してもらう必要があります。

ギターやキーボード等の電子楽器、あるいはPA付ステージで時々演奏する人は、詳しくなくても概ね理解してもらえるのですが、ボーカルや生ピアノ中心の演奏の方は、そもそも楽器の録音というものがまったく頭に無いことがあります。
オンラインセッションは、基本、個人作業なので、メンバー選定段階で、こういう作業が各自で発生しますと説明しています。開始後に出来ないと言われると全員に迷惑をかけるので。

最後に、全員同じペースで進めることが、どうしても必要です。
具体的にはどんなペース?と聞かれることが多いので、私は最初に、

「スタート後10日以内で、受け持ちパートの一部分が録音出来、音源送付が可能な方」とお話しています。

(10日で全部を仕上げる必要はありません。出来た一部分だけ、バッキングだけ出来たから送るよとか。むしろまとめて全部送られると、こちらの作業が追い付かないので)


Washington State,USA 2019

気が付いた点を書いてきたら、注意点が多くなってしまいました。
ということで、最後になってしまいましたが、

【オンラインセッションの良い点】

①家で出来る。
やはりコロナ禍の中、これが一番でしょう。お世話になっているお店には申し訳ないのですが、外出しなくとも人と会わなくても出来るということは大きなメリットです。

②1発勝負でないので、自分の演奏力向上につながりやすい。
(リアルセッションは、その1発性に魅力があるというのは百も承知なうえで。)
リアルセッションは、普段の練習を生かすのが結構難しい。練習したフレーズを10個弾こうと思っても半分も弾けないのが普通。特にボーカル以外は、自分の選曲の1、2曲以外はその場で決まった曲をやるので、場慣れしている人でないと譜面を追って演奏するのが精一杯だったりします。
その点、オンラインセッションは、色々なパターンを試行錯誤することが容易です。


Washington State,USA 2019

③自分の演奏記録が残る。(動画や音源をネットで公開する場合。)
もちろんカッコの条件付きですが、オンラインセッションの場合、演奏だけを1発で合わせるというやり方の方が珍しいと思います。(オンライン1発セッション、とでもいうのか?)各自が録音した音源をミックスして、ネットで公開するのが普通なので、そのまま記録になります。
さらに、演奏やミックスのアルバイト(エキストラ)をやろうとしている方は、YouTubeのチャンネルや音源URLを書いたカードを作っておけば、自分の演奏をすぐに聞いてもらうことができます。
(その結果、即座に断られる可能性もありますが。(笑))

④普段ご一緒できない人と演奏できる。
(バンド仲間とオンラインで楽しむ、ということであれば当てはまりませんが。)
メンバーの集め方にもよりますが、ネットで公募したり音楽仲間の紹介で輪が広がったりと色々な可能性があると思います。オンラインですから、東京のギターと広島のキーボードと北海道のドラマーで1曲演奏することも何の問題もない訳です。可能性としては海外の外国の方とだってご一緒出来ます。


Washington State,USA 2019

          ★本ブログをお読み頂いている方へお知らせ★
             ☆オンラインセッションのお誘い☆

もし可能であれば、本ブログでメンバーを募って1曲オンラインセッションをしてみたいと思います。
(ドラムは難しいと思うので、Band In A Boxで。)
参加条件という程ではないですが、今回までに書いたことが一応前提になると思って下さい。
確認のために、ざっと書いておきます。

①開始後、10日程度で自分のパートのみの録音音源を送付が可能な方。
(ソロはまだだけど、バッキングは出来たので送る、という感じでもOKです。)

②仮音源に合わせた上で、自分の楽器(ボーカル)の音だけが入っている音を録音できる方。

③選曲は最終的にはこちらで決めさせて下さい。フュージョン~ポップス~ソウル系付近だと思います。
⇒本ブログで公開している私のカバー音源を聞いて下さい。そんな感じです。

④楽器の指定は無し、ただしボーカルは女性ボーカルのみ。
⇒私の音楽的志向で、他意はありません。

⑤本ブログを読んで頂いている方。
⇒純粋に楽器の演奏を楽しみたいということであれば、もっと本格的な場をお勧めします。
あくまでこのブログを読んで頂いている方と、楽しみたいという趣旨なので。
今回初めて読んだでも構いませんが、今後ブログ等での交流が出来る方と。

※トップページのダイレクトメールでご連絡下さい。

気になる方は、全3回の記事を改めてお読みください。
⇒(上)
⇒(中)

オンラインセッションのはじめ方(中)

前回はこちら

今回も、オンラインセッションの作品を聞きながらお読み下さい。
この曲は、リアルではその時々のボーカルさんに合わせて、バラードはもちろん4Beat、16Beat、ファンクなど色々なパターンで演奏しています。


Vocal : Marie
Bass : Mako.K
Organ : Aki (Korg Triton Le)
Guitar :Aki (Fender Japan Stratocaster ST-80SPL/R)
Drum :BIAB (Aki Made)
Backing Photo : Asian City Night
Mix Down : Aki
Arranged : Aki
Composed : George Gershwin

【作成メモ】
・今回はベースにも入ってもらい3人でやってみました。
・ベースを生かすために重い8Beat系のアレンジにしました。
・オンラインセッション限定ですが、歌伴は、ボーカルが入る前にバッキングを演奏しなくてはならないのがかなり難しい。この音源を聞いて、ボーカルと一緒に演奏しているように聞こえたよ、ということなら嬉しいです。(時間があれば、ボーカルをミックスしてからバッキングを録音すればいいのですが、そこまで時間が取れないことが多い。)


2020.10  造り酒屋-1、小川町

【実際にオンラインセッションをやってみて】 の続き

(2)音源作成上の絶対条件

演奏録音時に一番重要なことは? オンラインならではの注意点です。

「送られてきた基準とする仮音源と、自分の演奏を絶対に混ぜない」ということです。

ドラム、ベース、コード楽器で演奏されている仮音源(バックトラック)に合わせて、自分の演奏を録音するのですが、送り返す自分の演奏の音源には、このバックトラックの音がまったく入らないようにする、ということです。つまり、

「作成する音源は、自分の楽器(ボーカル)の音だけが入っていること。」

なぜ、仮音源と混ぜてはいけないのか。
演奏者から送られてくる音源それぞれにバックに仮音源の音が微妙に入っていると、ミックス時に楽器の数だけトラックを重ねると仮音源の音が何重にも重なって、曲どころでは無くなってしまいます。ミックスダウンが不可能になるからです。

オンラインセッションと聞くと、仮音源に合わせてICレコーダー等で1発録音するというのをイメージしている人が結構いて、自分の演奏だけのファイルなんて作れないよ、という人が時々でてきます。
あるブログに、オンラインセッションをやったら、仮音源と自分の演奏を一緒くたにした録音が送り返されてブチ切れた、という話が載っていました。ここは演奏の腕やキャリアの長短とは無関係の、いわば録音上の常識なので、最初にはっきり伝えておく必要があります。

TV等でスタジオの様子を見たことがあると思いますが、ボーカルならヘッドフォンで音源を聞きながらマイクで歌い、マイクで拾った歌だけを録音します。ドラムや管楽器も同様。ギターやエレピなどの電気楽器は、ライン録音という手段があるので簡単なはずです。

要は、ヘッドフォンで並行録音したりライン録音できる環境が必要だということです。
大した機材ではないですが、特に、日頃機材に馴染みのないボーカル担当は要注意です。


2020.10  造り酒屋-2、小川町

(3)選曲

(1)(2)ほど致命的ではありませんが、どんな曲を選ぶかも重要なポイントです。
固定メンバーでのバンド練習ならともかく、オンラインセッションならではの注意点があります。
リアルセッションとオンラインセッションは、聞かれ方が対照的です。

[リアルセッション]
・演奏の多少のミスは気にしない、ならない。
・単純な曲でも、アドリブやVo.を聞いて楽しむことが出来る。
・曲が多少長くても気にならない。演奏を「見て」楽しむことができるので。
・選曲者以外は、曲に慣れてない(初見に近い)演奏になるので、複雑な曲は出来ない。

[オンラインセッション(Youtubeでの動画公開)]
・何度も聞かれてしまうので、最低限リズムと音程はきちんと仕上げたい。
・延々とアドリブされると退屈で聞いてられなくなる。
・1曲10分どころか5分でもかなり長く感じる。(Youtubeでは、平均視聴時間がアナリスト頁に表示されます。どんな曲でも1分半位で視聴者が半減します。)
・譜面と仮音源で何度も練習することが出来る。録音も何度も取り直せる。


2020.10  造り酒屋-3、小川町 

(3)を踏まえて【私の選曲ポリシー】

①延々とアドリブが続く曲はやらない
 ⇒JAZZスタンダード曲は今のところやっていません。オンラインでのアドリブは長くても1コーラスだと思っています。

②最長でも5分、出来れば4分程度に収める
 ⇒不特定多数の方が聞くわけではありませんが、少なくとも演奏者やその友人が聞ける(途中で飽きて閉じたくならない)ことが最低条件だと思っています。

③譜面をもらってから必死になって練習するような曲はやらない
 ⇒セッションなので参加者が楽しめないようでは本末転倒です。

④完コピーはやらない
 ⇒「〇〇のライブとそっくり同じにやりたいのだけど」というのはよく聞く言葉です。(特にボーカルの方から。)参加者の個性をぶつけて楽しむのがセッションなので、そういうのはバンドでやって下さい

⑤アドリブ勝負より、リズムの決めのある曲の方が聴きばえがする
 ⇒Youtubeでアドリブを流して関心されるほどの腕前があればともかく、私レベルのアドリブでは知れてます。アドリブ部分を十回も録音しなおすというのはセッションとは言えないでしょう。アレンジでリズムの決めを作っておくと、結構まともに聞こえます。

⑥アウトテンポのバラードはやらない(出来ない)
 ⇒リアルでは、上級者ならボーカルがバラードを歌って、それにピアノがパラパラと伴奏を付ける、という曲をやるでしょうが、オンラインセッションでは、そもそもテンポが合わせられないので、このタイプの曲は演奏不可能です。

さらに次回に続きます‥‥‥

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