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海外旅行に一番役立つ7つの必需品

一昨年に「海外旅行に一番役立つ、5つの必需品」を書きました。

海外旅行に一番役立つ、5つの必需品の選び方(上)

海外旅行に一番役立つ、5つの必需品の選び方(下)

昨年のアンコールワット旅で、さらに必需品2つを追加し全部で7つになりました。
その2つは『e-SIM』と『腕時計』です。

【その6; e-SIM】

海外の旅でどうやってスマホを使うかは、旅する人にとって一番の問題でした。日本とのローミングはべらぼうに高価だし、WiFiは無いところでは対応できないし、ポケットWiFiなんて余計な機器が重く費用もかかりで馬鹿らしい。
結局、コロナ前までは、目的国の空港に着くとまず物理SIMを買い、そこで入れ替えて現地用スマホとして使うのが一般的でした。

そんな中、ついに現れた最終兵器がe-SIMです。
昨年のアンコールワットの旅で始めて使ってみましたが、使用感想は一言「日本国内で使っているのと1mmも変わらない」です。

物理SIMをソフトにしたものがe-SIMで、日本用のSIMが入ったままe-SIMが追加され、両方を切り替えて使用することが出来ます。(iphoneなら1タッチで切り替え可能)

(注)私がiphoneを買った時は「eSIM対応です」なんて誇らしげにPRしていましたが、2018年9月発表以降のiphoneはすべてeSIMに対応しています。


2024.6 秩父湖

[e-SIMのメリット]
1)e-SIMはソフトなので、自宅でネットで買ってインストールできる

一番便利なのはこれでしょう。出発数日前に(なんなら出発直前の空港で)ネットで買ってインストールしておけば、あとは現地についてスマホの設定を1箇所変更すればOK。もう到着空港でバタバタする必要はありません。
もう一つ重要なこと。物理SIMだと、海外で取り外した日本用のSIMを旅行中に無くしてしまうと大変なことになりますが、e-SIMにすればそもそもこんなことが起きません。

2)安価で通信容量も不安なし

昨年のアンコールワット旅では、「カンボジア対応、1月、500MB」(ソラコム社)を使ったのですが、$5.89(899円)と激安でした。期間は1週間で良かったのですが、他社の1週間のものよりこちらの方が安かったので。現地でアクティベートした時から期間はカウントされます。1週間でも1カ月でも値段は大して変わりませんし。
帰国後に通知のあった使用料も普段と変わらず。言うことないですね。

3)対応する国、期間も選び放題

既に沢山のe-SIMがあり、ハワイ5日間だろうがインド2週間だろうが選び放題です。複数国に対応しているe-SIMもあるので、南ヨーロッパを2月間うろうろする予定という旅でも、対応のe-SIMは簡単に探せます。

注意点が一つだけ。
普通のe-SIMは、データー通信専用なので電話番号がありません。出張以外で旅先から日本に頻繁に電話する人はいないでしょうが、「現地で Uber や Grab を利用する場合」には、国によっては現地の電話番号を持っていないと利用できない場合があるので注意してください。
(もう2,3年すれば、すべて音声通話付になるのではないかと思います。)


2024.6 三峯神社(1)

【その7;腕時計】


CASIO AWG-M100-1AJF ¥26,400 電波/ソーラー発電 発売日;2012年1月

いまさらG-Shockでもないでしょと言われそうですが、便利なのは、
現地時間と日本時間の2つを『同時に』見ることが出来ること。

旅している時には時間(時刻)の確認が最重要です。「スマホで見る」は却下します。
海外で一番スリ・盗難に会いやすいのがスマホです。道端でスマホ片手にウロウロするのは危ないし、時間の確認が重要になる空港、鉄道駅、バスターミナル等は、一番スリ、盗難が多い場所です。

G-Shockには、現地時間と日本時間の両方が表示出来る機能がほぼ全機種に付いていますが、現地時間(日本時間)を見る時にワンプッシュが必要というのが多い。このG-Shockは、アナログとデジタルで2つの時間を同時表示出来るのが便利なのです。

日本では、アナログ=日本時間、デジタル=現地時間、としておいて、
現地着陸前に、アナログ=現地時間、デジタル=日本時間、とすればよい。
その切り替えは、周囲のボタン2つを同時押しするだけで一瞬です。


2024.6 三峯神社(2)

日本で現地営業時間を考えながらチケットを購入したり、現地で日本時間を把握しながらのメール・電話のやりとりが出来る。毎回ワンプッシュが必要なのと、見ただけで両方の時間がわかるというのと、どちらが便利かは経験すればすぐにわかります。

ソーラー発電、電波時計というのもマストです。G-Shockは防水性能が高いので電池交換時に気圧調整で1回3000円位とられてしまう。12年間、ソーラー発電で何の問題もなく動いているのは高い実用性の証です。発売直後に買ったのですが、12年間もモデルチェンジしていないというのはベストセラーでしょう。(買った時は1万円台だったと思います)

(追記)カンボジアへの飛行機の中、現地時間と日本時間の切り替えは「2つのボタンを同時押し」という所まで覚えていたのですが、4つのうちどの2つのボタンだったか忘れてしまった。結果、色々押して、ストップウォッチになったり、文字盤ライトが付いたり。久しぶりの海外だったからなぁ(笑)。

旅がどんどん便利になります‥‥‥

海外旅行に一番役立つ、5つの必需品の選び方(下)

前回に続き、第2位、第1位の発表です。

【第2位】レインウェア
旅行で悩ましいのは雨。海外を歩く時は「手に物を持たない」が大原則(注意が分散され、忘れ物をしたりスリにあったりするため)なので、レインウェアは予想以上に活躍します。
子供の頃、海外の人は雨で傘なんかささない、皆、平気でぬれて歩くと聞いて、なんてダンディなんだと思ってました。この話、半分は〇、半分は×。

レインウェア_
(モンベル) トレッキングレインウェアジャケット1128505 LFGN¥23,200
→ここまで本格的なものは、旅行では必要ないですが。

海外では日本みたいな土砂降りになることはない⇒そんなことは無い。東南アジアは日本より豪雨になるし、ヨーロッパも普通にザーザーぶりになります。

外国人は雨に濡れても傘をささない⇒そんなことは無い。傘をさす人は普通にいます。ただ、結構降っていてもレインウェアを着て、傘はささない人もいるのが日本とは違います。

1日中雨が降ることが少ない⇒これはその傾向があります。半日ずっと降っているということはまずない。そもそも、熱帯の一部を除けば日本の降水量は海外の倍以上ですから、ザックリ言って雨は日本の半分です。

雨に濡れてもすぐに乾く⇒これは確実にいえます。もともとの湿度が全然違うので、雨が止むと濡れた洋服やカバンも1時間もかからずに乾いてしまうことが多い。以前、曇りの肌寒い日に雨に降られたのですが、1時間の昼食後に外にでたら路面がすっかり乾いていたのにはびっくりしました。日本なら夜まで水たまりが残っているでしょう。

ということで、折り畳み傘1本は持っていきますが、雨の時はレインウエアを着て傘をささずに歩きます。レインウェア自体は室内に少しいれば乾きますから、1日中濡れたウェアを持ち歩くようなこともない。日本では、雨の日に傘をささずにレインウェアで歩いている人など、少なくとも街中では見たことがありませんが、海外では大人の女性も普通に歩いています。

登山用の高価なものは必要ないですが、フード付きでないと使えません。ゴアテックスにした方が圧倒的に快適です。1万円以上ならゴアテックスでしょう。私はL.L.Bean を使っています。
女性用だと、見た目普通のコートのような、タウンユースを兼ねたお洒落なものもあるようです。

【第1位】紙パンツ ⇒圧倒的に便利
海外旅で、一番かさむ荷物は洋服。これをどれくらい減らせるかが、荷物の量に比例します。毎日、好きな洋服をとっかえひっかえしたいという女性の気持ちもわからないではないですが、お洒落な女性でも、数回、海外に行くと洋服は極力簡素になるようです。



世界1周するバッグパッカーではないので、自分は、チップを払うようなレストランに気おくれせずに入れる程度の恰好はするようにしています。下半身を出国時のもののみで通せれば、洋服の量など知れています。となると、残るは下着と靴下。さすがに下着と靴下は毎日変えたい。

1週間の旅でも1日1枚替えを持っていくと大荷物になるので、毎日ホテルで洗濯をします。毎日洗濯というと経験の無い人は驚くかも知れませんが、パンツ、シャツ、靴下の1日分をバスに入るついでに洗うだけです。量を考えればコインランドリーなど必要ない。もちろん速乾性のものを持っていきます。
自分は一応予備2セット持って行きますが、2セット目は使わずに帰国することがほとんどです。つまり身に着けたものともう1組を毎日交互着用です。

問題は、毎日ホテルを変えるという移動の多い旅をすると、洗濯が出来ず、この方法が使ないこと。
この時こそ紙パンツです。Amazonで1枚50円、10日間の旅行で500円程度。滅茶安い。

問題は履き心地。試しに、仕事の日に履いて通勤してみましたが、トイレに入って「あれ?何か変だな。そうか、紙パンツ履いて来たんだ。」違和感が全然なかったので、すっかり忘れていた位です。



すべての旅行グッズの中で、一番役に立ったのは間違いなく紙パンツです。
洗濯も不必要だし、毎日、新品を履けるということは衛生面からも非常に清潔。
昨夏の北海道10日間旅行も、これで通しました。

紙シャツも探したのですが、なぜか数が少なく、今検索したら1枚500円のものが見つかりました。
使い捨てを考えると、もう少し安くなって欲しいなあ。ここまで来たら、紙靴下も作って欲しいよ。

前回と合わせて、5つの必需品の選び方を書いてみました。

海外旅行に一番役立つ、5つの必需品の選び方(上)

自分も使っているよというのから、へーというものまであったかも知れません。
海外旅行で、、、と書きましたが、国内旅行でもほぼ通用するはずです。

旅行は好きだけど荷物積めを考えるとうんざりする、という人は多いと思います。
毎日の通勤に「何を持って行こうか?」なんて考える人がいないように、旅行も同じように定型化すればいい訳です。

参考になったでしょうか‥‥‥

海外旅行に一番役立つ、5つの必需品の選び方(上)

海外旅行に行く度に荷物詰めをするのはとても面倒なので、いつでも旅に行けるように鞄に旅行セットを一式詰めて部屋に転がしてあります。今回は、自分で使った中で一番便利な旅グッズをご紹介します。海外旅再開に向けて参考になれば幸いです。
一番重要なのはパスポート、クレジットカード、スマホなので、これ以外でです。

【第5位】旅行カバン(スーツケース)
まず鞄は消耗品なので、高価なものを買っても意味がない。色々ある中で、ハードの旅行カバン(80L、高さ70cm位の写真のようなスーツケース)はお勧めしません。なぜか?
※飛行場とホテル間をタクシーで往復し、ホテル移動無しという旅行スタイル以外。

スーツケース_

1)今までに何回壊されましたか?私は3回壊されました。へこむなんていう生易しいものでなく使用不能になりました。すべてアメリカの航空会社でアメリカの空港に行った時の出来事、11回行って3回なので確率約3割。もちろん保険で100%回収しましたが。
たまらずソフトケース(ジッパーで開閉するビニール外皮のもの)に変え、それからは壊されていません。ソフトケースであれば 3m位放り投げられても、キャスター直撃さえなければ壊れないので。

2)80L前後のスーツケースは現地での移動がかなり大変で、ヨーロッパの石畳などは泣きたくなるはずです。飛行場とホテル間をタクシーで往復しホテル移動無し、というスタイル以外は、機内持ち込み可(30Lキャリーケース等)にすることです。
※ただし、最近は超軽量かつ安価なものが多いようです。色々探してください。

3)短時間トランジットの時は、荷物の飛行機から飛行機への積みなおしが上手くいかず、ロストバゲージになる確率が上がります。悪名高きシャルルドゴール空港やヒースロー空港などで2時間トランジットする場合は、かなりの確率でロストバゲージが発生します。
(最初から間に合わせる気がないのではないか、と思っています。)
絶対にロストバゲージにならない方法があります。すべて手荷物にして搭乗時に持ち込むことです。
何回か海外にいけば、そもそも色々な荷物など必要ないとすぐわかるはずです。

【第4位】靴
海外旅は非常に歩きます。飛行場1つとっても、羽田の国際線ターミナルのようなコンパクトな飛行場は滅多にないので、空港内をうろうろしているとそれだけで1万歩(7km)位歩いてしまいます。


(トレッキングシューズの例) サロモン X ULTRA 3 GORE-TEX

一番足が疲れないのは、ローカットのトレッキングシューズ。見た目はスニーカーですが、メーカー製のトレッキング用のは疲れ方が全然違います。サロモン、KEEN、メレル、ノースフェイスあたりなら間違いない。1万円以上のものは、ゴアテックスで快適性が段違いです。

ただし、ローカットのトレッキングシューズは見た目がごつい。女性だと嫌な人もいるでしょうし(女性用の綺麗なカラーのもあるけど)、まともなレストランに行くときは男でも気になってしまう。
ということでお勧めはピンポイントで
「MERRELL(メレル)  ジャングルモック」。
街中でもよく見かけるし、ある程度の靴屋なら必ず置いてあるはずです。1万3千円程度。
ともかく足に優しい。国内旅でも海外旅でも、今はこの一択です。


MERRELL(メレル)  ジャングルモック

【第3位】お財布
海外で一番気を遣うことはお金の管理。では、お財布はどうするか。
まさか日本で使っているお財布を持っていく人はいないでしょうが。

①クレジットカードを2、3枚持っていく。
まとめて財布に入れておくのは危機管理上、意味が無い。1枚は、財布以外のところに隠しておくのですが、この場所が結構難しい。一番いいのはズボンの内側に隠しポケットを付けることですが(カバン、上着は紛失の可能性があるので)、数か月の旅でない限り、ここまでやる人は少ないでしょう。隠しポケット付きズボンを普通に販売して欲しいよ。

②非常に当然ですが、財布自体はなくなってもいいものにする。(中身は別)
ブランド物の財布など論外です。財布を出すときは常に危険と隣り合わせなので、ぼろい財布にすることが安全性アップに直結します。愛用の財布は100円。とても使いやすいです。



③財布を体と結び付ける(女性はショルダーバックでも可)
自分は、財布とズボンをチェーンで結んでいます。ピストルを突き付けられズボンを脱がされる以外では財布をとられる心配がない。財布を無くすのは、置き忘れ(一瞬でもその隙に盗難にあう。)かスリのどちらかが大半で、ピストルを突き付けられて、という話はさすがに聞きませんから。
女性の場合は、ショルダーバックを幼稚園かけにして、そのファスナー等とチェーンで結んでいる人も見かけます。

④極力、現金を入れない
そもそも海外旅行中に現金をしょっちゅう使うというのは、根本的に間違っています。普通の国は、クレジットカードより現金の方が不便なはずですから。現金が必要なのは、カードが使えないトイレやバス、極少額の買い物位のはず。日本円で5000円も換金すれば十分なはずです。

今回は、5位から3位までのご紹介でした。次回に続きます。

海外旅行に一番役立つ、5つの必需品の選び方(下)

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