- Date: Tue 18 10 2022
- Category: Songs3
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Loving You Was Like A Party (1975) by Marlena Shaw/Bernard Ighner カバーしてみた
まずは、オンラインセッションでのカバーを、聞きながらお読み下さい。
Vocal : Marie
EP : C. Sugita
Bass : S. Kawano
Guitar :Akissh (Gibson Les Paul)
Drum :BIAB
Arranged : Akissh
Composed : Bernard Ighner
Photo : Seattle USA 2019
女性ボーカルの名盤中の名盤、Marlena Shaw「Who Is This Bitch Anyway?」(1975)から。このアルバム、Harvey Mason(D)、Chuch Rainey(Bs)、David T. Walker(G)、Larry Carlton(G)、Larry Nash(Ep)他、というメンバーを見れば、最高のフュージョンサウンドに乗ったボーカルアルバムだということが納得できるでしょう。
この曲以外にも、Street Walking Woman、Rose Marie、You、Feel Like Makin' Love など、今でも演奏され続けている名曲が並んでいます。その当時、女性ボーカルで何やろうか?となれば、まずこのアルバムから選曲する、という位のスタンダードばかりです。
Who Is This Bitch Anyway?(1975)
アルバムトップの Street Walking Woman(偽悪的な曲名と詞も凄いです、このアルバム)では、バーの男女のナンパ実況の語りから、Harvey Masonの16Beatになだれ込んでくるのはカッコいいの一言。
Feel Like Makin' Love は、Roberta Flack version のソフトなアレンジでやるのが一般的だと思いますが、このアルバムのアレンジは、Marlena Shaw のソウルフルなボーカルに David T. Walker と Larry Carlton の掛け合いのGtが絶品。この2人の掛け合いをどうやって1人でコピーするか、その昔、悩んだものです。
アルバムの紹介をしているとキリがないので、良質な解説をリンクして終わりにします。
Marlena Shaw 『Who is This Bitch, Anyway?』(1975)
もう一度、女性ボーカルを立てたバンドをやるなら、間違いなくこのアルバムのサウンドを追及する。
自分の中での理想形のボーカルサウンドです。
メインモチーフの最初の4小節
Loving You Was Like A Partyは、テンポ96でマイナーキーとメジャーキーを行ったり来たりする、ミディアムスロー16Beatバラード。Harvey Mason と Chuch Raineyの余り跳ねない16Beatがともかく渋い。
歌詞を聞き取らなくても、曲の雰囲気そのものの歌詞で、「アンタに振られて気分は最低よ。あの時の愛はパーティーみたいだったわ。」というダークなラブバラード。
コード進行は特段難しく無いですが、イントロが9小節と2拍と変則なのが特徴。
ここはオリジナル通りやるのがお約束。普通の8小節でやると、ボーカルの方が別の場でこの曲をやる時に戸惑ってしまう(そんな機会があるのか?)ので。ここは単純にオリジナルをコピーしましょう。
この曲のコード進行は、Em7で入ってEMajor7で終わる、冒頭4小節がすべてといってもいいでしょう。この4小節は、参考まで載せておきます。
ボーカルが徐々に盛り上げて歌ってくれれば、演奏はそれについていくだけで良い。
ジャケット写真を見ただけで子供が泣き出しそうな、弩迫力のマリーナ姉さん、もとい Marlena Shaw との比較は無意味ですが、日本人でここまでソウルフルに歌ってくれる方は少ないですね。今回のMarieさん(Vo.)は、迫力のある歌い手さんで、本曲初トライの中で十分歌いこなしてくれたと思います。
Build-Your-Own-Distortion (BYOD) (DAW Plugin) 今回のギターソロでのセッティング
今回は、2021年1月のオンラインセッションの音源をそのまま使って、リミックスしてみました。
オリジナルの、シンセの音質とフレーズがやや古臭く感じてしまうので、カバーではソロはエレピとギターに振り分けてみました。
延々と続くコーダ部分は、ギターカッティングをポイントにアレンジし直しました。
このアレンジは割と気にいってます。
ギターソロパートには、Chowdhury 社の Build-Your-Own-Distortion (BYOD) という、PC上でコンパクトエフェクターを数十種類、自由に組み合わせて音作りが出来るマルチエフェクターを使用してみました。最近インストールしたのですが、音が素晴らしいですね。
別途記事を書くつもりなので、今回使用したセッティングのみ載せておきます。
ということで、名曲を1つ発掘することが出来ました。
マリーナ姉さん、いつまでもお元気で歌い続けて下さい‥‥‥
Original Version
Vocal : Marie
EP : C. Sugita
Bass : S. Kawano
Guitar :Akissh (Gibson Les Paul)
Drum :BIAB
Arranged : Akissh
Composed : Bernard Ighner
Photo : Seattle USA 2019
女性ボーカルの名盤中の名盤、Marlena Shaw「Who Is This Bitch Anyway?」(1975)から。このアルバム、Harvey Mason(D)、Chuch Rainey(Bs)、David T. Walker(G)、Larry Carlton(G)、Larry Nash(Ep)他、というメンバーを見れば、最高のフュージョンサウンドに乗ったボーカルアルバムだということが納得できるでしょう。
この曲以外にも、Street Walking Woman、Rose Marie、You、Feel Like Makin' Love など、今でも演奏され続けている名曲が並んでいます。その当時、女性ボーカルで何やろうか?となれば、まずこのアルバムから選曲する、という位のスタンダードばかりです。
Who Is This Bitch Anyway?(1975)
アルバムトップの Street Walking Woman(偽悪的な曲名と詞も凄いです、このアルバム)では、バーの男女のナンパ実況の語りから、Harvey Masonの16Beatになだれ込んでくるのはカッコいいの一言。
Feel Like Makin' Love は、Roberta Flack version のソフトなアレンジでやるのが一般的だと思いますが、このアルバムのアレンジは、Marlena Shaw のソウルフルなボーカルに David T. Walker と Larry Carlton の掛け合いのGtが絶品。この2人の掛け合いをどうやって1人でコピーするか、その昔、悩んだものです。
アルバムの紹介をしているとキリがないので、良質な解説をリンクして終わりにします。
Marlena Shaw 『Who is This Bitch, Anyway?』(1975)
もう一度、女性ボーカルを立てたバンドをやるなら、間違いなくこのアルバムのサウンドを追及する。
自分の中での理想形のボーカルサウンドです。
メインモチーフの最初の4小節
Loving You Was Like A Partyは、テンポ96でマイナーキーとメジャーキーを行ったり来たりする、ミディアムスロー16Beatバラード。Harvey Mason と Chuch Raineyの余り跳ねない16Beatがともかく渋い。
歌詞を聞き取らなくても、曲の雰囲気そのものの歌詞で、「アンタに振られて気分は最低よ。あの時の愛はパーティーみたいだったわ。」というダークなラブバラード。
コード進行は特段難しく無いですが、イントロが9小節と2拍と変則なのが特徴。
ここはオリジナル通りやるのがお約束。普通の8小節でやると、ボーカルの方が別の場でこの曲をやる時に戸惑ってしまう(そんな機会があるのか?)ので。ここは単純にオリジナルをコピーしましょう。
この曲のコード進行は、Em7で入ってEMajor7で終わる、冒頭4小節がすべてといってもいいでしょう。この4小節は、参考まで載せておきます。
ボーカルが徐々に盛り上げて歌ってくれれば、演奏はそれについていくだけで良い。
ジャケット写真を見ただけで子供が泣き出しそうな、弩迫力のマリーナ姉さん、もとい Marlena Shaw との比較は無意味ですが、日本人でここまでソウルフルに歌ってくれる方は少ないですね。今回のMarieさん(Vo.)は、迫力のある歌い手さんで、本曲初トライの中で十分歌いこなしてくれたと思います。
Build-Your-Own-Distortion (BYOD) (DAW Plugin) 今回のギターソロでのセッティング
今回は、2021年1月のオンラインセッションの音源をそのまま使って、リミックスしてみました。
オリジナルの、シンセの音質とフレーズがやや古臭く感じてしまうので、カバーではソロはエレピとギターに振り分けてみました。
延々と続くコーダ部分は、ギターカッティングをポイントにアレンジし直しました。
このアレンジは割と気にいってます。
ギターソロパートには、Chowdhury 社の Build-Your-Own-Distortion (BYOD) という、PC上でコンパクトエフェクターを数十種類、自由に組み合わせて音作りが出来るマルチエフェクターを使用してみました。最近インストールしたのですが、音が素晴らしいですね。
別途記事を書くつもりなので、今回使用したセッティングのみ載せておきます。
ということで、名曲を1つ発掘することが出来ました。
マリーナ姉さん、いつまでもお元気で歌い続けて下さい‥‥‥
Original Version
このアルバムのサウンドは、一時期のニューミュージックはパクリまくりだったですし、歌謡曲も、例えば岩崎宏美のアルバムは水谷公夫と矢島賢のツインギターで、すごく影響されていたと思います。
こうしたアルバムや、ダニー・ハサウエイやベン・シドランのライブ盤などを聴くと、最小コンボでも、いや最小ゆえの精鋭だけに、極上のサウンドが聴けたんだと、いつもの70年代は良かったという遠い目になりますし、ある意味DX7や打ち込みサウンドの功罪はあるなあと感じます。
AKISSHさんのカバーは、ボーカルは今どきの女性ボーカルと違って、ソウルフルで黒っぽさ(昨今はNGワードでしょうが)のフィーリングもいかしていて、ベースはゴリゴリ、エレピはバッキングも見事で、本当素晴らしいです。
ギターはレスポールと言うことで、「夜の彷徨」以前のカールトンやバリー・フィナティを彷彿とさせますし、ナチュラルオーバードライブの音色もすごく良いです。