ドキドキ!プリキュア・第1話『地球が大ピンチ!残された最後のプリキュア!!』感想
早速、キュアソードの故郷・トランププ王国が滅んでしまうと言う、波乱の幕開けとなりました。
その頃、大貝第一中学校の生徒達は、学校のオリエンテーションで、世界一の電波塔・東京クローバータワーに訪れていました。
体調を崩したり問題を起こしたりする生徒達を、甲斐甲斐しくお世話する、生徒会長・相田マナ。
マナの幼馴染にして生徒会書記・菱川六花。
そして、同じくマナの友人でクローバータワーのオーナーでもあるお嬢様・四葉ありす。
3人が、タワーの展望台に向かう為にエレベーターの順番待ちをしていると、突然謎の怪物・ジコチューが現れ、タワーを襲い展望台へ。
他の生徒達と避難した、六花。違う場所で現場を目撃し、呑気な発言をするありす。
そしてマナは、タワーで出会った少女・美智子ちゃんを救う為に、一人で展望台へ。
展望台でジコチューと対峙する、マナ。しかし、敵と戦う術を持たないマナは、太刀打ち出来ません。
其処に、颯爽と登場したキュアソードがマナを救い、事件は一件落着…と思いきや!
キュアソードとマナ達の邂逅。そして、謎の敵との遭遇。
マナ達は今後、どんな物語を紡いで行くのでしょうか?
此処とは違う世界に存在するトランプ王国は今、壊滅の危機に瀕していました。
トランプ王国の最後の戦士・キュアソードは、複数の謎の敵と戦いながら、最後の抵抗を続けています。
ゴリラ型・イカ型・ハゲワシ(禿鷹?)型と、種族の違う敵と連戦する、キュアソード。
イカ型に捕えられ窮地に陥るも、触手を掴み、投げ飛ばして一網打尽にしました。
そして、王宮があったと思われる所まで移動したキュアソードは、そびえ立つ悪魔の城の様な建物を見た瞬間、歯を食い縛りました。
「何も守れなかった…。何も…!」
滅びた故郷の惨状を見上げるキュアソードの瞳に零れる、涙。
しかし、その涙を拭う暇も無く、彼女は敵の次の目的地・地球に赴き、敵と再び対峙することになりました。
寂しさを抱えて戦い続けるキュアソードに、笑顔は戻るのでしょうか?
OP曲『Happy Go Lucky! ドキドキ! プリキュア』が流れ、いよいよ新番組が幕を開けました。
4人の妖精と共に登場した、赤ちゃん妖精の可愛らしさに早速、母性本能がくすぐられます。
そして、このOPの映像で、マナ達の関係性の深まる過程が、丁寧に描かれています。
(※母性本能は、人間が性別に拘らず持っている、種の保存に関わる本能の一つです。
例えば、道端で泣いている子供が居れば助けたくなるのも、母性本能の現れです。)
OPの映像だけで多くの情報があり、期待が持てる感じがした所で、いよいよ本編が始まりました。何処かへ出掛けるのか、家を元気に飛び出すマナ。
家族構成は、両親と祖父の4人家族の様です。
しかし、テロップの所為で、祖父の顔が隠されています。
これは是非、限定版CDかBDを買って、一刻も早くノンテロップ版の映像を観なくては!
元気に駆け抜けるマナが、道端に咲く花を見付け、しゃがんで眺めています。
花を愛でる優しさと、細やかな気配りが出来ることが一度に解る、良い構図です。
指にブローチの様なものを挟み、マナに微笑みかける、怪しいイケメン。何だか秘密がありそうな感じです。
コックの父親と皿を洗う母親、和服の祖父の姿が映りました。
マナの祖父と一緒に囲碁か将棋を指しているのは、ありすの執事・セバスチャン。
その立派な体格から判断して、腕っぷしも強そうな予感が。
自室で本を読む、六花。本を読むときは、眼鏡の様子。
学校の図書室でマナに勉強を教えている様子からして、教え上手な感じがします。
両手に両親の腕を絡めながら、幸せそうに歩く六花。
普段はしっかり者の印象を受けますが、両親の前では甘えん坊なのかも?
背後の遊園地の乗り物は、『Yes!プリキュア5 GoGo』の妖精・シロップに似ています。
もしかしたら、『プリキュアオールスターズDX2』で妖精達が経営していた遊園地・フェアリーパークが、営業を再開したのでしょうか?
若くして、多くの部下を従えている、ありす。
両親の姿が映っていませんが、海外に赴任しているのか、それとも…。気になります。
でも、マナとお茶会を楽しんでいる雰囲気から察すると、両親が何らかの理由で不在でも、幸せなのでしょう。
そして、OPの映像で一番感動したのが、次の真琴のシーンです。
降りしきる雨の下で、肩を抱く様にコートの襟を立てる真琴。
彼女の孤独が窺える、切ないシーン。
しかし、その直後、隣にマナ・六花・ありすが寄り添い、マナが真琴の腕を引っ張った瞬間、澄み渡る青空に。
真琴はコートを脱ぎ捨て、マナ達と一緒に明るい表情に変わりました。
真琴の孤独をマナ達が癒し、真琴が笑顔を取り戻す瞬間が思い浮かぶ、素敵なシーンだと思いました。
今回の敵幹部・ジコチュートリオ(イーラ・マーモ・初老の男性)の3人が登場。
貫録ある風貌から察するに、初老の男性がリーダーなのでしょう。
『フリット爺さん』とか『チョイ悪の音吉さん』等という書き込みを読んだときは、思わず笑ってしまいました。
アバンに登場した謎の建造物を背後に、人物のシルエットが。
もしかしたら、今年は追加戦士が存在するのでしょうか?
夏の山で、川遊びに興じるマナ達。その表情から、すっかり打ち解けている様です。
冬になり、雪遊びをする4人の姿も微笑ましいです。
4人のプリキュアが戦っている場所は、空の色から判断して、トランプ王国なのでしょう。
最終決戦がどんな展開になるのか、今から楽しみです。
そして、最後に赤ちゃん妖精が、よちよちと飛びながらマナ達に近付いて行くシーン。
マナが赤ちゃんを抱っこした瞬間の目を細める表情が、とても微笑ましくて可愛いです。
マナの母性溢れるシーンが、早く観たいです。
最後に、浄化された心が多数舞う姿が映っています。
きっと、トランプ王国に巣食うジコチューを全て浄化し、王国に平和が戻った瞬間なのだと思います。
全長999mを誇る世界一の電波塔・東京クローバータワーには、多数の観光客が押し寄せていました。
大貝第一中学校の生徒達もまた、オリエンテーションとして、タワーを訪問していました。
生徒達がバスから降りているにも拘らず、昼寝を決め込む担任の教師。
バスガイドが見かねて声を掛けますが、「ウチには、頼りになる生徒会長が居ますから。」と呑気そうに答えました。
この演出、何だか懐かしいです。
『ああ。この主人公は、頼りになるタイプなんだな』と、簡単に想像出来ました。
「会長!二階堂君が、余所の学校の子とケンカしてます…!」
「会長!八嶋さんがバスで酔っちゃったみたい!」
「会長!三村君がお財布、無くしました~!」
困っている生徒達の声を聞き、現場に駆け付ける、生徒会長と思しき女生徒。
その手には既に、三村君の落としたがま口が。
少女が目の前を駆け抜けた瞬間、陸上部員と思しき女生徒がストップウォッチを取り出し、タイムを計測。
「速い!」「全国レベルです!」と、驚愕の表情を見せます。
この一言で、主人公の高い身体能力を有していることが判明しました。
これも、良い演出だと思います。
泣いている三村君にガマ口を手渡し、八嶋さんをベンチで休ませつつ、額の汗を拭くマナ。
そして、他校生達と揉めている二階堂君達の間に入り、「ストーップ!」と両手を広げて仲裁に入りました。
「世界一のタワーの前でケンカなんかしてたら、笑われるよ?(※意訳)」
仲裁に入ったマナに対し、「何だ?テメェは!?」と突っ掛る、他校の生徒。
彼等の前に向き合い、マナは大きな声で、自己紹介をします。
「初めまして!私、大貝第一中学校生徒会長・相田マナです!!」
この一言で、視聴者に主人公の名前と、声が大きくて快活な少女であることが、一度に説明することが出来ました。
演出が本当に細やかで、心地良いです。
「手と手を握れば、お友達っ!宜しくお願いします!」
快活な美少女に手を握られ、にこやかに語り掛けられて『転ばない』男子中学生なんて、恐らく存在しません。
ご多分に漏れず、他校生は毒気を抜かれ、我先にマナと握手を交わそうとしています。
そう言えば他校生の制服の色、予告編とは違う色でした。
今後も細やかな修正をしてくれるのなら、作画については心配無用かも知れません。
(※個人的には、作画よりも話の内容を重視しています。)
「あっと言う間に丸く収めちゃったわ!」「流石、生徒会長!頼りになるぅ~!」
『そこに痺れる、憧れるゥ!』と言った感じで、全校生徒の憧れの的っぽいマナに、各種運動部員からの勧誘の声が。
其処に、マナを探しにやって来た六花が登場し、マナの背中を押してその場を離脱。
2人は展望台に向かう為に、エスカレーターに乗りました。
自分のことをそっちのけで、生徒達のお世話ばかりしているマナを心配する六花。
しかし、ほんの少し目を離した隙に、マナはもう、別の場所へ。
他の生徒からマナの行く先を聞いて、六花がエスカレーターを登ると、マナが泣いている少女をあやしていました。
「お姉ちゃんが、おまじないを教えてあげる!こうやって、手の平にハートを書きながらお願いしてみて?」
「『お母さんが見付かります様に』って!」
自分の左手の平に、ハートを書くマナ。
後に、このおまじないが重要な伏線になります。
「美智子!」「ママ!」
おまじないが効いたのか、程無く美智子ちゃんの母親は見付かり、再会の抱擁をする2人。
美智子ちゃんは笑顔でマナにお礼を言い、母娘はその場を立ち去りました。
「もう。マナったら…。」
少し目を離した隙に、また人助けをしていた親友の姿を見て、溜息を吐く六花。
「マナは、愛を振り撒き過ぎなのよ。」
誰かが喜ぶ顔を見ると、嬉しくなると語るマナに対し、心配そうに呟く六花。
六花の言葉に笑顔で応える、マナ。その直後――。
「わぁー!!」
目を輝かせ、身体を揺らして興奮気味のマナ。その姿を見て驚く、六花。
「あれ、『まこぴー』じゃない?」
マナが指差す先には、新進気鋭のトップアイドル・剣崎真琴の姿が。
何処かに移動する途中の真琴を囲む、大勢のファン。その手には応援グッズやカメラ等が握られています。
「誰?」「知らないの?剣崎真琴だよ!」
真琴の姿を確認する為に、眼鏡を掛ける六花。憧れの芸能人の姿に大興奮の、マナ。
マナ達の隣には、真琴が全面に映った『エースティ』の広告ポスターが。【エースティ・CM】
~素材の味が生きている。身体に嬉しいカフェイン・ゼロ~
「『エースティ』!いっしょに飲もう!」
「はいはい。最近売り出し中の、アイドルね!見たことあるわ。」
「私、初めてだよ!芸能人を生で見るなんて!ウッヒャ~!可愛い~!顔、小さーい!!」
口調が少しオカンっぽい、六花。結構ミーハーなマナ。
この対比も素晴らしいと思いました。
『まこぴー』の顔を近くで見る為に、ダッシュで駆け抜けるマナ。
置いてけぼりを食らう、六花。
ファンに囲まれ、身動きが取れない真琴。女性マネージャーとスタッフが道を作ろうとしますが、中々移動出来ません。
そんな最中、真琴の髪からリボンの付いた髪飾りが外れ、地面を転がります。
ちょうど、その場に居合わせたマナは、地面を転がる髪飾りを目で追い、無事に回収。
「済みませーん!」と人混みを掻き分け、真琴の目の前に辿り着きました。
「落し物です!」
笑顔で真琴に髪飾りを手渡す、マナ。その掌にそっと触れ、髪飾りを手にする真琴。
「ありがとう…。」
エレベーターのドアが閉まる瞬間、真琴からお礼を述べられ、大感激のマナ。
「どうしたの?真琴。あなたらしくもない…。」
「ごめんなさい。もう、大丈夫。」
取り戻した髪飾りを再びつける、真琴。
ドクンっ!
「聞こえたシャル!」
「『ジコチュー』の闇の鼓動ケル!」
「こっちの世界にも、ジコチューが来てるランスか?」
トランプ王国から派遣された3人の妖精、シャルル・ラケル・ランス。
3人の目的は、『最後の希望』『私達の切り札』を探すことでした。
それにしても、ランスの口調は、ほのぼのとしていて可愛いです。
いっそ、ランスの口調を書くときは全部平仮名にしたい程です。
「あ~!まこぴーに『ありがとう』って言われちゃった!こんなにドキドキしたの、生まれて初めて!」
憧れの『まこぴー』にお礼を言われたことが嬉しくて、六花を置いてきたことを忘れているマナ。
この直後、マナは、『運命の出会い』を果たします。
「其処の幸せそうな、お嬢さん!」
「えっ!?」
「君にピッタリのアクセサリーがあるんだけど、見て行かない?」
「何だ…。こんにちは!」
幸せな気分に浸っているときに突然、男性から呼び止められて、怪訝な表情をするマナ。
しかし、この声の主が民芸品店の店員だと判明した瞬間、表情を和らげ、店員に笑顔を見せました。
マナは当初、口調だけで判断して、この声の主がナンパか宗教の勧誘だと思って訝しんだのだと思います。
でも、ただの屋台の呼び込みだと判明したので、店員に笑顔を見せて店に近付きました。
マナが他人への警戒を解き、一瞬で心を開く瞬間を垣間見ることが出来ました。
「うわ~!素敵~!」
屋台に並ぶ様々な民芸品を見て、歓声を上げるマナ。
ふと、特徴的なアクセサリーに目が留まり、手にしました。
「お嬢さん、お目が高いね。それは、『キュアラビーズ』っていう骨董品なんだ。」
「キュアラビーズ?これ、まこぴーが付けていたのと似てる…。」
運命に引き寄せられる様に、キュアラビーズを見詰めるマナ。
その瞬間、キュアラビーズが輝き出し、異空間に吸い込まれてしまいました。
しかし、不思議な現象は一瞬で終わり、左胸に何かが宿った感じがしたマナは、そっと手を触れました。
何が起きたのか少し混乱しているマナに、店員は「良かったらそれ、貰ってくれないかな?」と、下手なウインクをしました。
「そんな!頂けません!『タダより高い物は無い』って、お爺ちゃんが言ってましたし!」
店員の申し出を、丁重に断るマナ。
「物の価値なんて、付ける人次第で変わるものさ。」
遠慮するマナの胸のリボンにキュアラビーズを飾り、鏡を向ける店員。
その瞬間、マナの表情が明るく変わりました。
「マナぁ~!もう、何処に行ってたのよ!早くしないと展望台に行く時間がなくなっちゃうよ!」
逸れたマナを発見し、その手を引っ張りながら展望台に急ぐ六花。
去り際に振り向き、店員に礼を述べるマナ。
「宜しく。マイ・スイートハート。」
マナの後ろ姿を見守りながら、そっと呟く店員。
※此処で、マナが手にしたキュアラビーズが、真琴の髪飾りと同じ物だと判明しました。
と言うことは、キュアソードの正体は、真琴なのでしょう。
また、真琴のマネージャーもきっと、トランプ王国の関係者なのだと思います。
それにしても何故、真琴はアイドル活動をしているのでしょうか?
とても、気になりました。
「うわ~!すっごい行列!!」
「マナが勝手に居なくなったりするからよ!」
「うふ。スミマセンでした…。」
六花を置いてきぼりにしたことを謝り、六花と一緒に列の最後尾に並ぶマナ。
ちょうどその頃、二階堂君と手下(?)が大行列を見て、愚痴をこぼしていました。
「横入りしてしちまえば、待ち時間ゼロだぜ!」
カニの真似をしながら、何やら善からぬことを企む、二階堂君。
「二階堂君~!こっち、こっち!!」
「へへ…。並ぼっか…。」
マナに大声で呼び止められ、計画を中止して並ぶことにした二階堂君達。
「そうそう。皆と一緒に並んだ分だけ、感動が待ってるんだからね!」
マナ達が行列に並んでいるころ、クローバータワー入口に、ピンクに塗装された一台の高級外車が停まりました。
入口には赤絨毯が敷かれ、誰かを出迎える為に、多くの従業員が立っています。
「お待ちしておりました。ありすお嬢様。」
「ごきげんよう。」
車から降りてくる少女を揉み手で迎える、禿げ頭の社長(?)に挨拶する、ありす。
早速、ありすを展望台に招待しようとする社長。しかし、ありすは既に、行列の最後尾に並んでいました。
慌てふためきありすを迎えに来た社長に対し、ありすは静かに答えました。
「並んでいます。展望台に行きたい人は、こうするのがルールなのでしょう?」
「このタワーのオーナーたるあなた様が、別に並ぶ必要など御座いません!」
「『並んだ分だけ感動が待っている』。マナちゃんなら、そう言うと思います。」
「ま、マナちゃん?」
「私の大切なお友達です!」
ありす登場と、社長との遣り取り。
この僅かな時間で、ありすの背景と少し浮世離れした性格、そして、マナと六花との関係性が明らかになりました。
特に、「マナちゃんなら、そう言うと思います。」というありすの言葉が、彼女がマナに対する篤い信頼を示していると思いました。
長い行列が捌け、もうすぐ展望台までのエレベーターに乗れるまでに近付いたマナと六花。
その視線の先には、先程の美智子ちゃんの姿が。
「あっ!さっきのお姉ちゃん!」
「美智子ちゃん!行ってらっしゃ~い!」
美智子ちゃんに声を掛けられ、手を振るマナ。
このシーンで、マナの記憶力の良さが証明されました。
1話が開始してまだ半分も行っていないのに、細やかな演出が次々と冴え渡り、本当に心地良い視聴感です。
「いってきま~す!」
美智子ちゃんの笑顔を、嬉しそうな表情で見守るマナ。
その頃、マナ達の後ろに並ぶ観光客の男性とその前に並ぶ女性は、行列の長さに苛立ちを覚えていました。
「何時間並べばいいんだ…。行列なんか無視して、横入り出来たら良いのになぁ…。」
男性が呟いた瞬間、その心の片隅に闇が覆いました。
その闇は一瞬、全体に広がりかけたものの、男性が横入りを思い留まった瞬間、闇は消え去りそうになりました。
「――やっちゃえば、良いじゃん!?」
男性の心に囁き掛ける、怪しい少年の声。田中真弓さんの珍しい、悪役ボイスです。
『闇ルフィ』とかネタで書かれても、やっぱり良い演技です。安定感が凄いです。
「遠慮は要らない。心の闇を解き放つんだ…。」
ジコチュートリオの一人・イーラが指を弾くと、男性の心の闇が増大し、解き放たれて身体の外へ。
男性が倒れたことに気付いたマナが、すかさず男性に駆け寄り、声を掛けます。
「良いねぇ!これなら極上の『ジコチュー』が生まれそうだ!」
「暴れろ!お前の心の闇を、解き放て!!」
イーラが男性から取り出した闇に染まった心に、エネルギーを注入。すると――。
「ジコチュー!!」
男性の心の闇は、怪物・ジコチューに変化してしまいました。
その姿は、『横入りしたい』と言う願望を象徴してか、巨大なカニの姿をしています。
此処で、トランプ王国を襲った怪物達の名称が、ジコチューと判明しました。
僅かな出来心でも、ジコチュートリオに読み取られてしまったが最後、その悪い心が最大限に引き出されて、怪物にされてしまうなんて…!
今作の敵は、とても厄介です。
「えええ~!!?」
突然の光景に、驚きを隠せないマナ。
アイキャッチは、恐らくシリーズ初のリアル等身です。
椅子に腰掛けながら、赤ちゃん妖精にキュアビタンっぽいミルクを与えるマナの姿に、母性を感じます。
最初は照れているのか、背中を向けつつ近付く真琴の姿もまた、微笑ましくて可愛いです。
(※当然、六花やありす、4人の妖精も、可愛いです。)
突如現れた怪物の姿に驚きながらも、携帯やカメラを向ける群衆の姿。
この辺が、最近の人々の風潮を、如実に示しています。
「行列…。横入り~!!」
もの凄い勢いで、エレベーターに向かう、ジコチュー。
ちなみに、この台詞の瞬間、関西地方の放送では、地震速報が横入りしました。
六花がジコチューの姿を見て、「有り得ないんですけど!」と叫びますが、二重の意味で『有り得ない』です…。
あと数秒早く速報を流してくれたら、本編にテロップが入らなかったのに。
震度1くらいで、速報を流さなくても良いじゃないか…orz。
(※地震自体が大したことが無かったのは、喜ばしいことです。)
時報テロップの所為で、サブタイトル時のまこぴーの顔が隠れてしまうので、それも含めて残念です。
――ああ、早くBDを発売して欲しい!出来れば、1巻ずつで!!
縦横無尽(?)に暴れるジコチューの姿を見て、機嫌良く笑うイーラ。
其処に、シャルル達が到着し、事件を未然に防げなかったことを嘆いています。
どうやら、かなり使命感の強い妖精達の様です。良い子達です。
「まぁ。大きなカニさん。セバスチャン、あの子…お家で飼っても良いかしら?」
「いけません。さあ、此方へ。」
まだ外で並んでいたありすは、暴れているジコチューを見て、執事・セバスチャンに呑気な提案をしています。
ありすは、浮世離れしつつも、不測の事態にも物怖じしない性格の様です。
また、ありすがジコチューを『飼う』ということは、暴れているジコチューを捕らえる必要があります。
もしかしたら、セバスチャンはとても強いのかも知れません。
※『ジコチューになったら、ありすちゃんに飼ってもらえるのか…。』
今回の放送で、思わずこう感じでしまった『紳士』がきっと、日本中で少なくとも5人は居る筈です。
「お待たせ致しました~。」
エレベーターガールが、観光客を招き入れようとした瞬間、突っ込んできたジコチュー。
エレベーターの天井を突き破り、地上23mから一気に、地上999mまで駆け上がって行きました。
幸い、エレベーターガールは無事でいsたが、エレベーターは扉と天井が大破してしまいました。
相当な被害額が予想されます。果たして大丈夫でしょうか?
展望台に向かうジコチューを見て、展望台に居る美智子ちゃんに危機が及ぶことを察したマナ。
「美智子ちゃんが危ない!」と、地上23m地点から最上階・地上999m地点まで、非常階段を使って駆け上がります。
その様子を見て、マナの後を追い掛けるシャルル。
「順番なんて無視だあぁ!!!」
「キャー!!!」
突然のジコチューの登場に驚き、母親に抱き付く美智子ちゃん。
危機はもう、すぐ其処まで近付いています。
900m以上を会談で駆け上がるのは、流石に全国レベルの運動能力を持つマナにも、過大な負担でした。
踊り場で膝に手を突き、肩で息をしています。
「絶対助ける!」
決意を新たにし、再び階段を駆け上がるマナ。
気合を入れる為か、脳のリミッターを外す為か、大声を上げながら美智子ちゃんの許へ急ぎます。
(※重量挙げの選手が大声を上げるのは、脳のリミッターを外す為らしいです。)
「横入り~!この景色は、俺のモンだあああ!!」
周囲の観光客を蹴散らし、展望台の絶景を独り占めしようとするジコチュー。
そして、その進路上には、転んだ美智子ちゃんが――!
間一髪で間に合い、美智子ちゃんを救出することに成功したマナ。
勢い余って、壁に激突するジコチュー。
美智子ちゃんを母親に引き渡し、「もう動けないよ~!」と座り込み、一息吐いたマナ。
「でも、流石に良い眺め~!」マナの眼前に、絶景が広がりました。
そして、ジコチューに向き合い、「ねっ?」と微笑みかけました。
「この景色は、俺のモンだあああ!」
「きゃああ!何すんの~!!」
マナの微笑み掛けを無視し、景色を独り占めにしようとするジコチュー。
そんな彼に対し、マナは説得を試みます。
「この景色は誰の物でもない!皆の物よ!独り占めしようだなんて、そんな我儘言っちゃ駄目よ!」
この後、「『どんな時でも譲り合うのが、日本人の良い所だ』と外国人が褒めていた」という感じの内容を語り、ジコチューに説得を続けています。
ジコチューを説得しようと試みるマナの姿を見て、驚きを隠せないラケルとランス。
シャルルは、そんなマナの善性に何かを感じたのか、マナにそっと近付きました。
「そこのあなた!」
マナが振り向くと、目の前には喋る不思議な妖精が。
「私はトランプ王国からやって来た妖精・シャルルでシャル!」
「あ、どうも!相田マナです。」
突然不思議な存在が現れたにも拘らず、物怖じしないマナの態度に、再び驚くラケルとランス。
そんな2人に「もう慣れた!」と、明るく返答するマナ。
この不測の事態にすぐ対応出来る精神は、どうやって育まれたのでしょうか?
家族の教育の賜物なら、素晴らしい家族だと思いますし、先天的なモノだとすれば、とんでもない才能です。
「私の力を使うシャル!あなたなら、ジコチューと戦える筈シャル!!」
変身アイテム・ラブリーコミューンに変身し、マナに戦う力を与えようとするシャルル。
「ジコチューって、あのカニさんのこと?」
「さあ!変身するシャル!」
2人が会話している間、イライラしながらも攻撃をせずに待ってくれるジコチュー。
元の悪い心が大したことがない所為か、敵にしては寛大です。
「変身!」
仮面ライダーの様な変身ポーズを取る、マナ。しかし、何の変化もありませんでした。
発音が違うのかと思い、今度は「変・身!」と区切って発音するものの、マナの身体には何の変化も起こりませんでした。
「変身!」と言って、仮面ライダーのポーズを取るあたり、マナは変身ヒーロー物の番組も観ているのでしょうか?
色々と、趣味の幅が広いことが予想出来ます。
「何じゃ、こりゃ~!」「何で~!?」
ジコチューのツッコミを受け、吹き飛ばされるマナ。
そして、ジコチューのハサミがマナに向かって振り下ろされようとしています。
マナ、絶体絶命の大ピンチです。
しかし、キュアソードがジコチューの攻撃を飛び蹴りで弾き、マナを救いました。
キックの反動で、華麗に宙を舞うキュアソード。実に、美しい光景です。
「ダビィ!」
相棒・ダビィが宿るラブリーコミューンに、キュアソードがキュアラビーズをセット。
タッチパネルにハートを描き、必殺技を発動しました。
「煌めけ!ホーリーソード!!」
キュアソードの腕から、無数の剣状の光が放たれ、ジコチューに命中。
「ラブ・ラブ・ラ~ブ!」
ジコチューは浄化され、男性は正気を取り戻しました。
表示時刻は8時51分。主人公が変身を果たさずに、第1話が終わろうとしています。
意外だなぁ、と思いながら観ていると、更なる意外な出来事が。
正気を取り戻した男性が目を覚ましたとき、その傍には、心を奪われた女性が倒れていました。
戦いは、まだ終わっていません。
「皆、無事か?」「先生!会長がまだ、戻っていません!」「何だって!?」
大貝第一中学校の生徒は避難を果たしたものの、マナがまだ戻って来ていないことが判明し、驚きを隠せない先生。
「マナ…。」親友のの身を案じ、その名を呟く六花。
助けてくれたキュアソードにお礼を述べ、自己紹介するマナ。
しかし、この世界の人間と触れ合う気が無いのか、キュアソードは、そのまま立ち去ろうとします。
キュアソードに更に語り掛け、事件が起きた原因を訊く、マナ。
その直後、事件の首謀者の一人・イーラが登場し、ジコチューを倒したキュアソードに対し、怒りを顕わにしました。
「キュアソード…?」命の恩人の名を呟く、マナ。
その瞬間、マナの頭上の天井が裂け、もう一体のカニ型ジコチューのハサミがマナを襲います。
咄嗟にマナを弾き飛ばし、マナを救ったキュアソードでしたが、新たな敵の大バサミに捕えられ、絶体絶命のピンチに陥りました。
「あなたはいつも、仕事が雑なのよ。」
「マーモ!」
「でも、お蔭でプリキュア最後の一人を燻り出すことが出来たから、良しとするか。」
ジコチュートリオの一人・マーモが、新たなジコチューを従えて妖しく登場。
たとえジコチューの素になる心の持ち主が女性でも、ジコチューの声は男性のままの様です。
思わず、笑ってしまいました。
「さては!僕のジコチューが倒れるまで、隠れて見てたな!?自己中な奴!!」
仲間の自己中っぷりに怒る、イーラ。
今後、この2人のこう言った遣り取りが頻繁に繰り返されそうで、とても楽しみです。
捕らえたキュアソードに、プリンセスの居所を尋問するマーモ。
「あなた達に教えることなんて…無いっ!」
キュアソードの答えは、一つでした。
「滅びた王国に義理立てするなんて、本当、お馬鹿さんね。」
冷たく言い放つ、マーモ。
登場時からの彼女の言葉から、トランプ王国は既に壊滅したことと、プリキュアの生き残りがキュアソードだけだと判明しました。
キュアソード以外のプリキュアの生死は不明ですが、今後、何らかの形で登場するかも知れません。
「いいわ、ジコチュー。やっておしまい!」
プリンセスの居場所を吐かないキュアソードに、止めを刺す命令を下すマーモ。
その瞬間、天井の穴から登って来たマナが駆け付け、ジコチューの足にしがみ付きました。
「止めてー!その子を離してっ!!」
ジコチューの足を引っ張り、必死にキュアソードを助けようとするマナ。
「何や?お前」
ジコチューが大阪弁喋ったぁー!
緊迫したシーンなのに、思わず笑ってしまいました。
「あ、ポーイ。」
靴に付いたゴミを払う様に、マナを蹴飛ばすジコチュー。
マナは大きく弾き飛ばされ、柵に身体を強打しました。
「ただの人間は、引っ込んでな。」マナに冷たく言い放つ、マーモ。
「ううっ~!!」
ジコチューの挟む力が強まり、苦しみ悶えるキュアソード。
その様子を見て、マナは「私の所為で…!」と苦悩します。
「お願い…。私に勇気を!力を下さい!お願いします!!」
ラブリーコミューンのタッチパネルに、ハートを書きながら祈りを込めるマナ。
それは奇しくも、迷子になった美智子ちゃんに教えたおまじないと同じ仕草でした。
マナの心が通じたのか、突然輝き始める、マナのキュアラビーズ。※このシーンが、今回の話で一番感動しました。
マナが美智子ちゃんへ教えたおまじないが、変身のキッカケになっただけではなく、このシーンには、マナの心情が如実に表れているからです。
自分を命懸けで助けてくれたキュアソードを、助けたい。
でも、今の私は、傷付けられたショックで恐怖を感じてしまい、立ち向かうことが出来ない。
怖くて仕方無い!
でも、それ以上に、命の恩人を助けたい!!
目の前の困難に立ち向かう、勇気が欲しい!!!
マナがおまじないに込めた祈りは、敵に対抗する力を欲した訳では無く、困難に立ち向かう勇気を自分が再び持つ為の祈りだったのだと思います。
もし、この時点でマナにプリキュアの力が宿らなくても、マナは再び立ち上がり、ジコチューに立ち向かおうとしたのではないでしょうか?
その光を見たシャルルは、マナにキュアラビーズをセットする様に指示しました。
「シャルル~!」
「プリキュア!ラブリンク!」
『L・O・V・E』と、マナの指が文字をなぞった瞬間、ラブリーコミューンから光が溢れ、マナの身体を包みました。
遂に、マナがプリキュアに変身する瞬間です。
「みなぎる愛!キュアハート!!」
「キュア…ハート…?」
マナが変身したキュアハートと言う名に、聞き覚えの無い感じがするキュアソードの呟き。
このことから、キュアハートの姿と能力が、マナの心から生み出された新たなプリキュアだと推測出来ます。
「「おお~!!」」
新たなプリキュア・キュアハート誕生の瞬間を、感慨深そうに眺めるラケルとランス。
「愛を無くした悲しいカニさん!このキュアハートが、あなたのドキドキっ、取り戻して見せる!!」
「遂に目覚めた様だね。マイ・スイートハート。」
マナにキュアラビーズを贈った青年が、地上から999m離れた状況を見ながら、呟きました。
人間とは思えない、驚異的な視力です。
恐らく彼も、トランプ王国の関係者なのだと思います。
また、EDで、この青年の名前が『ジョー岡田』と判明しました。
この作品のコンセプトの一つがトランプなので、「『ジョーカー』が居るのでは?」と、ネット上で話題になっているそうです。
もし、ジョーカーが実際に登場するとしたら、彼がその『ジョーカー』なのだと思います。
その根拠は、『ジョー岡田⇒ジョー・オカダ⇒ジョーカーだ』と言う単純な三段論法(?)ですが、案外当たってる気がします。
彼がトランプ王国の関係者で、本名がジョーカーだとすると、やはり『プリキュア5シリーズ』と同様に、妖精の姿に変身するのでしょうか?
もしそうだとしたら、櫻井孝宏さんのイケメンボイスが、どんな可愛い変化を齎すのか、とても楽しみです。
※ED曲の感想を書く前に、マナが驚異的な身体能力で900m以上の距離を駆け上がることが出来た理由と、ジコチューに蹴飛ばされて瀕死の重傷を負っても不思議ではない状況だったのに平気だった理由について、考えてみました。
マナが驚異的な身体能力を発揮出来たのは、キュアラビーズによってプリキュアに選ばれた瞬間、マナに『プリキュアの加護』が与えられたからだと思います。
過去作において、プリキュアに選ばれた少女の中には時折、驚異的な身体能力を発揮する少女が出現します。
マナもきっと、キュアラビーズに選ばれた時点で『プリキュアの加護』が与えられ、変身前にも拘らず、驚異的な身体能力を発揮したのではないでしょうか?月影ゆり(キュアムーンライト):生身で戦闘員・スナッキーやダークプリキュアと、対等に渡り合える戦闘力を有している。
北条響(キュアメロディ):41話の『ファリー争奪戦』において、怪物化したバスドラ(身長数m)と同等の跳躍力を発揮する。
では、ED曲の感想に戻ります――。
ED曲『この空の向こう』が流れ、新しいダンスが公開されました。
振付師は、前田健さんから、MIKIKOさんに変更されました。
アイドルグループ・Perfumeの振り付けをしている方とのことで、4人のプリキュアのダンスは、アイドルそのものです。
ダンスの感想はもう、『可愛い!』の一言に尽きます。
CGが最早、劇場版レベルで、表情アップ時などはもう、アニメ絵との区別が付かない程です。
キュアソードが身に着けているインカムの名は、『ラブリーインカム』と言い、3月31日に発売予定です。
Amazonで商品について調べると、こんな内容が書いてありました。
ああ!何で、僕には娘が居ないのでしょうか!?【ドキドキ!プリキュア ラブリーインカム・Amazon商品説明より引用。】
まこぴーがアイドル活動中に使用するインカム。
まこぴーテーマ曲の他、『ドキドキ!プリキュア』のオープニング・エンディング曲も収録。
【遊びの内容】
1. 曲を聴いてなりきり遊び! 番組のオープニング・エンディング曲や、まこぴーのテーマ曲等、全7曲入り。
2. まこぴーのおしゃべりが聞ける! まこぴーのアイドルセリフが聞けちゃう。
3. まこぴーになりきり! 会話遊び! 仲間からの会話に、インカムでこたえて会話あそび!
4. ボイスチェンジャー遊び 録音した声を再生すると…自分の声が変わって聞こえる!
使用電池:単4×2(別売)
娘が居たら、絶対買ってあげるのに!!
まこぴーのお喋り・アイドル台詞・テーマ曲。これが聴けるだけで絶対、『買い』です!
ああ、欲しいなぁ。恥ずかしいけど、買ってしまおうかなぁ…。
戯言はさて置き、キュアソードがラブリーインカムを装着していると言うことは、戦闘中で使用する可能性が高いことを示しています。
一体、どんな使用法なのでしょうか?今から楽しみです。
また、EDで4人のプリキュアは、キュアハートとキュアソードを挟んで、キュアダイヤモンドとキュアロゼッタが並んでいます。
ラブリーコミューンの画面のハートマークの順番も同様なことから、今作はキュアハートとキュアソードの『ダブル主人公』の様です。
そして、一番の注目点は、キュアソードの溢れる笑顔です。
この笑顔をキュアソードが振り撒くということは、この時点では既に、キュアソードがマナ達に完全に心を開いているという事です。
3月の映画から換算すると、結構早い時点で4人が絆を結ぶのだと思います。
今から既に、その瞬間が楽しみで仕方無いです。
ああ!早く、キュアソードの笑顔が観たいです!!
そして、OP曲とアイキャッチで登場する赤ちゃん妖精の、愛くるしい姿が観たいです!!
また、個人的に特に期待しているのは、2月17日開催の『プリキュアプレミアムコンサート2013』です。
きっと、コンサート会場でいち早く、OP・ED曲のフルコーラスが聴けると思います。
ED曲の振り付けの中に、『地獄突き』と『相撲の突っ張り』を想像させる振りがありますが、吉田仁美さんがどう説明するのか、今からとても楽しみです。
コンサートの構成が去年と同じなら、前の記事でも書いた通り、TVよりいち早く、4人のプリキュアが打ち解けた姿のミニドラマが観られると思います。
京都フィルの演奏と共に、楽しみにしています。
そして、次回予告。
公式HPの情報によると、六花にプリキュアになった事実を隠したくないマナですが、六花の安全を考慮してシャルル達に正体を隠す様に勧められる様です。
今回の妖精は、とってもしっかりしています。これからの活躍に期待が持てます。
また、雑誌情報によると、次回の作画監督は、河野宏之さんとのことです。
次回予告を観る限り、次回も安心して観られそうです。
河野さん監修の戦闘シーンは定評があるので、期待に胸が膨らんでいます。
※今回の感想も、例によってまた、ギリギリです。
放送直後から2日間頭痛が続いたのが原因の一つですが、最大の原因は、『面白過ぎた』からです。
感想を書く為に放送を観直した後、またもう一回視聴する。
これを繰り返しながら書いていたので、中々完成しませんでした。
自分が感じた感動を、出来るだけ伝えたい。
そんな気持ちも手伝い、今回は、結構長い感想になりました。
次回の感想が此処まで長くなるかは未定ですが、拙いながらも、自分の気持ちを拾いつつ書ければ…と思います。
また、今後も感想が遅れるかも知れませんが、その時は、『ああ、堪能しているんだな』と思って頂ければ幸いです。
公式発表があってから、今作にはとても期待していました。
そして、第1話は、その期待を遥かに超えた出来でした。
『何処か懐かしくて、新しい』
これが、第1話を観て感じた、僕の感想です。
マナを始めとした登場人物の行動や言動に、一つずつ、或いはそれ以上の意味があって、それらが丁寧に描かれている。
観ていて本当に心地良かったし、続きがとても気になりました。
今作のテーマは、『献身的な愛』とのことです。
そのテーマに沿う様に、マナがプリキュアの力に目覚めたキッカケも、命を救ってくれたキュアソードを助ける為でした。
今後、プリキュアに目覚めると思われる六花・ありすも、きっと、大切な誰かの為にプリキュアに変身するのだと思います。
マナ達の『愛の力』は今後、どの様な熱くて心温まる展開を見せてくれるのでしょうか?
次回の放送が、本当に楽しみです。
胸のキュンキュンが止まりません!ああ、早く続きが観たいです!!