yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

中学生時代

国立の小学校



小学校・中学校
今日のテレビ番組「珍百景」を観てたら全国では珍しい国立の小学校をとり上げており教育方針が少し違うと放映してた。
実は私も中学は国立。私の中学時代は今とは相当違いマンモス校時代で市立の中学校では1クラス50人ほどで10~12クラスは当たり前の時代。
私も本来はそんな中学へ通う予定だったが岐阜市には国立岐阜大学の付属小学校と中学校があった。受験ではなく抽選で学力などは一切関係なかった。運が良ければ抽選に当たる・・・・


「私は運がよかったんだろう」
小学校と中学校は同じ敷地内にあり、小学校から進級してくる生徒もあり募集数は少なかった。クラスは3クラス、1クラス45名だった。学力には一切関係ないが市立へ行かずあえて国立を選んでくるので何か違うものをもってきていたのだろう。クラスは3つしかないのでほとんどが仲良く同級生の名前はすべて覚えていた。
ただこの学校が違っていたのは教育方針。これが後の高校受験で如実に現れる。
この学校では記憶させる事が主で試験でも以下から選べとか
○×式ではなかった。
3年の時にそろそろ高校受験があるがほとんどは市内の公立を狙う。今もすごいが当時でも愛知県の私立のトップ校の東海高校を私を含め6人が受験した。ここの試験問題は答えを知っていないと答えられない問題が多く、学校の教育方針と合う問題が多かった。そのためか受験した6人が全員が合格。そこからが大変。2人は東海高校へ行くと決めるが今の時代と違い通学は大変だったが2人の両親と先生が話し合い自分の意志で決めたようだ。

私は初めから行く気はなく滑り止めのつもりで他の4人も同じ考えだった。3人は自分たちの本命としてた県立岐阜高校を受験、一人は理由は知らないが愛知県立のトップ校だった旭丘高校を受験合格してる。岐阜高校の試験日と東海高校の登校日が同じ日で掛け持ちが出来ないようにうまく出来ていた。高校時代には東海に行った2人には会うことはなかったがさすが東海を選んだだけのことはあり2人とも現役で東大に合格してる。
今、名古屋に住む末娘夫婦が悩んでいる。息子は小学6年生で旦那は医者であるために東海中学を受験させたいらしい。娘はこだわらなくてもと悩んでいるらしい。愛知県で医者を目指すものはまづ東海を目指すようだ。やはり一人息子だから跡を継がせたいのだろうが私たち夫婦はあまりこだわらず本人の意志を大切にするようにとは言っているが・・・。



カメラ片手に花を求めて


エノキグサ(榎草)
トウダイグサ科エノキグサ属

葉がエノキの葉に似てることが和名の語源らしい。
学名 Acalypha australis L.
学名は原則ラテン語又はギリシャ語を使う様だが意味が理解できないものも多い。
Acalyphaは代ギリシャ語でイラクサの意味
australisはラテン語の南の意味だが何の意味があるのか?
「L」は学名の命名者リンネで生物の部類学を初めて用いた人。

この草は雑草と呼ばれるものの1つだが通常は赤い穂状の花が咲きその元に雌花が出来る
上部に伸びる雄花の元に丸い雌花が見える


この花は雄花の先に雌花がついている。
        理由は判らないがよくあることらしい。


ハグロソウ(葉黒草)
最初の学名命名者はスエーデンの「カール・ツンベルク 」で標準標本は日本
Dicliptera japonica (Thunb.) Makino(古い学名)

        で牧野博士が再表記、
Peristrophe japonica (Thunb.) Bremek.(現在の学名) 
古い学名は牧野博士のDicliptera(ヤンバルハグロソウ)japonica (Thunb.) Makino で後に Bremekamp によりPeristrophe(ハグロソウ属) japonica (Thunb.) Bremek. にあらためられた。


和名については
牧野富太郎 氏の「和名ハ蓋シ其暗緑色葉ニ基キテノ葉黒草ノ意ナラン乎」や、お歯黒に見立てた説や出羽三山の羽黒山から葉黒草になった説など。


サギソウ(鷺草)
学名は Pecteilis radiata 
命名はスウェーデンの植物学者 カール・ツンベルク 
サギソウの和名についてシラサギが飛んでる姿に似ているからだろうが命名者は不明。
世田谷区の九品仏浄真寺に「さぎ草物語」という伝説が伝わり奥沢城主の娘である常盤姫が白鷺に自らの潔白を託し、その白鷺が射ち落とされた場所からサギソウが生えた。この伝説により、サギソウは世田谷区の花とされているそうだ。
東京世田谷区の「九品山 唯在念佛院 浄眞寺」のHPに「サギソウ物語」が詳しく記載されている。


姫路市の市の花に指定されているらしい




ツルニンジン(蔓人参)
大変好きな野草であるが別の呼び名もあり山菜料理として
使ったこともある。しかし、この植物について詳しくは知らなかったので「AI」を使ってチャットで会話してみた。


「私」ツルニンジンという和名を付けたのは誰か?
「AI」私の知識の中にはありません。
AImo詳しく知らないと・・・よくあること。

   質問の仕方を変えると回答が出てくることもある。


そこでまづ、ツルニンジンの学名を調べる。ほとんどが「Codonopsis lanceolata」と出てくるが私が知りたいのはその後ろに続く種小名といわれる学名を申請した人の名前が書書かれていることが多い。もう少し詳しく調べると「Codonopsis lanceolata (Siebold et Zucc.) Trautv.1879」と出てきた。注目すべきは「Siebold」即ちあのシーボルトの名前。もう一人はドイツの植物学者「ツッカリーニ」の連名になっている。2人の共同研究のようだ。又、「Trautv.1879」はドイツの植物学者のトラウトフェッターが1879年に正式に記載した年のようだ。もう少し調べてみた。
すると江戸時代の1806年に小野蘭山氏が書いたの『本草綱目啓蒙』の中に「「羊乳ハ ツルニンジン一名ツルシヤジン トゝギニンジン・・・・」の記載を見つけた。


再度AI に聞いてみた。この記述は正しいか?
「AI」 間違いはない。
1806年にはツルニンジンの和名が存在してたことが分かったがすでに一般に使われていたのだろう。。
地域によっては別名の「ジイソブ」という名も使われている。




クサギ(臭木)シソ科クサギ属
この木はいたるところに生えており今、花の盛り。近くの国道を走っていると白い花をいっぱいつけたクサギがいたるところで見られる。
花一つ一つは可愛い花ではあるが匂いが苦手という人も多い。
昨年は生け花に使ってみたがやはり匂いが気になる。秋の赤紫の実の方が生け花にはいいように思う。
和名には別名もありクサギリ、クサギナ、トウノキ、ヘクサノキ等。
中国名は「海州常山」というそうだ。
日本全国「クサギ」は1つと思っていたがどうやら違うようで変種もあり学名も違うものが出てくるが標準的な学名はスウェーデンの植物学者トゥーンベリが1780年に命名しましたClerodendrum trichotomum。



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