小田玉瑛氏の歌集
復活ではありませんが・・・
10歳年上の友、女流篆刻家小田玉瑛女史が歌集
「遥けき岸ゆ」という歌集を出版され今日送られてきた。
92歳を超えて尚元気一杯で11月には金沢で個展と鈴木大拙師
の講演をされるようだ。18歳の大学時代に仏教界の巨人鎌倉
東慶寺の鈴木大拙師の助手を勤めながら2代目中村蘭台氏に篆
を学ぶ。
多くの著名人の落款印を彫られる傍ら国文学者保田輿重郎氏
より短歌と文学を学ぶ。
先生のシルクロードの印鑑の収集では日本一で先生の彫る印は
その影響を多分に受けておられる。
今回の歌集の大半はシルクロードを旅した時の歌が多い。
私も先生とは数度シルクロードの旅行をしている。