yield
別表記:イールド
「yield」とは、もたらす・引き起こす・産出高のことを意味する英語表現である。
道理や誘惑等に屈服する、従うといった意味で、yield toというフレーズを用いるパターンが存在する。例えば、道理に屈するといった意味の英文として、「yield to reason」といった形で用いられるといった具合だ。また、道や席を他の人に譲り渡すという意味合いでも、yield toというフレーズを用いるというパターンもある。自分が持つ地位や権利に加えて、一部のシーンにおいて、優位性を表す際に用いられるフレーズの一つだ。例えば、歩行者に道を譲るという意味を英訳する場合は、「yield to pedestrians」という表現を使うのが一般的となる。
一方、to yieldというフレーズを用いる場合は、我を折るという意味合いへと変わってくるのが、大きな特徴だ。ただし、我を折るという意味合いで使われるケースは少なく、主張を譲らないという意味の「refuse to yield」というように、意味が可変するパターンが多い。失敗するという英単語の「fail」とセットで用いられるケースが多く、成果が出ていないという意味の「fail to yield results」という英文が、代表的なものだ。この他、「determined not to yield to」というフレーズで、何かに屈すまいと決心するという意味合いとして用いられるパターンもある。
機械工学に関する用語の一つで、耐力強度や降伏強度といった意味合いがある英語のフレーズが、yield strengthだ。
名詞としてyieldを使うパターンとしては、「The bad weather will affect the yield.」を「例の悪天候は生産量に影響を与えます。」と、日本語訳するケースが一般的だ。
「yield」とは、もたらす・引き起こす・産出高のことを意味する英語表現である。
「yield」とは・「yield」の意味
yieldは、何らかの結果をもたらす、圧力等に負けて譲渡するといった意味合いを持つ英単語で、動詞として広く使われる。他動詞としてyieldを用いる場合は、利益等を生むという意味の他、相手に自分のものを明け渡すという意味合いで用いられやすい。自動詞として使う場合、「先を譲れ」という意味の交通標識として用いられる他、降伏するというような意味合いとしても使われるのが一般的だ。また、産出高や報酬といった意味の可算名詞として、yieldが用いられるパターンも存在する。「yield」の発音・読み方
yieldの発音としては「イィールドゥ」が該当するが、日本語では「イールド」と読むのが一般的だ。「yield」の語源・由来
支払うという意味の「gheldh」、及び利益になるという意味の「gieldan」といった、2つの古期英語がyieldの語源となっている。「yield」の覚え方
yieldという英単語の覚え方には、いくつかのパターンが存在するが、「イールド」という読み方から「胃いるど」へと発展し、譲渡するという意味で覚えるパターンも、その一つだ。yieldを産出するという意味で覚える場合、「金の鉱山からゴールドを産出する」というイメージで覚える方法がある。「yield」の類語
譲渡するといった意味合いの英単語としては、yieldの他にsurrenderという英単語が存在する。yieldの場合は、何らかの条件を受け入れる形で譲歩し、一時的に屈するというニュアンスを持つ。対して、surrenderが相手の圧力等に屈する形で、自分の持っているものを放棄するといった意味合いが含まれている。自分から譲歩するか、相手側の圧力で放棄せざるを得ない状況に置かれているかで、yieldを使うかどうかの判断が可能だ。「yield」を含む英熟語・英語表現
「yield to」とは
道理や誘惑等に屈服する、従うといった意味で、yield toというフレーズを用いるパターンが存在する。例えば、道理に屈するといった意味の英文として、「yield to reason」といった形で用いられるといった具合だ。また、道や席を他の人に譲り渡すという意味合いでも、yield toというフレーズを用いるというパターンもある。自分が持つ地位や権利に加えて、一部のシーンにおいて、優位性を表す際に用いられるフレーズの一つだ。例えば、歩行者に道を譲るという意味を英訳する場合は、「yield to pedestrians」という表現を使うのが一般的となる。
「to yield」とは
一方、to yieldというフレーズを用いる場合は、我を折るという意味合いへと変わってくるのが、大きな特徴だ。ただし、我を折るという意味合いで使われるケースは少なく、主張を譲らないという意味の「refuse to yield」というように、意味が可変するパターンが多い。失敗するという英単語の「fail」とセットで用いられるケースが多く、成果が出ていないという意味の「fail to yield results」という英文が、代表的なものだ。この他、「determined not to yield to」というフレーズで、何かに屈すまいと決心するという意味合いとして用いられるパターンもある。
「yield strength」とは
機械工学に関する用語の一つで、耐力強度や降伏強度といった意味合いがある英語のフレーズが、yield strengthだ。
「yield」の使い方・例文
結果等をもたらすという意味でyieldを使う場合、株式投資は利益を生むとは限らないという意味の文章を「Stock investments do not always yield profit.」という形で英訳するパターンがある。また、「肥沃な土壌は豊かな作物を産出する」という意味でyieldを用いる場合、「Rich soil yields good crops.」と言う英文で表現するのが一般的だ。「You must not yield to temptation.」は「誘惑に負けていない」という意味の文章となるが、何かに屈するという意味でyieldが用いられるケースもある。道を譲るといった意味合いでyieldが用いられるケースもあり、「信号が青になったら車は歩行者に道を譲る」という意味の「When the light is green, cars turning must yield to pedestrians.」が該当する。名詞としてyieldを使うパターンとしては、「The bad weather will affect the yield.」を「例の悪天候は生産量に影響を与えます。」と、日本語訳するケースが一般的だ。
イールド
得率
読み方: とくりつ
【英】: yield
同義語: イールド
【英】: yield
同義語: イールド
収率またはイールドともいう。原油の蒸留によって得られる各留分の収量を百分率で表した値をいう。また、各種製油プロセスで処理の結果得られる各留分の収量を原料油の量に対する百分率で表した値も得率という。原油蒸留の場合、得率は原油の種類によって異なり、軽質原油からはガソリン留分などの軽質留分が、重質原油からは重油基材などにする常圧残油が多く得られるので、石油精製業者は石油製品の需要構造などを考慮して、最も適当な原油を選択して買い付けを行う。得率は、原油買い付けの際の経済性評価の尺度となる。なお、原油からの各留分の得率は大体一定しているが固定的なものではなく、各留分の製品規格上物理的限界はあるが、多少のフレキシビリティーはある。ガソリン留分と灯油留分の間および灯油留分と軽油留分の間にはスウィング・フラクションと呼ばれる部分があって、それぞれいずれの留分とも成り得る留分が数%程度ある。例えば、灯油需要の多い冬季は、ガソリン留分の得率を下げ、その重質分を灯油留分に加えて灯油の得率を上げることもできる。 |
イールド
(yield から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 07:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動イールド(英語:Yield, 「支払う」という意味の古英語:gieldan に由来)は
- (工業製品、農産物、投資・調査の結果などが)生じる、産出(する)、収穫(量)。
- 利回り
- 化学反応によって得られる生成物の量⇒収量、収率
- 歩留まりのこと。投入した原材料のすべてが良品製造へ寄与し出荷された場合に対する実際の良品数や量の比率(yield rate)。
- 航空会社の旅客一人当たりの1kmまたは1マイルあたりの売上高。⇒イールド (航空)
- 核兵器の爆発時のエネルギー量⇒核出力
- (物理的・精神的に)屈する、負ける、譲る、明け渡す、(秘密などを)明かす。身を任せる、(病気が)よくなる。
- 構造の永久的塑性変形。⇒降伏 (物理)
- プログラミング言語ではコルーチン、イテレータ、ジェネレータ (プログラミング)、ファイバー (コンピュータ)の関数、メソッド、文、マクロ。→委譲
- 道路標識でこちら側に優先権が無い事を示す物。日本の一時停止に似ているが、相手がいないときはそのまま走行しても良い。
固有名詞
- パール・ジャムの5番目のアルバム⇒イールド (アルバム)
関連項目
- yieldのページへのリンク