fringe
「fringe」とは、周辺・縁・ふさ飾り・女性の額ぎわの切り下げ前髪のことを意味する英語表現である。
「fringe」とは・「fringe」の意味
「fringe」は、「周辺」や「縁」、「ふさ飾り」や「女性の額ぎわの切り下げ前髪」のように、主に物の外側や周辺部分にまつわる表現として用いられる名詞である。「末梢部分」という意味合いももつ。また、中心から外れている状態を指すことから、「二流の」という意味を表す形容詞、さらに「実験演劇」や「前衛劇」のように、公式のプログラムでない小規模で実験的な催し物を指す場合に用いられることもある。
「fringe」は動詞として用いられる場合もあり、その際は「(場所を)縁取る」や「(〜に)房をつける」、「(〜に)沿って並ぶ」という意味を表す。
「fringe」に関連する語として、接頭辞の「in-」を伴った「infringe」という動詞があり、「(法律・義務・契約などを)破る」という意味を表す。「infringe」の名詞形は「infringement」であり、「違反」や「侵害」という意味を表す。
「fringe」のスラングとしての意味
「fringe」は、物事の周辺部分にある状態を示す意味合いを持つことから、「(経済・社会・政治などの)非主流派」や「過激派」のように、主要な流れから外れた一派や、極端で狂信的な意見を持つ社会集団を示す場合にも用いられることがある。「fringe」の活用変化一覧
動詞「fringe」の活用変化は以下の通りである。三人称単数形:fringes
現在分詞形:fringing
過去形・過去分詞形:fringed
「fringe」の語源・由来
「fringe」は、ラテン語で「糸」や「縁飾り」を意味する「fimbriae」に由来する。「frimbae」から古フランス語の「frenge」に派生し、14世紀に「fringe」の形で用いられるようになった。当初はラテン語由来の「糸」や「縁飾り」の意味合いで使用されており、現在の「周辺」や「縁」という意味合いで用いられるようになったのは19世紀以降になってからである。「fringe」を含む英熟語・英語表現
「fringe」には「周辺」や「縁」という意味合いがあるため、何か物事の周辺部分において生じる状態を示す表現として使用されることが多い。また、余剰的に生じた現象を示す際にも用いられることがある。「fringe benefits」とは
企業が従業員への給与に上乗せする経済的利益を表す。企業の全従業員に与えられるケースもあれば、役員レベルの従業員にのみ提供されるケースもある。その他、保険や学費補助、育児費用補助のように、従業員の仕事に関連する費用を補償するために「fringe benefits」が支給されるケースもあるが、いずれにおいても、従業員の満足度や仕事への意欲を高める福利厚生の手段の一環として支給される。日本語では「付加的給付」、「追加給付」などと表記される。
「interference fringe」とは
日本語では「干渉縞」と表記する。「干渉縞」は、主に物理学や天文学の用語として用いられ、同一の光源から発せられる同様の波動をもつ光同士が干渉することによって生じる明暗の縞模様のことを指す。
「on the fringe」とは
主に前置詞の「of」を伴って、「on the fringes of society(社会の片隅で)」や「on the fringe of a city(町外れに)」のように、「〜の端に」、「〜の外れに」という状態を示す場合に用いられる。
「fringe」の使い方・例文
「fringe」は「a park with a fringe of trees(周辺に樹木のある公園)」「a fringe of beard on one's chin(あごのへりに生えたひげ)」といった表現のように、「周辺」や「縁」という意味で使用することが多い。「非主流派」の意味として用いる際は「substandard language spoken on the fringe of society(社会の周辺部で話される非標準的なことばづかい)」という表現になる。また、「a mere fringe of philosophy(哲学の外側をのぞいただけの知識)」という表現のように、「うわべの」という意味合いで使用されることもある。動詞形で用いる場合は「(〜を)縁取る」という意味で使用されることが多く、例文にすると「The road was fringed with flowering azaleas(道路の両側は花の咲いたツツジで縁取られていた)」「The stream is fringed with willows(流れの縁には柳が生えている)」といった表現となる。
フリンジ
FRINGE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 07:53 UTC 版)
『FRINGE』参加後は製作総指揮だけでなく、6つのエピソードで監督を務めた。
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