電子楽器とは? わかりやすく解説

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でんし‐がっき〔‐ガクキ〕【電子楽器】

読み方:でんしがっき

音源機械的な振動部分をもたず、電子回路による発振音用い楽器電子オルガンシンセサイザーなど。→電気楽器


電子楽器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 09:07 UTC 版)

電子楽器(でんしがっき、: electronic instrument)とは、真空管トランジスタの電気発振をもとにをつくる楽器の総称[1]音源に機械的な振動部分を持たず、電子回路による発振音を用いる楽器[2]




「電子楽器」の続きの解説一覧

電子楽器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 00:59 UTC 版)

管弦楽法」の記事における「電子楽器」の解説

管弦楽において電子楽器・電気楽器使用されることも近代以降では多い。 主にフランス作曲家オンド・マルトノ好んでオーケストラ内で用いたオネゲルの『火刑台上のジャンヌ・ダルク』やケクランの『燃ゆ茂み』などがその初期の試みとして挙げられるメシアンは『神の現存のための3つの典礼楽』をはじめ、代表作トゥランガリーラ交響曲』ではピアノ並んでソリストとして、そしてオペラアッシジの聖フランチェスコにおいては3台のオンド・マルトノ使用している。 エレキギターエレキベースは主に、映画音楽などの劇伴音楽ポピュラー音楽などにおいて、オーケストラあるいは吹奏楽の中で使われるが、例えラッヘンマンオペラマッチ売りの少女などのような作品中でも用いられている。 オーケストラ生演奏合わせて録音され音源同時に演奏することも行われる。その最初期の例としては、レスピーギ交響詩ローマの松』において、ナイチンゲール鳴き声用いたことが挙げられる現代においては、例えラウタヴァーラの「オーケストラのための協奏曲北極詩篇極北の歌)』」で、全編において鳥の声録音テープオーケストラ演奏同時に再生されるシュトックハウゼン多用したように、オーケストラ全体音色マイク入力しリングモジュレーターなど初期シンセサイザー変調加工してスピーカーから出力しオーケストラと共に用いることもある。 電子音技術オーケストラが密接に結びついた例として、IRCAM研究挙げられる演奏行為と密接に結びつく電子音楽活用試みが行われており、これをライブエレクトロニクス称する初期には4Xというコンピュータ使われブーレーズはこの技術用いて代表作一つ『レポン』を作曲している。 1970年代には、コンピュータ技術支援による音響分析結果に基づく生楽器オーケストレーション作品多く生まれた中でもスペクトル楽派呼ばれる一群作曲家たち、特にグリゼー代表作音響空間』が挙げられる1980年代にはコンピュータ電子キーボード楽器MIDI制御によるテープ録音伴いシンセサイザー各種エフェクトなどを経て奏者任意のタイミングによって再生しアンサンブルオーケストラ共演するという試み多く行われたサーリアホハーヴェイなどの作品にそれらの技術使用見られる1990年代以降リアルタイム音響制御ソフトMax/MSPにより、ライブエレクトロニクスはより身近なものとなったIRCAM中心として多く作曲家がこの技術用いており、ソロ室内管弦楽(主にアンサンブル・アンテルコンタンポラン演奏会では多く用いられる)からオーケストラオペラに至るまで、ライブエレクトロニクス技術幅広く用いられている。近年では特に前述サーリアホ2つオペラ遥かな愛』(2000年)と『アドリアナ・マーテル』(2006年)において、それぞれ合唱舞台裏配置しマイク拾った音を元に会場全体多くスピーカー空間配置して移動音響として用いるなど、あからさまな電子音響だけではなく様々な場面で管弦楽においてライブエレクトロニクス技術援用されている。

※この「電子楽器」の解説は、「管弦楽法」の解説の一部です。
「電子楽器」を含む「管弦楽法」の記事については、「管弦楽法」の概要を参照ください。

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電子楽器

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 14:25 UTC 版)

名詞

電子 楽器 (でんしがっき)

  1. 電子回路による発振行い音を出す楽器総称

関連語


「電子楽器」の例文・使い方・用例・文例

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