ミディ
ミディ【midi】
ミディ【MIDI】
MIDI [Musical Instlument Digital Interface]
MIDI
読み方:ミディ
MIDIとは、シンセサイザーなどの電子楽器とパソコンなどのコンピュータが相互にデータ通信を行うための通信プロトコルのことである。1981年にデーブ・スミス(Dave Smith)によってAudio Engineering Society上での論文として提唱され、1983年に始めてMIDI仕様1.0が公開されている。
MIDIは、実際に音楽やメロディを通信する訳ではなく、デジタルデータを送信する上での手順を定めている。MIDIを利用すれば、パソコン、シンセサイザー、サウンドカード、サンプラー、電子ドラムなどとの間で相互に情報をやり取りしたりすることができる。また、現代のコンピュータはほとんどの場合MIDI互換なので、リアリティーあふれる音色を作り出すことも可能であるが、実際にコンピュータが作り出した音楽が、実際の楽器の音色と違うという場合はよくある。しかし、この場合の原因はMIDIの仕様にあるわけではなく、サウンドカードを始めとした機器の品質に依存している。
Midi
MIDI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 02:19 UTC 版)
MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器の演奏データを機器間で転送・共有するための共通規格である[1]。日本のMIDI規格協議会(JMSC、現在の社団法人音楽電子事業協会)と国際団体のMIDI Manufacturers Association (MMA) により策定され1981年に公開された。
- ^ a b c 藤本健 (2019年1月19日). “MIDIが38年ぶりのバージョンアップでMIDI 2.0に。従来のMIDI 1.0との互換性を保ちつつ機能強化|藤本健の “DTMステーション””. 藤本健の “DTMステーション”. 2019年4月24日閲覧。
- ^ 音楽電子事業協会 2016, p. 2-10.
- ^ ローランドとヤマハがMIDI規格の互換性向上で協力
- ^ “ローランド創業者・梯郁太郎さんが受賞 米グラミー技術賞”. スポニチアネックス. スポニチアネックス (2013年2月10日). 2013年2月20日閲覧。
- ^ 劉尭 (2017年6月7日). “音楽電子事業協会、MIDI 1.0規格書を無償ダウンロード提供”. PC Watch. インプレス. 2017年6月7日閲覧。
MIDI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 23:02 UTC 版)
MIDIでの音楽演奏中には音楽信号とは関係のない「アクティブセンシング」という信号を定期的(約300ミリ秒ごと)に出力している。出力側が「ノートオン」(音を出す命令)を出すと受信側は「ノートオフ」の信号を受信するまで音を出し続ける。しかし、ノートオン後に不具合が発生して「アクティブセンシング」の信号が受信できない場合は、強制的に音を止める。故障した場合は音が止まる方向で動作を停止するので、故障した機器を使わずにコンサートなどが続行できる(逆に故障時に音が出る方向で設計されていた場合、演奏に支障がある)。
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