金印とは? わかりやすく解説

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きん‐いん【金印】

読み方:きんいん

黄金作った印。古代中国では諸王諸侯御史大夫などが持っていた。

漢倭奴国王印(かんのわのなのこくおうのいん)のこと。


金印

読み方:キンインkin’in)

黄金製の印。


金印〈印文「漢委奴國王」/〉


金印

作者南木佳士

収載図書落葉小僧
出版社文芸春秋
刊行年月1990.5

収載図書落葉小僧
出版社文芸春秋
刊行年月1996.11
シリーズ名文春文庫


金印―志賀島

作者白石一郎

収載図書孤島物語
出版社新潮社
刊行年月1995.1

収載図書孤島物語
出版社新潮社
刊行年月1998.1
シリーズ名新潮文庫

収載図書孤島物語
出版社光文社
刊行年月2004.5
シリーズ名光文社文庫


金印

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/05 02:30 UTC 版)

金印(きんいん)は、で作られた印章のこと。

概要

冊封

東アジア冊封体制の元では、皇帝が諸国の王を臣下と認める証として、その定められた地位に応じ玉印・金印・銀印・銅印などが与えられた(印綬)。

に与えられた「滇王之印」、光武帝の子である広陵思王 劉荊に与えられた「廣陵王璽」が中国で出土しており、「魏志倭人伝」には卑弥呼に「親魏倭王」の金印を与えたことが記されている。

日本

日本では、福岡県福岡市東区志賀島で発見された「漢委奴国王印[1]が最も著名であり、国宝に指定され福岡市博物館(福岡市早良区)に収蔵されている。また、金印が発見されたとされる場所には現在金印公園がある。

明国室町幕府の貿易(勘合貿易)に当たっては、明の永楽帝から足利義満に「日本国王之印」の金印(勘合印)が与えられた。

これは後に戦乱で失われたため、幕府に代わって勘合貿易の主導権を握った大内氏によって偽造された(と推測されている)「木印」が使われた。

「木印」は大内氏の滅亡後に毛利元就が入手し、当初からの金印のものと考えられる印箱・印箱の錠前・鍵とともに重要文化財に指定され、現在は毛利博物館に所蔵されている。

ヨーロッパ

ヨーロッパにおいては、皇帝の出す文書に金印が付された。

出典

  1. ^ 林 洋海『福岡藩 (シリーズ藩物語)』現代書館、2015年7月9日、123頁。ISBN 978-4768471371 

関連項目

  • 九州王朝説#金印
  • 玉璽
  • 銀印 - 卑弥呼が魏に使わせた外交使節の難升米などに魏の士官としての身分証である银印青绶が授けられたほか、徳川家康が外交文書に押した経文緯武(けいぶんいぶ)の銀印などがある。

外部リンク


金印(きんいん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/12 10:17 UTC 版)

幽☆遊☆白書 (映画)」の記事における「金印(きんいん)」の解説

霊界統治者の証である金色判子エンマ大王の下にある隠しスイッチ入れることで、向かいの壁から現れるようになっている

※この「金印(きんいん)」の解説は、「幽☆遊☆白書 (映画)」の解説の一部です。
「金印(きんいん)」を含む「幽☆遊☆白書 (映画)」の記事については、「幽☆遊☆白書 (映画)」の概要を参照ください。

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金印

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 13:22 UTC 版)

名詞

きんいん

  1. きん作られた印章
  2. 日本史漢委奴国王印

発音(?)

き↗んいん

「金印」の例文・使い方・用例・文例

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