資機材の整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 21:00 UTC 版)
「ナホトカ号重油流出事故」の記事における「資機材の整備」の解説
事故後、運輸技術審議会での指摘事項を参考に、海上保安庁は下記のような機材の整備を図った。 高粘度油対応油回収装置 (LSC):10基 大型真空式油回収装置:1基 外洋型オイルフェンス:3基 高粘度油回収ネット:119式 高粘度油対応油処理剤(18 L缶):4111缶 自己攪拌型油処理剤(18 L缶):540缶 その他運輸省港湾局が油回収船3隻を調達し、関門海峡に「海翔丸」、名古屋港に「清龍丸」、新潟港に「白山」がそれぞれ配備された。これら3隻によって、出港から48時間で全国どの場所にも到達できる体制を整えた他、石油連盟、海上災害防止センターが大型油回収装置を導入している。 ただし、ハード面の整備だけでは十全な対策とは言いがたく、現場指揮権の一本化についても急には出来ないといった指摘がある。
※この「資機材の整備」の解説は、「ナホトカ号重油流出事故」の解説の一部です。
「資機材の整備」を含む「ナホトカ号重油流出事故」の記事については、「ナホトカ号重油流出事故」の概要を参照ください。
- 資機材の整備のページへのリンク