第3局
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「ディープ・ブルー対ガルリ・カスパロフ」の記事における「第3局」の解説
第3局において、カスパロフはシシリアン・ディフェンスを指し、ディープ・ブルーはアラピン・バリエーションで応じた。対局は39ムーブ続き、引き分けに終わった。 対局は1996年2月13日に行われた。 ディープ・ブルー–カスパロフ 1.e4 c5 2.c3 d5 3.exd5 Qxd5 4.d4 Nf6 5.Nf3 Bg4 6.Be2 e6 7.0-0 Nc6 8.Be3 cxd4 9.cxd4 Bb4 10.a3 Ba5 11.Nc3 Qd6 12.Ne5 Bxe2 13.Qxe2 Bxc3 14.bxc3 Nxe5 15.Bf4 Nf3+ 16.Qxf3 Qd5 17.Qd3 Rc8 18.Rfc1 Qc4 19.Qxc4 Rxc4 20.Rcb1 b6 21.Bb8 Ra4 22.Rb4 Ra5 23.Rc4 0-0 24.Bd6 Ra8 25.Rc6 b5 26.Kf1 Ra4 27.Rb1 a6 28.Ke2 h5 29.Kd3 Rd8 30.Be7 Rd7 31.Bxf6 gxf6 32.Rb3 Kg7 33.Ke3 e5 34.g3 exd4+ 35.cxd4 Re7+ 36.Kf3 Rd7 37.Rd3 Raxd4 38.Rxd4 Rxd4 39.Rxa6 b4 ½–½
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第3局
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「ディープ・ブルー対ガルリ・カスパロフ」の記事における「第3局」の解説
第3局はカスパロフがイレギュラー・オープニングの1つであるミーゼス・オープニングを選択したため、興味深いものとなった。カスパロフは難解なオープニングを指すことによってコンピュータのオープニング・ブック(序盤の定跡データベース)を無効化でき、コンピュータがオープニングで悪い手を指すであろうと考えた。これは現在は一般的な戦術であるが、当時は比較的新しい発想であった。このアンチコンピュータ戦術にもかかわらず、ゲームは引き分けとなった。 対局は1997年5月6日に行われた。 カスパロフ–ディープ・ブルー 1.d3 e5 2.Nf3 Nc6 3.c4 Nf6 4.a3 d6 5.Nc3 Be7 6.g3 0-0 7.Bg2 Be6 8.0-0 Qd7 9.Ng5 Bf5 10.e4 Bg4 11.f3 Bh5 12.Nh3 Nd4 13.Nf2 h6 14.Be3 c5 15.b4 b6 16.Rb1 Kh8 17.Rb2 a6 18.bxc5 bxc5 19.Bh3 Qc7 20.Bg4 Bg6 21.f4 exf4 22.gxf4 Qa5 23.Bd2 Qxa3 24.Ra2 Qb3 25.f5 Qxd1 26.Bxd1 Bh7 27.Nh3 Rfb8 28.Nf4 Bd8 29.Nfd5 Nc6 30.Bf4 Ne5 31.Ba4 Nxd5 32.Nxd5 a5 33.Bb5 Ra7 34.Kg2 g5 35.Bxe5+ dxe5 36.f6 Bg6 37.h4 gxh4 38.Kh3 Kg8 39.Kxh4 Kh7 40.Kg4 Bc7 41.Nxc7 Rxc7 42.Rxa5 Rd8 43.Rf3 Kh8 44.Kh4 Kg8 45.Ra3 Kh8 46.Ra6 Kh7 47.Ra3 Kh8 48.Ra6 ½–½
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第3局
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「AlphaGo対李世ドル」の記事における「第3局」の解説
AlphaGo(白)が第3局に勝利した。 第2局の後、棋士の間では、AlphaGoの真の実力について、まだ強い疑いがあった。第3局ではこの疑いが晴れた。Ormerodは以下のように論評した。 AlphaGoは、経験を積んだ棋士たちが抱くその強さに対する疑いを全て晴らすように、文句の付けようのない形で勝利した。AlphaGoは恐ろしさを覚えるほど非常にうまく打ちまわした ... 李はAlphaGoに非常に厳しく一方的な攻めを見せたが、結果的にこれまで気付かれていなかったAlphaGoの真の力を明らかにしてしまった ... 李は攻めによる得を得ることができなかった ... 最高の中盤戦の名人である彼が、はっきり明確にお株を奪われたのだ。 安永吉とOrmerodは、この一局は「AlphaGoが全ての人間の棋士よりも単純に強い」ことを示したとした。AlphaGoは今までの2局では現れなかった、コンピュータには判断が難しいとされてきたコウでもミスは犯さなかった。安とOrmerodは、白148が特に注目に値すると考えた。複雑なコウ争いが起きているなか、AlphaGoはコウ争いに勝てると自信を見せ、上辺の大場に先着したのである。 黒番の李は高中国流を採用したが、AlphaGoは白12と黒の大模様に打ち込んでいった。李としてはこの白を厳しく攻めて得を図りたいところだったが、AlphaGoに簡単にサバかれてしまった。安は李の黒31が敗着であった可能性が高いとしており、アメリカ囲碁協会のAndy Jacksonは勝敗が黒35の時点で既に決していたと判断した。AlphaGoは白48から碁の主導権を握り、李は守勢を余儀無くさせた。李は黒77・79と反撃したが、AlphaGoは白90まで局面を簡明にすることに成功した。AlphaGoは下辺に大きな地模様を作り、白102から112まで、右辺や左上の白石の強化に回った。安は一連の進行を「洗練されている」と表現した。李は黒115から下辺の白地を荒らしに行ったが、AlphaGoは適切に対応した。黒131から複雑なコウを仕掛けたが、AlphaGoのミスを誘うことはできず、176手目に投了した。 99手目まで 100-176手目(122手目は113の位置、154手目は、163手目は145、164手目は151、166手目と171手目は160、169手目は145、175手目は)
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第3局
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「AlphaGo対柯潔」の記事における「第3局」の解説
5月27日に行われた。第2局に引き続き、Masterの黒番、柯潔の白番である。 99手目まで 100手目から199手目まで 200手目から209手目まで 第3局は柯潔が勝機を見出すチャンスをつかむことなく、Masterの勝利に終わった。柯潔が対局中に苦悩の涙を見せるシーンもあった。試合後の会見では、自身のミスについて語るとともに、対局に対する強い緊張などについても吐露した。
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