きょう‐ごう〔キヤウガフ〕【競合】
競合
競合
別名:コンフリクト
【英】conflict
競合とは、複数のプログラムが並行して動作するコンピュータシステム内において、複数のタスクが同時に同じデータファイルやデータベースにアクセスしようと争うことである。
競合は、複数のタスクがあるデータを同時に読み取るような場合は問題ないが、一方のタスクの読み取り作業と、他方のタスクのデータ更新(書き込み作業)が同時に行われたりすると、対象となるデータの整合性がとれなくなってしまい、問題が生じる。また、双方のタスクが同時に書き込み作業を行う場合でも問題が生じる。
こうした状況を避けるために、コンピュータシステムでは通常、1つのタスクがあるデータにアクセスしている間は、他のタスクは同じデータにアクセスできないように、アクセス権によって制御している。
参照リンク
IEEE Xplore - (英文)
競合
競合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 17:37 UTC 版)
この運河がニューヨーク市へ旅行者を運んだように、フィラデルフィアやボルティモアの港からも運んだ。これらの市や州はエリー運河と競合する手段を採用した。ペンシルベニア州ではメインライン・オブ・パブリック・ワークスが運河と鉄道を組み合わせ、フィラデルフィアからオハイオ川のピッツバーグまでは1934年に開通させた。メリーランド州では、ボルティモア・アンド・オハイオ鉄道がやはりオハイオ川のウエストバージニア州ホイーリングまで走り、1853年に完成した。 競合はニューヨーク州の中にも生じた。モホーク・アンド・ハドソン鉄道が1831年に開通し、オールバニとスケネクタディとの間の運河部分で速度を補うようになった。他にも鉄道路線が認可され建設されるようになり、1842年にはバッファローまで全通した。この線は1853年にニューヨーク・セントラル鉄道とオーバーン道路となった。鉄道は運河と同様に一般の用途に供したが、速く移動できることから旅行客は鉄道に切り替えていった。しかし、1852年には運河を通して運ばれる貨物量はニューヨーク州のすべての鉄道を併せたものの13倍に達した。この鉄道との競合は、通航料が廃止された1882年まで続いた。 ニューヨーク=ウエストショア=バッファロー鉄道が1884年に完成し、エリー運河とニューヨーク・セントラル鉄道ともほとんど平行に走るようになった。しかし、この鉄道は破産し、翌年にはニューヨーク・セントラル鉄道に買収された。 1905年、ニューヨーク州バージ運河の建設が始まり、1億100万ドルを掛けて1918年に完成した。貨物輸送量は1951年には520万米トン (470万メトリックトン)まで達したが、これ以降は鉄道と自動車との競合で減少している。
※この「競合」の解説は、「エリー運河」の解説の一部です。
「競合」を含む「エリー運河」の記事については、「エリー運河」の概要を参照ください。
競合
「競合」の例文・使い方・用例・文例
- 競合会社を打ち負かす
- この理論は非競合的な市場には当てはまらない。
- その国は世界市場で不競合的だ。
- 3Cとは、顧客、競合、自社の3つの観点から考える経営戦略の枠組みです。
- 新しいショッピングモールを建設するにあたっては、既存競合先の分析を含める集中的なフィージビリティスタディが行なわれるべきである。
- 我々は、新規企業を立ち上げるために他社の競合分析を行う。
- 業界内の競合企業との対立が原因で企業が超過利潤を得ることが困難になると業界の魅力は減少する。
- 我が社は、競合他社に勝つために差別化戦略を用いてシェア拡大を目指します。
- その会社は、他社と競合しなくてすむように、独占交渉権を与えてもらった。
- 何らかの対策を講じなければ、どんどん顧客は競合他社の方に逃げてしまう。
- プレスリリースによれば、競合他社の新しいノートパソコンにはSSDが採用されているとのことだ。
- 競合他社から期間限定で鶏肉を使ったハンバーガーが販売開始された。
- 以上のことから考えるに、競合のA社は通期で赤字になると予想されます。
- ドミナント戦略の目的は新規顧客の獲得というよりは競合他者の駆逐にあるといえる。
- 競合の最近の動きについてご報告致します。
- もし私たちの競合会社と彼らの間に繋がりが無いのであれば……
- 競合他社状況
- 競合他社の台頭
- 彼らは競合との価格競争にさらされている。
- 競合に遅れをとった。
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