しょうわ‐てんのう〔セウワテンワウ〕【昭和天皇】
昭和天皇 武蔵野陵
(しょうわてんのう むさしののみささぎ)
昭和天皇
昭和天皇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 09:53 UTC 版)
昭和天皇は、公的に一度も主張しなかった神格を放棄することに反対ではなかった。しかし、天皇の神聖な地位のよりどころは日本神話の神の子孫であるということを否定するつもりもなかった。実際、昭和天皇は自分が神の子孫であることを否定した文章を削除した。さらに、五箇条の御誓文を追加して、戦後民主主義は日本に元からある五箇条の御誓文に基づくものであることを明確にした。これにより、人間宣言に肯定的な意義を盛り込んだ。1977年(昭和52年)の記者会見にて、昭和天皇は「神格の放棄はあくまで二の次で、本来の目的は日本の民主主義が外国から持ち込まれた概念ではないことを示すことだった」と述べた。
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