改造・仕様変更(0番台)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 10:02 UTC 版)
「JR北海道789系電車」の記事における「改造・仕様変更(0番台)」の解説
札幌圏への転用改造 2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で特急「ライラック」に転用されるのに合わせ、2016年(平成28年)6月から基本編成を組成するHE-100編成・HE-200編成各6本に順次改造が実施された。 運転台関係では、保安装置が津軽海峡線用のATC-Lから1000番台と同じATS-DNに変更されたほか、抑速ブレーキが必要なくなることからマスコン関係機器の改造が行われた。ブレーキ装置は道央圏で使用する合金鋳鉄制輪子(乙32改F振子)に交換され、それに伴いブレーキテコ比も変更された。また、先頭車両のスカートが加工され、増結時に使用していたジャンパ連結器も撤去されている。 車体に関しては、戸袋戸先にヒーターが増設され、運転台の熱線ガラス電源容量を増加することで耐寒耐雪性が向上した。また、主電動送風機 (MMBM) の雪の吸入量を減少させるために車体側面部に設置されていた主電動機冷却用のルーバーが塞がれ、新たな吸気口が1000番台と同じ車体外妻上部に増設された。 外装については、基本的なカラーリングは変更されていないが、客用扉の塗装境界部に描かれていた津軽海峡の地形図をデザインした帯や、先頭車両の前頭部側面に配されていた"HEAT789"のロゴマーク、さらに各車の妻面に書かれた編成記号や車種の表示が消されている。また、前面表示器が従来の幕式から1000番台と同じフルカラーLED表示に変更された。 内装については大きな改造点はなく、グリーン室もそのまま残されているが、客室内の青函トンネルに関する表記やステッカーが撤去された。 なお、増結用のHE-300番台編成4両については転用計画は示されておらず、函館運輸所で保留車となっていたが、2018年(平成30年)8月2日に苗穂工場へ回送となった。 特急「ライラック」用ラッピング 2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で特急「ライラック」に転用されるのに合わせ、基本番台の基本編成6本にそれぞれ札幌駅 - 旭川駅間や稚内・網走方面の観光素材をデザインしたラッピングが実施された。ラッピングは先頭車両の側面に施され、編成ごとに北海道の観光地や名所、自然、動物、名産をイメージした4種類のイラストが描かれる。各編成とラッピングのテーマは編成表参照。 うち「旭川エリアの観光素材」をラッピングした編成(HE-106編成 + HE-206編成)については、2017年(平成29年)6月上旬から2018年3月下旬まで、旭山動物園開園50周年記念事業ロゴを貼り付け運転された。
※この「改造・仕様変更(0番台)」の解説は、「JR北海道789系電車」の解説の一部です。
「改造・仕様変更(0番台)」を含む「JR北海道789系電車」の記事については、「JR北海道789系電車」の概要を参照ください。
改造・仕様変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:02 UTC 版)
「国鉄EF65形電気機関車」の記事における「改造・仕様変更」の解説
本節では、JR貨物所有機(一部国鉄時代もあり)を中心に施工された様々な改造・仕様変更について記述する。
※この「改造・仕様変更」の解説は、「国鉄EF65形電気機関車」の解説の一部です。
「改造・仕様変更」を含む「国鉄EF65形電気機関車」の記事については、「国鉄EF65形電気機関車」の概要を参照ください。
- 改造・仕様変更のページへのリンク