おう‐らい〔ワウ‐〕【往来】
往来
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:58 UTC 版)
林羅山に連なる家系で、代々学者の家柄である。林家の次男として東京神田に生まれる。 幼少時代を神奈川県愛甲郡古沢村(現厚木市)で過ごし、古渓の筆名はこの古沢村から採ったという。 10歳の時に父を失って以来、池上本門寺に入って修行。さらに哲学館(現東洋大学)に入学すると国漢を学んだ。漢詩に非凡な才を見せたが、一方で新体詩のグループを作っては積極的に活動を始めた。卒業後、同校付属の京北中学校で国漢科教員となり、生徒たちから「達磨さん」と呼ばれて慕われたという。 30歳を過ぎてから東京音楽学校分教場や第一外国語学校(イタリア語)でも学んでいる。東京音楽学校で学んでいたときに牛山充と知り合う。 雑誌『音楽』は1910年に創刊し、牛山は在学時代からその編集に携わっており、古渓は文才を買われ、彼のためにほぼ毎月作曲用の詩歌を寄稿していた。 『はまべ』(後の『浜辺の歌』)を『音楽』に掲載した理由は、牛山は後輩の成田為三に作曲の試作として古渓の『はまべ』の詞を勧めたという。辻堂東海岸を思い出し作詞したというのが一般的な説であるが、異論も多い。 国立国語研究所所長、国語学会代表理事などを務めた林大は長男。
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往来
「往来」の例文・使い方・用例・文例
- この川は船が往来できるほどは深くない
- 往来の多い道路
- 車の往来による震動
- 外国往来船とは、貨物の輸出入を行うために日本と外国を行き来する船舶のことです。
- 大型車両の往来があると近隣住民や子供に対して危険です。
- 車の往来が激しい。
- 多くの人が往来する。
- 私は往来で財布を拾った。
- その通りは人や車の往来がなかった。
- ここは車の往来が激しい。
- 車の往来のない街路.
- かすかに聞こえる人や車が往来するざわめき.
- 往来する車の大きな騒音.
- 彼は車の往来する中を縫うようにして進んだ.
- 往来の激しい通りを走るときの車の運転には特に注意しなければならない.
- 旅行者の往来.
- 雪が積もって人の往来も途絶えた.
- その老人は一日中往来を眺めていた.
- 往来陸続として絶えず
往来と同じ種類の言葉
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