おおとり‐けいすけ〔おほとり‐〕【大鳥圭介】
大鳥圭介 おおとり けいすけ
兵庫生まれ。幕臣、官僚。父は医師。岡山藩の閑谷学校で漢学、適塾で医学、江川塾で西洋砲術を学ぶ。幕府に用いられ歩兵奉行に進む。戊辰戦争では榎本武揚と共に函館五稜郭で抵抗するが降伏し、投獄。明治5年(1872)に出獄後、新政府に出仕。工部大学校長、元老院議官などを経て、19年(1886)から学習院長となる。22年(1889)清国公使として赴任。のち朝鮮公使を兼任。日清戦争開戦の端をつくる。
キーワード | 政治家, 官僚 |
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- 著作等(近代デジタルライブラリー収載)
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- 石炭編. [1], [2] / 大鳥圭介著 開拓使, 明13.10 <YDM67404>
- 阿膠編 / 大鳥圭介著 開拓使, 明13.10 <YDM64601>
- 木醋編 開拓使, 明13.10 <YDM67601>
- 山油編. [1], [2] / 大鳥圭介著 開拓使, 明13.10 <YDM67379>
- 堰堤築法新按 / 大鳥圭介訳 丸家善七, 明15.4 <YDM66066>
- 武蔵国並東京古今沿革図識 / 大鳥圭介著 丸善, 明19.6 <YDM27265>
- 長城游記 / 大鳥圭介著 丸善, 明27.12 <YDM26633>
- 如楓家訓 / 大鳥圭介著 大鳥圭介, 明41.9 <YDM10504>
- 幕末実戦史 / 大鳥圭介著 ; 中田蕭村編 宝文館〔ほか〕, 明44.4 <YDM202332>
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大鳥圭介
大鳥圭介
大鳥圭介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 16:06 UTC 版)
在朝鮮公使。1893年6月、天津条約に基づき海軍陸戦隊400人を率いて漢城に駐屯。清の袁世凱との会談が成立し双方の撤兵で合意したかに思われたが、政府方針を察し開戦工作に加わる。
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適塾の人物 | 長與專齋 福澤諭吉 大鳥圭介 橋本左内 武田斐三郎 |
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日本の工学者 | 姫野龍太郎 石島辰太郎 大鳥圭介 前川仁 米澤明憲 |
日本の写真家 | 木原和人 新井由己 大鳥圭介 大北浩士 板垣由雄 |
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日本の外交官 | 須磨弥吉郎 福井淳 大鳥圭介 鍋島直大 森島守人 |
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