勇壮
読み方:ゆうそう
「勇壮」とは、勇ましくて元気がよいことを意味する表現。
「勇壮」を使った四字熟語には、「勇壮活発」や「勇壮無比」などがある。また、「勇壮」の対義語は、「気が弱くて消極的な様子」や「些細なことを恐れてビクビクするさま」などを指す「臆病」「弱虫」となる。
「勇壮感」は、辞書などに掲載がある言葉ではなく、「勇壮」を使った造語である。「勇壮」に、感情や感覚を表す「〜感」という表現を付けた言葉で、「勇ましくて元気な感覚・状態」を意味している。
「勇壮無比」とは、「たくましく勇気があって何事も恐れないようす」を表した四字熟語である。「無比」という言葉には、「他に比べるものがないこと」という意味があるため、「勇壮」の意味と組み合わさって「たぐいまれな強さ」を表している。意味が似ている四字熟語には「勇猛無比」があり、どちらも同じ意味で使われている。
「勇壮活発」とは、「勇ましくて元気なこと」を表現するための四字熟語である。「活発」には、「生き生きとしていること」や「元気で勢いがよいさま」という意味があり、「勇壮」と組み合わさることで「元気盛んな勇ましさ」を表している。似た意味を持つ四字熟語には、「勇猛果敢」がある。
・弱気にならずに勇壮な気持ちを持って挑んでいきたい。
・彼らは最後まで諦めずに勇壮に戦った。
・彼が困難な状況に勇壮に立ち向かう姿は皆を感動させた。
・若者たちが繰り広げる勇壮な物語に釘付けになる。
・祭りの最大の見せ場は勇壮華麗なパレードである。
・勇壮無比な活躍をした選手たちに心からの拍手を送る。
・勇壮無比な武将たちの様子を見て敵は逃げ出した。
・たくさんの鳥が大空を勇壮活発に飛び回っている。
・彼の持ち味は優れた歌唱力と勇壮活発なダンスにある。
「勇壮」とは、勇ましくて元気がよいことを意味する表現。
「勇壮」とは・「勇壮」の詳しい解説
「勇壮」とは、「勇ましくて盛んであること」や「元気なさま」を意味する言葉である。たくましくて勇気のある人や、頼もしく強い人など、人柄や行為に対して使われることが多い。そのほかにも、勇ましく力強い印象を与える音楽や文章など、芸術分野における表現にも用いられることがある。「勇壮」を使った四字熟語には、「勇壮活発」や「勇壮無比」などがある。また、「勇壮」の対義語は、「気が弱くて消極的な様子」や「些細なことを恐れてビクビクするさま」などを指す「臆病」「弱虫」となる。
「勇壮」の発音・読み方
「勇壮」の読み方は「ゆうそう」である。「勇」は「ゆう」、「壮」は「そう」と、両方の漢字を音読みにして組み合わせるのが一般的である。「勇壮」は人名として使われる場合にも「ゆうそう」と読むことが多いが、まれに訓読みを組み合わせて「いさたけ」と読む場合もある。「勇壮」の語源・由来
「勇壮」の語源は、「勇」と「壮」の漢字の成り立ちに由来する。「勇」という漢字は、「力が体の内側から突き出て注ぎ込まれる様子」や「力があふれて奮い立つこと」を表す形声文字である。一方、「壮」は、左側の部分が机を描いたもので「長くて高い様子」を表す。右側の部分は、「小さなまさかり」の形を表していて、「背が高くて体が丈夫な男性」を表現している。「勇」と「壮」の漢字が持つこれらの意味を合わせて、「勇壮」の意味につながっている。「勇壮」と「雄壮」の違い
「勇壮」と同じ読み方をする熟語には「雄壮」があり、いずれも「活気のあるようす」や「元気なさま」を表している。一方で、「雄壮」の「雄」には「生物のオス」や「男らしい」という意味があり、「雄壮」の意味にも反映されている。そのため、「雄壮」は「勇壮」よりもさらに「雄々しい」ニュアンスが強くなり、勇ましくて元気なさまには「勇壮」、男らしく盛んであるさまには「雄壮」を用いるといった使い分けをするとよい。「勇壮」の類語
「勇壮」と同じ二字熟語の類語には、「ひるむことなく物事に積極的にむかっていくさま」を意味する「勇敢」、「積極的で決断力に富むさま」を意味する「果敢」、「たくましい動作や顔つき」を意味する「精悍」などがある。また、「勇壮」と似たような意味合いを持つ形容詞としては、「雄々しい」「凜々しい」「勇ましい」などがあり、いずれも「危険や恐れに対して強く向かっていくことができるさま」を表していることが共通している。「勇壮」を含む熟語・言い回し
「勇壮感」とは
「勇壮感」は、辞書などに掲載がある言葉ではなく、「勇壮」を使った造語である。「勇壮」に、感情や感覚を表す「〜感」という表現を付けた言葉で、「勇ましくて元気な感覚・状態」を意味している。
「勇壮無比」とは
「勇壮無比」とは、「たくましく勇気があって何事も恐れないようす」を表した四字熟語である。「無比」という言葉には、「他に比べるものがないこと」という意味があるため、「勇壮」の意味と組み合わさって「たぐいまれな強さ」を表している。意味が似ている四字熟語には「勇猛無比」があり、どちらも同じ意味で使われている。
「勇壮活発」とは
「勇壮活発」とは、「勇ましくて元気なこと」を表現するための四字熟語である。「活発」には、「生き生きとしていること」や「元気で勢いがよいさま」という意味があり、「勇壮」と組み合わさることで「元気盛んな勇ましさ」を表している。似た意味を持つ四字熟語には、「勇猛果敢」がある。
「勇壮」の使い方・例文
・鼓笛隊による勇壮な曲が流れる中で軍隊が行進した。・弱気にならずに勇壮な気持ちを持って挑んでいきたい。
・彼らは最後まで諦めずに勇壮に戦った。
・彼が困難な状況に勇壮に立ち向かう姿は皆を感動させた。
・若者たちが繰り広げる勇壮な物語に釘付けになる。
・祭りの最大の見せ場は勇壮華麗なパレードである。
・勇壮無比な活躍をした選手たちに心からの拍手を送る。
・勇壮無比な武将たちの様子を見て敵は逃げ出した。
・たくさんの鳥が大空を勇壮活発に飛び回っている。
・彼の持ち味は優れた歌唱力と勇壮活発なダンスにある。
ゆう‐そう〔‐サウ〕【勇壮】
「勇壮」の例文・使い方・用例・文例
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