休業とする業種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:17 UTC 版)
日本の不動産業者やUR都市機構の営業所、住宅メーカーなど、多くの地域では定休日にすることがある。これは週の中間なのでちょうどよい水曜日を定休日としている説と、週末を現地案内や契約、週明けを契約書類の作成にあてるため水曜日を定休日としている説と、俗説として契約が「水」に流れるのを嫌うからという説もある。ただし不動産業者によっては地域によって異なり、水曜日と日曜日を休業としている地域もある。また、長野県では火曜日を定休日にしており、北日本地域などでは日曜日を定休日としている。これは不動産業者が物件を紹介する際に他の会社が休んでいると仕事にならないため、定休日を一律としている。 同様の傾向は自動車販売店(カーディーラー)などにおいても見られるが、定休日は運営会社の方針で定めているため、理髪店や美容院のように組合や業界で定めていたりかつての大型小売店のように法令で定めているわけではないので、必ずしもこれらの業種全てが水曜定休というわけではない。カーディーラーによっては月曜日ないしは火曜日が休業とするところがある。 市場では水曜日を休業している。これに関連して水曜日を定休日としているサービス業もあり、鮮魚店と青果店、チェーン店を除く飲食店などでこの傾向がみられる。 大手スーパーではイオングループ(旧ジャスコ・旧ダイエー)は水曜日を定休日としていた(その他のスーパーは火曜日がほとんどであった)。 開業医が運営する医療機関(医院・診療所)でも半日ないしは全日休診とするところがある。休診日の設定は医療機関の権限で自由に定めることができるため(行政が関与できるものでもない)、必ずしも全ての医療機関が水曜日を休診にしているわけではないが(水曜日、日曜日以外では木曜日が多い)、これは医療界特有の事情であり、土曜日に診察する医療機関が多くその振り替えもあることと、医療機関が所属している学会や勉強会が水曜日に開催されるところがあるためとされている。
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休業とする業種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 00:06 UTC 版)
日本のプロ野球においては月曜日は原則として予備日であるため、休養日としている。なお、パ・リーグでは2001年から2005年まで月曜日に試合を開催していた(マンデーパ・リーグも参照)。 組合に加盟している理容店のほとんどは月曜日を定休日としていた ので、組合主催の講習会などが開かれる事もある。ハッピーマンデー制度や適正化規定の廃止によって事情が変わってきた。 銭湯も月曜日は利用者が少ないため、月曜定休が多い。東京都浴場組合ではオイルショック以降、燃料が入手しづらい時期が続き、週1回の休みが義務づけられた。 飲食店では土日が書き入れ時となるため、それを過ぎた月曜日を定休日にしているところがある。 公共図書館は月曜日を休館日とすることが多い。『図書館読本』(本の雑誌社、2000年、ISBN 4-938463-85-7)が行なったアンケートによれば、1998年時点で月曜日を休館日としている公共図書館は426館、割合にして全体の75%に上っている。なお、次点で火曜日(44館)、日曜日(27館)と続く。これは、一般社会では休業することの多い日曜日に開館する代わりに翌日を振替休日として休館とするためである。ただし、指定管理者制度の導入で休館日の削減を図っている図書館も存在しており、「月曜日すなわち休館日」は過去のものになりつつある。公共図書館の休館日をまとめた逐次刊行物として『日本の図書館 統計と名簿』があり、CD-ROM版も発売されている。 博物館や美術館、観光施設の多くも月曜日を休館(休業)日としている。月曜日が国民の祝日や振替休日の時は開館して火曜日など次の平日が休館日になるところが多い。ただし、2020年代では「学校の振替休日が月曜日に設定されることが多いこと」「有給休暇取得が容易になったこととも相まって、日曜日から月曜日の泊りがけの旅行が増えたこと」などの事情から、火曜日などに変更する施設も現れている。
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