きぎょう‐ねんきん〔キゲフ‐〕【企業年金】
企業年金
【英】:Business Annuity
企業が従業員向けに導入する私的年金制度で、国が運営する国民年金や厚生年金保険等の公的年金の補完として位置づけられる。
将来受ける年金額を決めておく「確定給付型」と掛け金を決め運用成績で給付額が変わる「確定拠出型」がある。確定給付型は厚生年金の一部を代行運用もする「厚生年金基金」と代行運用がない「確定給付企業年金」が代表的である。
公的年金の給付水準が下がる中、公的年金を補完する企業年金の充実が課題で、厚生労働省は今国会に提出した年金改革法案には企業年金の積立金を転職先に移せる仕組みや確定拠出年金(日本版401k)の掛け金引き上げなどを盛り込んだ。
企業年金
企業年金(きぎょうねんきん)
企業年金
企業年金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 19:10 UTC 版)
詳細は「企業年金」を参照 企業年金は、伝統的には従業員が在職中に拠出した年金資金を元に企業が運用し、一定年齢に達した退職した従業員に終身支給する確定給付年金が主流であるが、近年は、より長生きする退職した従業員への巨額の年金支払いがGMなどの巨大企業の破綻の原因となり、また労働者の就職スタイルの変化(転職を繰り返す)などで、企業にとって負担額が予測可能で労働者にとってポータビリティがある確定拠出型個人年金にシフトしつつある。
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