京焼・清水焼
京焼・清水焼 |
きょうやき・きよみずやき |
陶磁器 |
飲食器、花器、茶器、香道(こうどう)用品 |
始まりは平安時代以前に遡りますが、平安京の造営と同時に本格的に焼き物作りが始まりました。それ以来、京都は優れた陶工と名品を次々に輩出しています。17世紀には仁清(にんせい)や乾山(けんざん)という名陶工が現われ、19世紀には頴川(えいせん)が磁器の焼成に成功し、加えて木米(もくべい)、保全(ほぜん)、仁阿弥(にんなみ)等の名工らがめざましく活躍しました。明治時代に入り、ドイツ人の工芸家ワグネルを招いたことを機に、諸外国の技術が取り入れられ、京焼・清水焼はどんどん発達していきました。 |
京都府 |
昭和52年3月20日 |
伝統を重視した繊細、優麗、巧緻な器と、現代の暮らしに潤いを与えるにふさわしい斬新な器とが共存し、それぞれが独特の雰囲気を保っています。 |
京焼・清水焼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 22:35 UTC 版)
伝統的工芸品産業の振興に関する法律にもとづいて指定された「経済産業大臣指定伝統的工芸品」および、京都府伝統と文化のものづくり産業振興条例にもとづいて認証された京都府知事指定伝統工芸品(京もの指定工芸品)における名称は、「京焼・清水焼」となっている。
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