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上山田(かみやまだ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 00:47 UTC 版)
苦無神社(くなし)と弥刀神社(みと)を氏神とする。2社に共通する伝説として、享保年間以前に苦無神社が所在した小字小宮付近の沼に、民を苦しめる大蛇が住み、少名彦命がこれを退治したところ、蛇体から刀剣が現れたので、これを弥刀神社に奉じたという。苦無神社の祭神は少名彦命、弥刀神社の祭神は水の戸を守りけがれを祓い清める神である速秋津日子命が祀られている。縁の深い神社であり、祭礼は2社合同で行う。 苦無神社の境内にはかつて狂言の舞台があったが、1927年(昭和2年)の北丹後地震で倒壊し、失われた。また、古くは「笹囃子」の芸能があり、昭和期の例祭では芸屋台や子どもの楽屋台とともに奉じられたと記録されるが、現在は行われていない。2019年(平成31年)時点で、これらの芸能は小ぶりな囃子太鼓の屋台「苦無山」と笛によって奏される「砂切(しゃんぎり)」に形を変え、奉納されている。加悦谷祭の奉納で「砂切」を行うのは、苦無神社氏子のみとなっている。 弥刀神社は山田城址の丘陵地の麓に鎮座する式内社である。祭礼行事には、古くは「笹囃子」があり、神楽、担い屋台などがあった。昭和期には太刀振りが主役になっており、小学3年生くらいの男児から、中高生、青年男子が振子となる。振子たちは例祭前には精進潔斎を行い、身を清めるために滝水に打たれて参加したとも記録される。 祭事の担当は以下の通り。 砂切「苦無山」 - 苦無神社氏子 太鼓屋台巡行 太刀振り「弥刀山」 - 弥刀神社氏子 ウィキメディア・コモンズには、苦無神社(山田区)に関するカテゴリがあります。 ウィキメディア・コモンズには、弥刀神社(山田区)に関するカテゴリがあります。 砂切の奉納(苦無神社) 本宮で参拝者にまかれる「餅」。もち米を炊いて丸めたもの。 町内の巡行(弥刀神社氏子) 町内の巡行「道振り」 太刀振りの拍子をとる太鼓屋台
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