三条家
三条家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/31 03:27 UTC 版)
東京・麹町に住む、零の母方の実家。旧華族の資産家(ただし内情はすでに火の車)。3巻目に登場。 三条成臣(さんじょう なるおみ) 零の祖父に当たる、三条家当主。かなりの暴君で、家族ですらその顔色を窺いながら暮らしている。身分や体面といったものを重要視するため、娘である園子の恋人が気に入らず、結果として駆け落ちされる。その後、零を残して夫婦が事故死した際、一応の礼儀として連絡を入れた桐原家に対し「娘は勘当された身だから、その娘の産んだ子はこちらで引き取るつもりはない」というような内容の発言をし、桐原家の怒りを買った。 体を壊したと偽って、家人を使って零に縁談を持ちかけ、強引に三条家の人間にしようとした。 三条行成(さんじょう ゆきなり) 三条家長男。病気を疑うほどに貧相で存在感の薄い男。 三条頼寛(さんじょう よりひろ) 三条家次男。次男の頼人(よりひと)に縁談を持ち込まれた。 武者小路充子(むしゃのこうじ みつこ) 三条家次女。頼人に持ち込まれた縁談の相手は、彼女の夫の姪。頼人の代理である零の付き添い役を務める。
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