まぐろ
「まぐろ」とは、スズキ目サバ科マグロ属の海水魚を意味する表現である。
「まぐろ」とは・「まぐろ」の意味
「まぐろ」とは、スズキ目サバ科マグロ属に分類される海水魚である。漢字では「鮪」と表記され、クロマグロ、キハダマグロ、メバチなど様々な種類があるのが特徴だ。さっぱりとした味なので、日本では寿司、刺身、焼き魚など色々な調理方法で食されている。また、「まぐろ」には「電車の人身事故による轢死体」という違う意味もある。轢死体が頭や尾を切られて魚市場に転がるマグロを連想させることから、鉄道事故の遺体を「まぐろ」と呼ぶようになった。「まぐろ」の語源・由来
「まぐろ」は、眼が黒いことが名前の由来となっている。 一口にまぐろといっても多数の種類があるが、どの種類も眼が真っ黒なのが特徴だ。それで「眼黒」と呼ばれるようになり、そこから転じて「まぐろ」と言われるようになった。「まぐろ」の熟語・言い回し
人間マグロとは
「人間マグロ」とは、休むこともなく必死に働き続けている人のことを意味する表現である。まぐろという魚は、泳いで口に海水を入れることで酸素を取り入れている。すなわち、泳ぎをやめてしまうと呼吸ができず、やがて窒息死してしまうのだ。このため、生まれた日から死ぬ時まで、眠っている時でさえも一度も休むことなく泳ぎ続ける必要がある。しかも、まぐろは水中生物として遊泳スピードがかなり速く、最高時速160kmで泳ぎ続けることが可能だ。このようにスピーディーに昼夜問わずに泳ぎ続けるまぐろの性質に例えて、休まずに一生懸命に働いている人のことを「人間マグロ」と呼ぶようになった。
マグロ人間とは
「マグロ人間」とは、高知県のゆるキャラのことである。切断された頭部と人間の胴体を合体させたデザインが特徴的だ。見た目のインパクトがあまりにも強烈なので、あっという間にネットで広まって人気者となった。「マグロ人間」は、ゆるキャラ業界に革命をもたらす「グロゆるキャラ」として注目されている。
まな板の上のマグロとは
「まな板の上のマグロ」とは、幻冬舎から発行された下関マグロ氏によるエッセイ本である。自身の電話番号、住所や写真などを雑誌広告で露出した話など日常の面白い話が綴られている。
マグロ大学とは
「マグロ大学」とは、近畿大学のことを指す言葉である。近畿大学は世界で初めてまぐろの養殖に成功した実績があるから、称賛の意味を込めて「マグロ大学」と呼ばれるようになった。
冷凍マグロとは
「冷凍マグロ」とは、水揚げ後、エラや内臓を取った後、マイナス60度で急速に冷凍されたまぐろのことである。急速冷凍することで、鮮度の劣化を防ぐことが可能だ。
マグロのように働くとは
「マグロのように働く」とは、「昼夜問わずに必死に働く」という意味の表現だ。そもそも魚というのは、エラを動かすことで酸素を取り入れる性質がある。しかし、まぐろにはエラを動かす筋肉がないので、口を開けて泳ぐことで新鮮な酸素を体に取り込んでいる。よって、泳ぐのを止めると酸素を取り込めず、窒息死してしまうのだ。一生涯にわたって生きるために泳ぎ続けなければならず、このようなまぐろの生態から「一生懸命に働いている人」を「マグロのように働く」と形容するようになった。
マグロ女とは
「マグロ女」とは、性行為に対して常に受け身で反応も悪い女性を意味する比喩的表現だ。冷凍マグロが市場で横たわっている状態に喩えて、性行為中に微動だにせず無反応な態度の女性を「マグロ女」と呼ぶようになった。一般的にネガティブな意味で用いられる。
本マグロとは
「本マグロ」とは、「クロマグロ」の別名である。黒光りしている美しい見た目から「黒ダイヤ」とも形容され、まぐろの中でも最高級品だ。本マグロは脂がのっていて、赤身やトロの刺身として食べられている。
まぐろ【×鮪】
マグロ
マグロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:29 UTC 版)
「Remember11 -the age of infinity-」の記事における「マグロ」の解説
なぜかシリーズを通して登場する魚。本作品ではスフィアにあった4人乗りのそりがマグロ型をしていた。
※この「マグロ」の解説は、「Remember11 -the age of infinity-」の解説の一部です。
「マグロ」を含む「Remember11 -the age of infinity-」の記事については、「Remember11 -the age of infinity-」の概要を参照ください。
マグロ
出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 13:57 UTC 版)
名詞
まぐろ【鮪】
- スズキ目サバ科マグロ属の魚の総称。
- スズキ目サバ科のマグロ属のこと。
- クロマグロの異名。冬の季語[1]。
- (俗語, 卑語) 性交時に反応の乏しい女性、または能動的でない男性。冷凍マグロ。
- (俗語, 鉄道) 人身事故の轢死体。
翻訳
- アイスランド語: túnfiskur
- アフリカーンス語: tuna
- アラビア語: تونة
- イタリア語: tonno
- イド語: atuno
- インドネシア語: tuna
- 英語: tuna
- エスペラント: tinuso
- オランダ語: tonijn
- カタルーニャ語: tonyina
- ケチュア語: atun challwa
- シチリア語: tunnu
- スウェーデン語: tonfisksläktet
- スペイン語: atún
- タイ語: ปลาทูน่า
- 中国語: 金枪鱼/金槍魚
- 朝鮮語: 참치
- ドイツ語: Thun
- トルコ語: orkinos
- ハイチ語: ton
- フィンランド語: tonnikalat
- フランス語: thon
- ヘブライ語: טונה
- ポーランド語: tuńczyki
- ポルトガル語: atum
- リトアニア語: paprastieji tunai
- ロシア語: тунец
関連語
脚注
「マグロ」の例文・使い方・用例・文例
- 大きいものは重さ400kg以上、体長約3mになります。数年前、1億5,000万円で競り落とされたマグロがありました。
- 彼はビンナガマグロを切り身にした。
- ツナ缶は通常キハダマグロかカツオである。
- 漁師たちは延縄漁業でたくさんのマグロを捕まえた。
- 私はとりわけマグロが大好きです。
- マグロが特に好きです
- マグロの漁獲量は減ってきている。
- サメの皮はマグロの皮よりはるかにざらざらしている。
- マグロ類:温血魚
- マグロ属の釣のための魚ととても大きな海洋食物
- ほとんどのマグロ缶詰の源の大型外洋性マグロ
- 最大のマグロ
- 大きさと特徴がサバとマグロの中間の様々なサバ科の各種の魚
- 大西洋・太平洋の暖海に生息する中型のマグロのような食用魚
- 太平洋産はかなり価値があるが、大西洋産はそれほどでもない、大洋性の群泳のマグロ
- サバ属のマグロ属の重要な温水性の脂肪の多い魚
- 極上の白い肉をもつ比較的小さなマグロ
- 非常に大きなマグロの肉
- マグロから得られる油
- ブリやマグロなどをとるのに使う大型の袋網
マグロと同じ種類の言葉
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