トルストイ【Aleksey Konstantinovich Tolstoy】
読み方:とるすとい
[1817〜1875]ロシアの詩人・小説家・劇作家。ロシア象徴派の祖と目され、叙情詩のほかに、多彩なジャンルで活躍した。歴史小説「白銀公爵」、史劇「皇帝フョードル=イワノビチ」「皇帝ボリス」など。
トルストイ【Aleksey Nikolaevich Tolstoy】
トルストイ
トルストイ 【Tolstoi】
トルストイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/03 09:48 UTC 版)
トルストイ(Толстой、Tolstoy)は、ロシアの姓の一つ。日本では単に「トルストイ」と言った場合、レフ・トルストイ(いわゆる「大トルストイ」)を指すことが多い。
トルストイ姓の著名人には、主に以下の人物がいる。
- アレクサンドル・オステルマン=トルストイ(1771年 - 1857年) - ロシアの貴族、ナポレオン戦争期の将軍。
- レフ・トルストイ(1828年 - 1910年) - 19世紀から20世紀初頭のロシアの作家。代表作は『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』など。
- アレクセイ・コンスタンチノヴィッチ・トルストイ(1817年 - 1875年) - 19世紀ロシアの作家。代表作は『白銀公爵』(『セレーブリャヌイ公爵』)など。レフとは又従兄弟に当たる。
- アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ(1883年 - 1945年) - 20世紀前半のロシアの作家。作品に『苦悩の中をゆく』、『アエリータ』など。しばしばアレクセイ・コンスタンチノヴィッチと混同される。
- ドミトリー・トルストイ(1823年 - 1889年) - 帝政ロシアの政治家。文部大臣、内務大臣を歴任。
- ヴィクトリア・トルストイ(1974年 - ) - スウェーデンの歌手。
トルストイ家も参照。
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トルストイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:19 UTC 版)
作家レフ・トルストイはヘブライ語で旧約聖書を読んだが、戒律と愛との関係においてユダヤ教とキリスト教は根本的に対立するとしており,ユダヤ教の選民思想については「民族的思い上がり」と批判する一方で、ユダヤ教は我々の似非キリスト教共同体の道徳よりも高いと述べるなど、アンビバレントな評価をしていた。しかし、死去するまで手紙や日記では反ユダヤ主義的な発言を繰り返した。 ドレフュス事件についてトルストイは「私はドレフュスのことは知らない。だが,私は多くのドレフュスたちを知っており、そうした人々は有罪であった」 とし、この事件は「フランスにとって取るに足らぬ重要性しか持たず、ましてや他の世界には全くといっていいほどつまらぬ問題」で「ロシア人が、ドレフュスという何ら際立ったところもない人間の擁護にかまけているのは、なんともおかしなことだ」とした。 小説『アンナ・カレーニナ』(1877年)では、アンナの兄の貴族オブロンスキが権限を持つユダヤ人に「勝ち誇ったように」就職を拒絶する場面を描いた。 1903年のポグロムについて、自分に言えることがあるとしても出版には適さないと発言した。日露戦争に際して彼は、ロシアの敗走ではなく「偽キリスト教文明の敗走」だったとして「芸術・科学的活動において、金銭を得て成功するための戦いにおいて、ずっと前から崩壊は始まっていた。ユダヤ人はそれらの活動において、あらゆる国々ですべてのキリスト教徒に打ち勝った」として、日本がユダヤ人と同じように行動していると日記に書いた。 1906年、トルストイはヒューストン・ステュアート・チェンバレンの著書『19世紀の基礎』を、キリストがユダヤ人ではなかったことを証明したと賞賛した。
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