いっ‐せ【一世】
いっ‐せい【一世】
ひと‐よ【一世】
一世
一世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 09:36 UTC 版)
日本で生まれた後に海外へ移住した世代の人間は、「一世(issei)」と呼ばれている。1930年代に「issei」という言葉は、移住者を意味する英語「immigrant」に代わって、一般的に使われるようになった。この新しい言葉は、彼らの自身に対する見方が変わったことを例示するものであり、定住に伴う精神面での変化や独自のコミュニティを持つこと、新しい国に所属するという考えを表している。 一世は緊密な日系人社会に居場所を求めたことから、その大部分が生涯現地の言葉を習得しなかった。彼らは第二次世界大戦初期の頃に、経済的・社会的に莫大な損失を受け、それに耐えたが、戦後も失われた財産を立て直すことが出来なかった。そのことからも、一世同士で互いを支えあう傾向があった。 新聞・テレビ・映画などのメディアに対しても、自身の子供達とは異なり、日本語のものに頼る傾向があったことから、自身を現地人ではなく日本人と考える傾向があった。
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「一世」の例文・使い方・用例・文例
- 山田太郎がギャグで一世を風靡した
- 彼はエリザベス一世の治世に貴族に列せられた。
- 過去のこの一世紀
- 一世一代の晴れの舞台という言い回しがあるが、これはまさにそれである。
- 彼は臍を固めて一世一代の大事業に乗り出した。
- 百年は一世紀と呼ばれる。
- 結婚式のことだけどさあ、君の一世一代の晴れの舞台なんだから、地味婚などといわないで、パーッと派手にしたらどうなのさ。
- 一世紀半混乱が続いた後に、やっと国王の権威が回復された。
- 1603年、ジェームズ一世が政権の座についたとき、フットボールは再び許可されたのです。
- 一世代前に.
- 第一世代のアメリカ人 《移民であった親から初めてアメリカで生まれ育ったアメリカ人》.
- それは恐らく彼の一世一代の名演説であったろう.
- それは彼女にとって一世一代の(晴れの)日であった.
- エリザベス一世は侍女たちを退けて, 私室で単独でその使者に会った.
- 彼にとってその公演は一世一代の晴れの舞台だった.
- 彼は一世の学者をもって自他共に許している.
- 親子は一世
- 彼は確かに一世の人傑だ
- 偉業を為して一世を驚倒する
一世と同じ種類の言葉
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